旅行から帰ってきたおぼっさま。
楽しい思い出話を聞いてから、コロンの死を伝えた。
コロンの亡骸をなでながら涙するおぼっさま。
いいんだよ、
そういう涙はいっぱい流して…。
明日、埋葬することにした。
近所に住んでる親戚のおじさんの家に庭があるから。
前に飼っていたハムスターもそこにいるから。
ところが、大魔神ここで出現。
「田舎じゃ動物専門の火葬場で焼いてもらうんだって。
だから、ウサギでも焼いてもらわないと。」
と言い出した。
田舎の姉妹に何か聞いたんだろう。
おぼっさまは埋めてやるからそれでいいと言う。
そしたら何かあったら嫌だから、
ちゃんと骨にしろと言う。
ちゃんと弔わないと化けて出るってさ。
呪われて何かあると嫌だそうだ。
これにはおぼっさまも憤慨!
「なんで?かわいがってたんだよ。
コロンが誰を呪うの?
ちゃんと埋めてあげるんだよ!
犬や猫は大きいし、埋めるのも大変だから分かるけど、
コロンは小さいから埋めてあげられるんだよ。
田舎は田舎、家は家、
ばあちゃんはすぐに比べる。
○○の孫はいい子だとか僕と比べるじゃないか。
そういうのやめてくれる?
家は家なんだよ!」
うんうん、的を得た正論だ。
亡骸を捨てるわけではない。
そこらへんに埋めるでもない。
ちゃんと埋葬するのに何が悪い!
今度は
「埋めたって猫が掘り起こしたりしたら、
カラスが食い散らかすかもしれない。」
と言い出した。
「掘り起こすことができないように埋めるよ!
深く掘れば文句ないでしょ!」
とおぼっさま反論。
その通り。
正論は崩せないと感じたか、
大魔神はこういう捨て台詞を吐いて行った。
「そうかい、そうかい、
ばあちゃんに(呪いで)なにかあったら
お前が面倒みるんだな。
もう生き物は何にも飼っちゃだめだからな。」
おぼっさまは怒りを堪えながら訴える。
「コロンが死んでただでさえ悲しいのに、
なんでこんなこと言うの?ばあちゃんは!!!」
ごもっとも。
ほんとだよね。
田舎への体裁ばかり気にして、
田舎の言うことは絶対で、
おぼっさまのいまの気持ちなんか
これっぽっちも考えてない!
幸いなのはじいちゃんはおぼっさまの意見に同意している。
埋めたら線香も添えてやろうって言ってくれてる。
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜、
なんなんじゃ!
大魔神!
今夜もへこむぅ〜〜〜〜〜〜

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