2009/10/8

●なんとか台風が関西、関東と
移動していきましたが
このせいで昨日からぜんぜん仕事にならなくて
仮眠用の部屋に籠もってボーッと
シルシルミシルのスペシャルとか見てたんですが
目の前の海がすごい状態で
あしたはどうなるんじゃろう、と
篭城気分で芯からわらえない感じでした。
自分の居た界隈はドンドコと雷が落ちてるし。
関東に戻りたいと思ったけど
どっちにしろ電車も軒並み停まってましたしね。
会社の同僚がどこの駅だか、線路を降りて
歩かされたそうだが、貴重な体験を
しておるな。てなわけで現在、
台風通過中のエリアの人はどうかお気をつけて。
画像は撮りだめして作ってあったのに
更新もきのうはできんかったよ〜。

●てなわけで今回も昭和の奇獣シリーズ。
怪獣ブームのさなかにおもちゃ屋の
軒先に吊るされたソフビ恐竜たち。。。
アメリカ映画「恐竜100万年」の公開に沸き
怪獣との2本柱で業者が仕掛けた恐竜玩具。
存在は自由なイマジネーションが駆使された
怪獣よりも地味だけど、どこの家の
怪獣ソフビダンボールにも
1〜2匹はまぎれていた彼ら。
夕方の公園で再び怪獣ソフビでさめない夢のように
遊び狂っていたら
なんとパチ怪獣と子どもたちが
ソフビ恐竜たちの繁栄が黄昏る
昭和の公園にタイムスリップ!(笑)
そこで跋扈していたのは
パチ怪獣みたいなイマジネイティブ炸裂な
異能の恐竜ソフビたち。

この大協のスコロサウルスは
尻尾がケムラーみたいに二股に分かれてたり
原形師さんの脳内に居る恐竜っぽいです。
草食恐竜としての表情も
こんなに攻撃的な生物なのか?と思うような
もので(スコロサウルスは砂漠にある巣で
卵を守っているような図柄の図鑑の絵が
多かった。このソフビも製作段階で
実は原形師氏がインスパイアされた
当時の図像があったのかもしれませんが)、
何か逆柱いみりさんが描く謎の
動物みたいです。しかしこの造形には
リアルでないがゆえに魅かれるものがある。
それは昭和頃のソフビ本来のアバウトな造形ゆえの
おおらかな迫力とでもいうのか。
もっとも、このスコロサウルスやアンキロ
サウルスなどに代表されるヨロイ竜も
このソフビが出た40年以上前と
比較すると、現代ではより生態も細かく、そしてもっと
種類が居たことも検証されていますものね。

●物心ついた時、タコの手元にあった
謎のトリケラトプス。時々これを
大協製、としているWEB上の表記も
あるんですが、広告を見ると明らかに
別の造形物がトリケラトプスとして
写っており、このソフビには
足裏にマークも無いのでパチだと思います。
(足裏には親戚か、くれた近所の家の
親御さんか、だれが書いてくれたのか
わからないのですが
「そうしょくりゅう」」と書いてある)
自分の家の恐竜ソフビとしては、
これ以外に確かステゴサウルスもあったの
ですが(たぶんこちらは大協製)好きな
ソフビだったのですが背中の板状の
突起がだんだん折れていき、処分された模様です。
かなり気に入っていたんですけどね。
よくこのパチトリケラトプスと
大協ステゴを戦わせてました
(「怪獣王子」は生まれておらず
全く見ていないのですが)。
このパチトリケラトプス、
何か玉に載った象みたいなポーズで
前足は固定され、実質ポーズ
フィギュアに近い感じで
造形されています。
あっけにとられたような表情が、
例のマニア間で言及されている「恐竜ソフビ
独特の哀愁溢れる表情」という
共通イメージにはからずも沿っている
ソフビといえます。
しかし実在したはずの恐竜のソフビに
パチがあるってのも
冷静に考えてみるとすごい世界ですね。
いかに恐竜ソフビなら版権なしでも出せるから
いっちょ売り出してみるか、的な勢いに載った
業者が居たかということですね。
あと、実在する恐竜名義でさりげなく
怪獣市場に参入したいと
いう方便も見え隠れするカナ?
後年になりますが、タカトクトイズの
恐竜とか、アーケロンなどほとんど中世の
博物誌に出てくる生物と比べるくらい
現物のアーケロンに似てないですしね。
とにかく恐竜という言葉は、
怪獣に近い場所でビジネスをする上で
魔法の呪文のごとく当時は
重宝された時期があったのかもしれません。

