2009/11/3

『スラムドッグ・ミリオネア』  映画・DVD

『スラムドッグ・ミリオネア』がDVDになっていたので観ました。

アカデミー賞を獲得したというのはどこかで記憶にあったのですが、

ゴールデングローブ賞、その他20の賞を獲得しているということにびっくり。


インドのスラム街、宗教戦争で家族を亡くしたまだ幼い兄弟のうち、弟のほうが主人公です。


食べるものも住む家もない。

地面に横たわって眠る姿に少なからず衝撃を受けました。

日本ではまず、そんなこどもは見かけないし、

もし親がいなくても保護してくれる体制があるのですから。


彼らを守ってくれる国も警察もない。

自分たちのことは自分で守るしかない。

兄弟はたったふたりで助け合って生きていきます。

盗みもやり、物を売り、生きていく。

食べなければ生きられない。

「生き抜こうとする」本能が四肢を漲って突き動かしてるという感じです。

たかだか5、6歳くらいのこどもなのに全力で生きようと知恵をしぼります。

一見、やっていることは酷いことだったりします。

でも、正しい、正しくないという善悪を問うたり、

生きる術を持たない幼い子たちの行動を裁くことはできない気がしました。

いつしか「生き抜け、生きのびろ」と少年達を応援し、感情移入していました。


長じて少年は青年になり、ミリオネアをめざすクイズ番組に挑戦する。

主人公は、学校で学んだ知識はまったくと言っていいほど持っていない。

それゆえ、クイズ番組で最終問題まで残ったことに不正疑惑を持たれてしまうのだが、

怒濤のような半生で身につけた知恵はまぎれもなく彼のものであり、

辛酸をなめたことすべてが幸運に位相転換されるのである。


お金やひとを自分がのしあがる道具にしてしまった兄と、

お金やひとの尊さを重んじる弟の違いがどんどん開いていき、

最後はとても象徴的でさえあります。


これは一種のおとぎ話なのだなぁと思いました。

おとぎ話というのは古より数多くの示唆を含んでいるものなのです。
1



2009/11/6  23:56

投稿者:planet-green

おおお!
あまりちゃん、裏話詳しいね。
そういう契約してたんだ。知らなかったよ〜。
みんな豊かになっていければいいね♪

http://pink.ap.teacup.com/love4u/

2009/11/6  13:04

投稿者:あまり

子役の男の子、契約通りに住む家を確保出来たのかな?

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




Powered by teacup.ブログ “AutoPage”