野Qさんは、ライトノベルの愛好者で何でもライトノベル関連の賞の選考委員だかなんかをやっているという情報を耳にしたことがある。
ま、別に野Qがラノベ好きでも一向に構わないのだが、ただ野Qのラノベに関する記事を読んでいて気になる点が一つ。
私はライトノヴェルが所謂純文學に取つて代はればいいとすら思つてゐる。
然るに、日本では、大衆小説と純文學とを「截然と區別」する。が、その區別はナンセンスであると私には思はれる――と言ふより、何れにしても、本來の意味での文學作品が、大衆小説からも純文學からも、殆ど出てゐない事實がある。
エンタテインメントの領域では、寧ろ純文學よりも讀手の鑑賞の仕方はシビアで、いんちきなキャラクタはすぐに見拔かれる。
逆に、可能性の點で、日本の純文學よりは、ライトノヴェルの方が、よつぽど文學に近いと言へる。
(これぜ〜んぶヤミグロ日記の記述)
皆さんもおそらくお気づきだとは思うが、野Qさんはやたらラノベと純文学を対比させるのである。
これは野Qさんが内心ラノベは純文学より劣っていると考えていることの裏返しなのであることは言うまでもない。
野Qの純文学へのコンプレックスは、19世紀のドイツナショナリズムが、後進的帝国主義国だったドイツの、先進的帝国主義国イギリス・フランスへの劣等感の裏返しだった事実と似ていなくもない。
そんなにラノベが純文学より劣っていると思ってるんだったら、さっさとラノベなんか読むのをやめて、純文学だけ読んでりゃいいのに。

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