●背中のタテに吹かれた
レッドとグリーンのスプレーが
シンプルながらアクセントになってる
パチトケラトプス。
大協は当時の広告を見ると
教育効果も考えてこのソフビシリーズを
企画したみたいですけど効果はあったのか?
宇宙怪獣シリーズの一匹として
ケラトサウルスが広告に載ったりしてる
くらいだしな〜。
このスコロサウルスを見てつくづく感心するのは、
4つ足だとプレイバリューが限定
されると思ってか、2本足でも
それなりにポージングできるよう作られている点。
恐竜は子どもが、正規に発売されてない
似た怪獣に好きに見立てて遊ぶ
イメージの可塑性ある怪獣の素体みたいな
プロダクツとして重宝されていた
ところがあります。
彼も塗装の落ち具合など見ても
ある程度遊びたおされた感じなので
そうした見立て遊びの怪獣役として
活躍したのでしょう。新品状態の
スコロサウルスは頭部の先まで
緑がたっぷり吹かれてるようです。

●ここであやしい人登場
ハニービー「ここで恐竜と抱き合わせ販売の
ヒロイン登場よ!」
プリーカ「ははあ、さては恐竜100万年に出てくる
ラクエル・ウェルチのつもりだね、君」
ハニービー「わかる?」
ミウラのアボラスもどき「うーん、金髪くらいしか
共通事項がないんだが。。。ロジャー・コーマンの
特売ハリボテ恐竜映画
(しかもきぐるみ三作品使いまわし)
のヒロインとかじゃ駄目か?」

●プリーカ「現代のパチ怪獣の世界には
すでにこんな娘もおるぞ!」
NECOCO「ニャッ(しゅた)挙手」
ハニービー「がーん、何、この娘。くびれがまぶしい!
スッポンポンだし、駆け出しでこの役に
勝負賭けたわね!
ちょっとソフィスティケートされて
出直してきまつ〜」
ミウラのアボラスもどき「いったいアイツは
なんだったんだ。
でも考えてみれば映画の恐竜100万年も
レイ・ハリーハウゼン御大の
人形アニメ技術があまりにスゴイから
今の目でもじゅうぶん観れるけど、
恐竜と人間が同じ時代に居たりとか平然と描いてるし、
じつはあれ、ファンタジー映画やん」
プリーカ「昔、あれ見て恐竜時代ってこんなだったのかと
まるっきり信じてたけどな。
でも、やはり当時の恐竜人気の立役者というか
本家の映画でさえもパチっぽいよな。
そういううさんくさい要素もないと
バランスの良いエンタテイメントは
なりたたない証明を見るようだ。
大衆的に楽しめる、いさぎよい物を作り、
お客も楽しめたんだから
良きカナ、ってことだな〜」


プリーカ「しかし俺らパチ怪獣と恐竜のソフビは
現代でもいっしょくたで線引きがハッキリしないヤツも
少なくないよな。区分してどうなるもんでも
ないけどパチ怪獣当事者としては
何となく合点がいかないってものさ。
先に怪獣あっての恐竜だろ、やっぱり」
縄文人「何をいっちょる。恐竜ソフビは現代でも
最新の科学考証に基づいて造形され
リアルタイマーの子どもたちに
マスプロダクツとして
消費しつづけられておるではないか。
どちらかというと怪獣ソフビのほうがすでに好事家の
一部の大人たちの消費にとどまっていることを
考えてみたら、怪獣ソフビのほうが
メジャーな存在のようでいて、マーケットは
実際、恐竜よりシュリンクしてるのかもしれんぞ」
ミウラのアボラスもどき「おいおい縄文人、
怖いこというなよ。俺ら怪獣のほうが
実は絶滅種ってこと?
確かに怪獣映画が興行的に成立しにくく
なってたりするのが現状だけどな。
おまいだって先史民の縄文人だろうに」
縄文人「別に俺は先住人じゃないぜ。
体に縄の模様が入った種族なだけだし〜。
(じつはタコも正確な縄文人の
設定はよく聞いてない)
それに島には一杯仲間がいるぞ(笑)。
まあ今はパチ怪獣もたくさんメーカーがあって
新規参入も多くてにぎやかだけど、
もし、これがある日恐竜みたいにパッタリと居なくなって
この栄華が古代の出来事のように思い出される
日が来るかもしれんぞ」

