アタシは基本的には小沢サンだろうが菅サンだろうが、民主党そのものにあまり期待はしてこなかったし、今もしていませんからどっちが首相だろうと構わないんですけどね。
でも菅サンが突然、「小沢サンは決断力があり、選挙の指揮をとらせると非常に的確」だから、要職で起用することも考えているなんていうニュースを聞くと、オヤオヤと思う。
それだったら、何も選挙なんかやらないで「挙党体制」ができたんじゃないの?どうもこの人は、思いつきを無防備に発言するクセがあるみたいですね。これじゃあ、マジメに「脱オザワだ」と応援している人たちもバカバカしくなってくるんじゃないですかね。
まあ、繰り返しますがアタシにはどうでもいいことです。ただ、「政治心理学」的な興味というか、観察対象としては面白いのかもしれない。
そういえば、この前の参院選でも、消費税増税の話が叩かれると話が急に迷走しました。
党内でも、それどころか側近とも充分に討議もしていないことを、急に発言する。中小企業の社長なら社員が「だから社長は困るんだよね」で済むのかもしれないけど、「大企業」の経営者としてはどうなんでしょうねえ。
ひょっとして、菅サンはいまだに国会議員4人の社会民主連合の国会議員の「初心」を忘れていないのかもしれませんが・・・。(皮肉ですよ、あくまでも)
朝日新聞をはじめ、各紙は「世論調査」で「小沢首相」にたいする国民の不信というか、拒否反応が高いと書きたてています。
だけど、普通の国政選挙とはシステムが違うやり方だから、「世論調査」がどれだけ結果に連動するのか、とちょっと疑問なんですが・・・。ひょとして、ひいきの引き倒しになるかもよ。まあ小沢嫌いのホンネが透けて見えるところが、読者としては面白いけど。(「メディアリテラシー」ですね)
小沢嫌いの国民多数派の諸氏にはちょっとイヤな話かもしれないが、菅サンの発言が「ぶれる」ときというのは、実は選挙情勢が思わしくないときじゃないかということが、参議院選挙の時の記憶から呼び起こされます。
国会議員票では小沢サンが若干リードしており、一般党員サポーター投票は菅サンが有利という新聞報道がされていました。一般サポーター票は選挙区ごとに票が多い方が一点獲得する仕組みだといいます。
そうすると、国会議員票では小沢さんが若干有利ということは、党員サポーターもセンセイの支持する小沢サンに引きずられる傾向がでるんじゃないか?
党員による投票も含めての代表選挙は久しぶりだというけれど、これも以前、菅サンと鳩山サン争ったとき、世論調査では菅サン有利だったが、党員サポーター票は鳩山サンが上だったことがあったのを思い出します。
今回、鳩山サンが「以前お世話になった借りを返す」などと訳の分からないことを言って小沢サン支持を表明している。鳩山さんには膨大な資産があること、そして後援会に多数の「ユーレイ党員」がいたことも思い出します。
共産党とはいかなくても、社民党ほどにも党員になるためのキビシイ審査があるわけじゃない民主党のサポーターになる人は、民主党議員の後援会にもともと入っていた一般人か、業界、労働組合、創価学会のことが嫌いな宗教団体の関係者であろうと想像されます。
つまり、ある程度組織的に動く人たちでしょう。議員の後援会名簿を本人の意思を確認することもなく、そのまま党員サポーター登録することを防ぐ手立てをしているとは、どうも思えません。
党費に相当するお金と、名前と、住所があれば党員なんていくらでも作れるのじゃないだろうか?(でも公職選挙法は適用されないわけですよね。)
確か自民党が初めて党員参加の総裁選挙をおこなったとき、現職の福田赳夫さんを破って田中派が推す大平正芳さんが当選したことがありましたっけ。
あのときは、犬の名前で投票用紙が届いたり、日教組の委員長の槇枝サンまでいつの間にか自民党員になっていたとか・・・。
若い人は知らないだろうけど、お年寄りなども、とうにお忘れのことかもしれませんが・・・。
菅サンが急に「ワタシは市川房枝先生の選挙をお手伝いしたことが政治の世界に入るきっかけでした」なんて言い出したのも、オヤオヤとワタクシが感じてしまうところであります。若い人は、市川房枝さんと聞いても「それ誰?」という人が多いでしょうに。
あのとき福田総理は、「天の声にもときどきヘンな声がある」なんていいましたっけ。
小泉元総理じゃないけど、人生、上り坂もあれば下り坂もある。でも「まさか」という坂もあるかもしれません。

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