『老人と海』で讀書感想文を書かうとしてゐる子もゐるだらうけれども、何うだらう。あれの解説は、文化の深みとか、生き方とか、さう云つた事に問題意識を持つてゐる人には示唆的だけれども、高校生邊の人が感想文を書くのにはまるで役に立たない――と言ふより、邪魔になるだけのものだらう。と言ふより、『老人と海』は、若い人が讀むのには適しない本だ。面白いと云ふのならヘミングウェイのもつと前の本の方が良い。『老人と海』は、坪内祐三式に言ふなら「シブい本」で、はつきり言つて辛氣臭い内容だ。
逆に、それなりの「資格」を持つ人なら、『老人と海』は面白く讀める本である筈だし、福田さんの解説も理解出來よう。
旧闇黒日記より一部転載
三十数年生きてきて、ヘミングウェイを読むのに資格が必要だなんて知りませんでした(笑)。
「ヘミングウェイ読者検定」なんてのがあるのだろうか?
「文化の深みとか、生き方とか、さう云つた事に問題意識を持つてゐる人」なんてエラソーなこと宣ってるけど、ネット上でアニメ話や古本の自慢話ばっかりしてる奴の「生き方」って一体どういうものなんだろうか?
野嵜に限らず、ヲタクって趣味に資格を求める奴ばっかだな。
だからヲタクって嫌いなんだよね。

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