先日友人の知り合い関係が代官山にティールームをニューオープンするというので、早速プレ・オープン会に行ってきた。イギリス人のご主人、韓国人の奥様というお茶好き国際カップルが、韓国ソウル店に次いで出店したそう。店内はイギリス人の好きな赤を基調にアンティーク茶器や絵の展示などとっても優雅。もちろんお茶の葉も美しく香りよくディスプレイされている。
そこで私の友人と彼女の友人でお茶(紅茶、日本茶、中国茶とすべて)のインストラクターをしている素敵な女性からいろんなお茶話を聞くうちに、ショッキングなびっくり話を聞いてしまった。
オールマイティーなお茶のエキスパートである彼女は、いろんなサロンを持つほか、今では小学校からも講師の依頼があるそうだ。えっ小学校でお茶なんて優雅ねぇ、、で、どんなことを教えるの?というと、これがのほほんとしている場合ではない内容。
まず生徒にお茶といえばどんな種類があるか知っていかと尋ねると、「○○茶と○○茶と・・」!!! ○○は紅茶でも緑茶でもなく、全てペットボトルの商品名なのだそう。ティーバッグを見せれば、これは一体何?と不思議がる子供達に唖然、本来お茶はお茶の葉があって、それを抽出した温かい飲み物だということをしらない子がほとんどという今の現実に、聞いていて言葉を失ってしまいそうになった。
今時の都会の親は相当忙しいのだろうか、余裕がないのかな、2Lのペットボトルを買ってきて冷蔵庫に入れておけば、簡単に喉を潤すことができる。水道のようにひねれば水、のような感覚でお茶を飲む。いつでも変化しない味を飲む。私は逆に淹れる度に変化する味が楽しいし、ペットボトルはそもそも分別処分が面倒だから買わない(笑・面倒なゴミは大嫌い)。
どちらかといえば私はコーヒー党だけれど、それはある意味コーヒーを入れるひとときが好きで病みつきなのだ、今日はタッピングが甘いからクレマが少ない、とか、ちょっとミルク温めすぎたかなとか、その日そのときの気分や状態を確かめるような感覚はもう子供達にはなくなるのかしら?
これも食育っていうのかなぁ? でも美味しいものを食べる以前に家できちんと食事を作って、会話するって大事なことがなかなかできていないのが現代社会だって、このお話を聞いて読み取れた。五感で味わうショコラの愉しみなんて、将来こんな子供達のままだったらわかるんだろうか?