少し前から精神的に疲れていたこともあり、
しばらくは今の自分の幸せだけに浸っていたのですが、
そんな中でもいろいろ思うこともあるわけです・・・
昨日のこと、こーぢの職場に私たちの加入している生命保険会社の方が来られ、
冷蔵庫にでも貼ってください、と顔写真入りの名刺のようなものを渡されたそうです。
何故そんなものを?といいますと、
夫婦が一度に事故にあって死亡したときなど、
遺族が生命保険に加入していることに気付かず請求期限を過ぎてしまうことがよくあるらしく、
それを貼っておけば何らかの連絡をいただけるから、だそうです。
そう、私が恐れていることがまさにそれ。
生命保険のことではなく、
私たち夫婦が一度に死んでしまうこと。
以前からそのことが心配で、こーぢとふたりで車に乗ることがとても怖いのです。
私には猫たちを安心して託せる親族がいません。こーぢにもいません。
親族がいない、のではなく安心ができないのです。
私にとってかけがえのない子達でも、
いまや世帯の違う親兄弟にそれを押し付けることは申しわけないとも思います。
しかしながら私たち夫婦亡き後、最悪の事態もありえます。
人間の子供であれば「処分」はされませんが、
動物の場合、悲しいかな簡単にそれは行われてしまいます。
悩んでいた私なのですが、
そういった場合に対処してくれる団体があることを知りました。
一匹あたり40万円で引き受けてくれ、里親探しをしてくれるのです。
そのお金は私の生命保険の保険金から支払われるようにも出来ます。
早速電話をかけ、契約書の入った資料も取り寄せました。
施設の見学にも行くつもりでした・・・が、
ひとつだけどうしても引っ掛かることがあり、契約にはいたっていません。
そこでは里親様に近況報告をお願いすることはない、とのこと。
里親審査がかなり厳しいので大丈夫です、と仰るのですが・・・。
最初に里子に出す時には何も問題がなくても、
その後何があるかわからない。
それを折に触れて確認するのは里子に出した側の責任ではないかと思うのです。
そのことを、その団体を教えてくれた人に言うと、
「そうなったら私が里親さんを探してあげるから連絡だけつくようにしておいて」
と、言ってくれました。
とてもとても嬉しかった。
私が心から信頼している人です。こんなに心強いことはありません。
すぐに保険証書のあいだにその旨を書いた紙をはさみました。
ただ少し気になること・・・
猫の里親探し、それも大人猫。
ご縁がすぐに繋がればいいですけれど、
そうそう簡単なものではありません。
その間、猫たちはどこに?
病院などで預かってもらうと当然お金がかかります。
食事だってタダではなく、
病気になることもあるでしょう。
長引けば長引くほどとんでもない金額になるのです。
それほどの負担を、善意の人に強いることはしたくない。
私はもっときちんと考えなくてはいけません。
法的に有効な証書でも作らないといけないのかな、と思っています。
そもそも何故に里親探しは難しいのか?
それは言わずもがな、猫が「余って」いるからです。
ペットフード工業会の調べによると、
猫と暮らしたい、と思っている人のほとんどが既に猫と暮らしているそうです。
ですから、里親探しというのは、
二匹目三匹目を探している、とか
今はたまたまいない、とかいう少数の人間を探す、
ほんの少しの隙間を探す、そういう作業なのです。
その隙間を、無数の、数え切れないほどの猫たちが待っている・・・いつもいつも。
せめぎあいながら・・・
結局、考え付くところはここ。
自家繁殖をやめて欲しい。
避妊去勢をして欲しい。
ブリーダー、と称される方々にもお願いしたい。
年間約27万頭もの猫が「殺処分」されています。
単に数字だけを見ても、これ以上増やすべきでないことは明白だと思うのです。
「純血種」を守っていくことは、
殺される猫たちの命よりも大事なことですか?
そして「純血種」ばかりを求める人たち。
需要があるから供給があるのです。
猫が好きだと言うなら、
今の日本の現実を知ってください。
知っていても、目をつぶっているのでしょうか?耳を塞いでいるのでしょうか?
猫を増やすのは、
どこを見ても野良猫もいない、
どこへ行っても、猫が足らーん!!になってからにしてもらえませんか?
保護活動をして里親探しをしておられる方々は、
自分の時間も財産も体力も精神力も、
全てを削ってぎりぎりのところでがんばっているのです。
それで得られるものは、猫たちの幸せな姿を見る喜びだけ。
その喜びが、お金なんかよりもずっと素晴らしいと知っているから。
けれどその活動には終わりが来ません。
どうかもう、誰も邪魔をしませんように。
みなさんがゆっくり出来る日が来ますように。
いつかすべての猫も犬も、
心安らかな眠りにつくことが出来ますように。
苦しみの日々に、終わりが来ますように・・・
最後に私のささやかな願い。
私の子供たちがみんな天寿を全うした翌日、
その遺骨を胸に抱き、
笑いながら、
私も最期の眠りを迎えたい・・・
ささやかだけど、むずかしい。長生きしそうだもんなぁ・・・私。
猫大奥、揃い踏み。だけど、てんでバラバラ。
まとまってるようで、やっぱり好きかって。

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