書こうか随分悩みましたが、
自分の気持ちを整理するために
とりあえず書いてみることにしました。
そして私自身が、同じ経験をされている方のブログなどを読んで
かなり救われた部分も大きいので、
自分の経験を綴ることによって、
同じ経験をした方が、ふとこの日記を読んで、
「辛いのは自分だけじゃない」と心が少しでも軽くなるのなら、
この日記は少しでも意味のあるものになるとの願いを込めて。。
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生まれて初めてお腹に授かった
小さな命がお空へ帰ってから、
今日でちょうど、1ヶ月が経ちました。
8週で、稽留流産でした。
出血や痛みも無く、母体に負担掛けることなく、
お腹の中で、静かに亡くなっていました。
病院では泣きもせず、
淡々と医者の説明を聞いてましたが、
家に帰った途端、防波堤が決壊したかの如く、
止め処も無く涙が溢れ、嗚咽が止まりませんでした。
かけがえのないものを、失ってしまった。
今まで、周りやテレビで流産のこと聞いても
「今回は残念だったけど、また次頑張ればいい」
なんて思ったりしていました。
今思えば、無知で最悪な人でした。
次頑張るとか、そんな問題じゃない。
流産が、一つの命を失うことが、
とても悲しいことだと初めて知りました。
医者に宣告された日は、
皮肉にも、ちょうど入籍6周年記念日でした。
その夜、パンダ氏と あても無くドライブし、一緒に泣きました。
男の人って、生まれるまで父親の自覚が出ないのかと思っていたけど、
パンダ氏も、お腹の赤ちゃんをすごく愛しく思っていたことが伝わってきて、
2人とも同じ思いを共有してると実感できて、すごく嬉しかった。
嬉しいけど、すごく切なかった。
切なかったけど、すごく嬉しかった。
矛盾してるかもしれないけど。
でも、結婚したのがこの人で良かった。。。心底思いました。
初期流産は10〜15人に1人の割合で起こると言われ、
その原因のほとんどが、胎児の染色体異常による自然淘汰だそうです。
私の子も、もともとここまでしか育たない、
何をしても、何をしなくても、助からない命でした。
そういう、運命だったんでしょう。
妊娠する前までは、
子供を持つことに興味があんまり無くて、
子供が生まれた友人を羨ましいと思ったこともほとんど無く、
どちらかというと子供嫌いだった私が、
妊娠して、生まれて初めて
「自分の子が心底愛おしい」
という親バカ感情を知りました。
「子を授かるこの上ない喜び」を知りました。
超音波画像越しにしか会うことは出来なかったけれど、
頭と胴体もちゃんと分かれてて、
手も足も出来ていて、
頭の形がパンダ氏そっくりで、
すごく、すごーく、愛おしくて、可愛かった。
「心臓の動きが確認できません。」と言われ、
引き裂かれそうに辛く、絶望の淵に突き落とされた気持ちでした。
子供は「当たり前」になんて生まれない。
命の誕生は神の領域で、命がけ、
奇跡の連続であることを知りました。
その自分も、奇跡が積み重なって生まれてきたことを知りました。
流産を経験して、両親の深くて温かい愛情を改めて感じました。
手術の日、遠くから駆けつけてくれ、
翌日退院して、家に帰るまでずっと傍にいてくれました。
声を聞くだけで安心して涙が出、
存在だけで、すごくパワーがもらえました。
弟には直接話してなかったけど、
私の悲しみを知り、随分心配して
一人でこっそり泣いていたそうです。
ダンナとの絆がより深まった気がします。
自分も辛いだろうに、一生懸命私を支えてくれてます。
このことを知っているごく少数の友人の
温かい言葉にも随分心救われました。
みんな、ありがとう。
周りの優しさで生かされてることを実感しました。
チビちゃんが8週という短い命をかけて、
私たちにこれだけたくさんの
「経験」というプレゼントを残してくれました。
その経験は、私たちの中でキラキラ輝いています。
ありがとう、チビちゃん。
ずっと忘れないからねー。
それから、手術当日に母親が
「昔、初めての子を流産し、
その直後にあなたを授かったのよ。」
と、初めて教えてくれました。
母親の初めての子が順調に育っていたら、
私は存在していませんでした。
人の出会いはもちろん、
子との出会いも巡り合いで、
不思議な縁なんだな・・・
そう思ったら、少し気持ちが軽くなりました。
悲しいけど、人生観が変わった出来事でした。
子は親を選んで生まれてくる、という言葉があるけど、
短い命と知りながら、それでも何かを伝えたくて
宿る命があるそうです。
もしそうだとしたら、短い間だったけど、
私たちを親に選んでくれて、心底嬉しかった。
『して良かった経験』だとは決して思わないけれど、
この経験は絶対無駄にはならない、と感じています。
時々ふと思い出しては
泣いてしまうこともまだまだ多いけど、
また夫婦二人で面白おかしくマイペースに過ごして行こうと思います。