プリーカ「おいおい、また驚かすなよ〜
でも確かに俺たちはパチ怪獣ソフビは
ブツ自体のもちの良さも
昭和当時と比べると比べ物に
ならないだろうけど、今のマニアの
遊ばなさというか保存の良さを考えると、
今のソフビがこれから何百年後のすごい未来に
なってから、キレイな状態のまま、
都市の遺跡なんかに残ってて
出土されるかもしれないな」
縄文人「で、これはきっと祭儀で使われたに違いない!
とかいわれてな。祭儀というと
トイイベントとか通販か?」
ミウラのアボラスもどき「しかも、皆、
未開封ヘッダー付きで出土されるんかもな(苦笑)
とりあえずパチ怪獣の世界の
永続を願う教訓(?)も得たわけで、そろそろ
現代のソフビ世界を見届けたいから、
みんな、地層に埋もれてコールドスリープで
さっさと現代に戻るとしようぜ」


●無版権のパチ怪獣同様に怪獣ブームの
派生コンテンツとしてジャンル創出され
子どもたちのゴッコ遊びでは
時には怪獣として稼動した古代の地球の
支配者たちは当時、マルサンや大協、三浦トーイ
などのメーカーから生み出された。
そう、現代のアミューメントコンテンツ・
「恐竜キング」の始祖的玩具こそヤツら
昭和の恐竜ソフビだ!
●生物学的考証に括られない
イマジネーションにより生まれた、
昭和ならではの解釈による恐竜ソフビは、
かつて地球に棲息していた巨大生物というよりは
空想の産物である怪獣と
世界観を隣接したパラレルな存在、
あたかも「昭和の時代に実在した恐竜」とでも
呼べるものかもしれません。そして、
恐竜は現代でも怪獣たちと共に進化し続け
子どもたちから畏怖すべき古代の生命として
生き続けているのです。
つ【チーム・バチスタ/ナイチンゲールの沈黙】






●そういえば、10月9日にゴールデンタイム放映された
医療サスペンスドラマのシリーズ物に
サンガッツさんのソフビが映ってた!
「時効警察」のプクーちゃんに次いで
サンガッツソフビがまたまた
メディア露出っすね。
病院が舞台で、入院中の
子どもたちが怪獣ソフビで遊んでる
場面用にサンガッツさんのほうに
使用の話があったらしい。
劇中世界でTV放映されてる設定の特撮ヒーロー・
バッカス(ラストサンガッツ似)
と敵宇宙人のシトロン星人
(黒と銀のダークヒーロー風)
はこのドラマ用としてサンガッツさんにより
オリジナルで作られた一品ものの模様。
このほか、なかよしさんの
アナザー・エルバーンも登場してました。
原作小説にも出てくるキャラだそうで
このシリーズのファンにとってはバッカスと
シトロン星人が実写化されたということみたい。
つ【時効警察・プクーちゃん】
http://pink.ap.teacup.com/kadomiumtank/60.html#comment
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投稿者:タコペッティ
けっこう広い場所ですよ。
幼稚園2軒分のグラウンドくらいあるかな。
>ポラカントス
自分もけっこう後に知った恐竜です。
そうだ、恐竜探検隊ボーンフリーで
密漁者のキングバトラーが死ぬ回で
出てきたから知ったのか。キングバトラーの
装甲車といっしょに生きたまま
地割れに落ちちゃうん
ですよ。すごく可哀想で忘れられない。
シャモンガーは顔が鳥!ですものね。
実は恐竜は体が鳥に近かったという
学説が後からわかったけど三浦トーイは
変に読みが聞いてたような(偶然ダロ)
「宇宙恐竜」って何をリリースしても
どうにでもなりそうな括りでいいですね。
投稿者:ともっぺ
>昭和の公園 ・・・
これは 公園の遊具だったんすか ・・・ 空間の表現方とでもゆ〜のか、撮り方が上手いのか ・・・ 物凄く広大な敷地に延々と この石のモニュメントが続いてるように錯覚しました。
>ポラカントス ・・・
これって恐竜の名前だったんすか ・・・ こんな恐竜がいたとは ・・・ ググってみて初めて知りました。 たしかに 雰囲気は似てるんですけど 似て非なる別物って気も ・・・ ステゴラーにしても ステゴザウルスにしては 背中の菱形の骨質板が互い違いに立ち並ぶといった特徴や、ミシュランのタイヤマンみたいな造形表現からしても、 若干の別物感は否めないんですよねぇ〜 やはり どちらも 宇宙恐竜なんでしょう きっと ・・・
それにしても 大協と三浦トーイって 恐竜を怪獣を ごちゃ混ぜにした ラインナップといい、 同じ原型師の作品としか思えない怪獣を多用している点といい、 ほんと酷似し過ぎたメーカーですよね。 もしかしたら 同じ会社なんじゃなかろ〜か ・・・ いずれにせよ 復刻堂さん 今回の2匹をかわぎりに 宇宙恐竜シリーズの新たな展開を期待しちゃいますよね ・・・ ケラトザウルスとか ・・・ あと 大協風の造形と彩色で アレンジした スピノザウルスとか アクロカントザウルスなんかも 宇宙恐竜って位置づけにして新規造形してくれないかなぁ〜 などと期待を膨らませちゃいました。
投稿者:タコペッティ
どっちかつっとこの
セメンに埋まった石の空間を
撮りたかったので、ソフビはその
前提として置いた、みたいなところが
じつはあります(苦笑)
でも昭和の公園らしくて、遊び中のソフビが
ゴロゴロしてる空間としては
ぴったりかなと。
あと石器時代みたいなイメージで。
今は水がしみこんでこんなに
乾いた風合いでないと思うので
台風前に行っといて良かった。。。
遊びに来ていた子どもが
3回くらい集まってきたけど
口をそろえてスコロサウルスを
「カイジュウ」つってましたね。
やはり今の子でも恐竜とは思わんか。
現代でリリースされてる
恐竜ソフビはカッコイイですね。
でもわれわれはこっちのほうがなじめるか。
>パチケラトプス
大協マークないし、
あちらのツノ竜はもうちっと
平均点な作りだと思います。
両手もカンチャクがあったと思うし。
大協のアロサウルスに似てますか、塗装が。
きっと大協製のをお手本に塗装パターンを
決めたのかもしれないですね。
確かにヨロイ竜つったらアンキロサウルス
のほうが知名度ありますよね。
でも当時の小学館の図鑑等見ると
首だけ後ろを見てるスコロサウルスの
イラストがあったので、単純に
図象的な媒体露出で決めたのかも。
そのへんも実購買層の有名恐竜の認知と
作り手のブレがあって
おもしろいと思います。
>宇宙恐竜
思ったんですが、シャモンガーは
ポラカントスを作ろうと思ったのでは。
ポラカントスは70年代中ごろに出た
学研の図鑑あたりまではあまり
クローズアップされてなかった気がします。
当時も剣竜といえばやはり
ステゴサウルスですものね。
ステゴラーは足のつき方も面白いですね。
何か南洋のTIKIみたいな美術様式で
作られたステゴサウルスというか。
彫りの深い人面のような顔の処理といい、
現代彫刻風センスを感じます。
でも、同時発売した3号もシャモンガーも
いずれも造形様式がバラバラですね。
強いて言うとダイヤとステゴラーの
石から切り出したようなところが
似てなくもないかな。まあ異色の
ソフビで見所満点ですね。
投稿者:ともっぺ
セメンに規則的に埋め込まれた石の影が伸びて なんとも 不思議な光景が創造されちゃってますね ・・・ ロッククライマーも喜びそうな この空間は いったい 何の施設なんでしょ? いずれにせよ 昭和の七不思議的な恐竜キャラクターのパチソフビを撮影するに最適な舞台かと ・・・ いいとこ 見つけましたね!
この恐竜は スコロザウルスってゆ〜んすか ・・・ てか タコさんも よく名前知ってましたねぇ〜 僕も恐竜は好き方なんでですが 初耳っす。 それにしても よくまぁ〜 こんな珍しい恐竜を 好んで立体化したもんですよねぇ〜 普通なら もぉ〜ちょっと知名度の高い アンキロザウルスあたりを選びそうなもんだけど ・・・ でも そうゆ〜 ところが 大協の魅力なんでしょうね。 それと トリケラトプスは 大協製じゃないんですか? 成型色や塗装パターンは 僕の所有する アロザウルスに酷似してるんだけどなぁ ・・・
そぉそぉ〜 そういへば 大協で思い出したけど、 満を持して宇宙恐竜 発売になりますね! 思へば 昨年 スーフェス49を見た帰り立ち寄った MONSTOCK! で 店長さんに拝ませてもらった ステゴラーは ほんと 悶絶モンだった ・・・ 念願かなって やっと入手に漕ぎつけそう ・・・ 復刻堂さんには 感謝してもしきれませんね。 12月まで待つのは辛いけど、ほんと 楽しみですね!