2017/5/28 | 投稿者: 中田雅喜

5月26日(金)いよいよ目的の「護衛艦いかづち」体験乗船だ。

8:30に横須賀駅集合。
あいにくの雨風の中、海自横須賀総監部の門をくぐって、ぞろぞろと埠頭まで15分ほど歩いていく。なにしろ300人参加者がいるので、乗船するだけで一時間かかった。
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停泊しているのが「いかづち」かと思ったら、これは「試験艦あすか」のようだ。大きなレーダーを搭載している。
この「あすか」の隣の艦の、そのまた隣に停泊しているのが「いかづち」だそうで、いったん「あすか」に乗り込んで、ぞろぞろと横切って架けられた橋で隣の艦に移る。その隣の艦からまた橋を架けて、やっとこさ「いかづち」に渡る・・・。

全員乗船するまで1時間かかった。皆さんすでにびじしょぬれ。
かろうじて雨よけの格納庫や食堂で雨を拭き、コーヒーなどいただいたところで、10時すぎにやっと「いかづち」が動き出した。
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護衛艦というから、どんなにでかいのかと思ったら「いかづち」は「三笠」よりも二回りほど大きいくらいだ。
ただ「三笠」の甲板は木製だった。「いかづち」はメカメカしくって重い鉄の塊だ。伝令管はすでに無い。(当たり前か)すべて機械化されていて機関操縦室から外は見えない。
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艦内は甲板を自由に見学できるが、傘は禁止。雨でも風でもレインコートをまとって屋根のない甲板に出て写真を撮るしかない。
「バルカン砲点検」のイベントも甲板の風雨の中で行われた。
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雨風の中、客船と違って甲板に腰を下ろせるところは何一つ無い。
トイレに行くのもハッチの幅の狭い階段(ハシゴ)をいちいち上り下りするし、足腰の悪い人に見学は無理。
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しかし大きな軍艦のせいか、動いているのか停まっているのか分からないくらい揺れなかった。エンジンの轟音も船内には響かず、甲板に出ない限り聞こえなかった。
これから晴海埠頭まで3時間の旅だ。すでに疲れた。
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2017/5/27 | 投稿者: 中田雅喜

25日夕方。
猿島から戻ってきて、三笠公園内の記念艦「三笠」を見学する。

私は日本史には疎く、日露戦争でバルチック艦隊を撃沈させたのは、てっきり樺太のあたりかと思っていた。
なんと、当時ロシアは中国大陸から朝鮮半島を侵略していて、ぐる〜っと延々南周りでやってきたロシアの艦隊と戦ったのは対馬沖でのことだったのね。
アジアを次々と植民地にしていく欧米の侵略から守るため、日本は近代化を急ぎ富国強兵で戦うしかなかった。

公園には東郷平八郎元帥閣下の銅像が建てられている。
1905年5月27日13:55、三笠にZ旗が翻る。
「皇国ノ興廃、此ノ一戦ニアリ。各員一層奮励努力セヨ」!!

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艦内には視聴覚室やトイレも自販機もあり、ゆっくり見学できる。
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資料室には当時の軍服やミニチュアの戦艦プラモだらけ。マニアは垂涎。
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バラクータ号のような伝令管がある。
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2017/5/26 | 投稿者: 中田雅喜

25日。廃墟マニアには有名な「猿島」へ。
猿島は東京湾に浮かぶ無人島で、旧海軍の砲台などが残されている。戦時中には首都圏の防衛拠点となった。
いまは市民のバーベキュー場になっている。

三笠公園の船着場から小型船舶で10分。
小学生や高齢者の団体ツアーにぶつかり、乗り切れるのか!?沈むぞ!?と心配するくらいすごい人出だった。

めちゃくちゃ湿度が高くて暑い日だったが、猿島の煉瓦作りのトンネルの遺構に入るとひんやりして涼しい。

ただ見晴台や砲台跡に上るのは、かなりの坂道と階段なので、もう・・・腰が・・・

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トンネルがいくつもある。中はひんやり。
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砲台跡。
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帰りの便に乗り遅れたら帰れない。
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2017/5/25 | 投稿者: 中田雅喜

26日に「護衛艦いかづち」の体験乗船のイベントに参加するため、前日から泊まりで横須賀に行く。

初めて横須賀に行くのだから、ついでに観光とあれこれ買い物してこようと計画を立てたのだが、蒸し暑いあいにくの天気で「ヴェルニー公園」と「猿島」と「三笠公園」くらいが限度か。

とりあえず横須賀駅前すぐの「ヴェルニー公園」が出入り自由の無料なので、さっそく鑑賞。
市民の憩いの場。ちょうど2000本のバラが咲き誇っていた。みなさん写真撮りまくっている。
いい香り。

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岸壁の向こう側に、護衛艦が見えている。明日の天気が心配。
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2017/5/23 | 投稿者: 中田雅喜

娘が二泊三日で帰ってきて、映画もDVDもあれこれいっぱい見て帰った。
レアなものなら『黄門様のお年寄りの交通安全』とか。
これは、「ちゃんと時代劇になってて交通安全にもなってて、面白くて感心した!」との感想。そりゃ、メイン監督の山内鉄也監督がレギュラーメンバーで撮っているのだから、ちゃんと出来てて当然だろう。
フィルムセンターから帰ってきた後に透視台持ち出してルパンのお絵かきしたり、定番の出崎統の『悟空の大冒険』見て納得したり。
「ルパンの原作本の同人誌作るから、もう夏コミに申し込んだから、今週中にネームしておいてよ!」などと、私に原稿の催促をして帰っていった。
あれこれ忙しいヤツ。

どんな仕事についていても、結局は好きなことに向かうのだな。
何しろ集中すると何も聞こえなくなって目の前の紙やファインダーの中しか見えなくなる子だから。カメラ構えたまま後ろに下がって崖からポロっと落ちるとか、装甲車に轢かれるとか、脱水症状で倒れるとか・・・
それだけが心配だ。

はいはい・・・ネームでしたね。やりますよ。
今度帰ってくるときは仏映画を用意しておくから。
『アンリエットの巴里祭』とか『勝手にしやがれ』とか。カット繋ぎの面白さも学んでくれ。

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2017/5/22 | 投稿者: 中田雅喜

「持永只仁展」を30分ほど見た後は、三人で2階の大ホールに移り今度は学研の人形アニメを見る。こちらはオールカラー。
学研映画の人形アニメは小学校の上映会では見なかった。年齢的に私はもう中学生になっていたので。
古い作品かと思ってたら、実はオリンピック後に作られたものだった。その内容はとてもオーソドックスで原作に忠実な教育映画だ。


○『マッチ売りの少女』(1967/渡辺和彦)――原作:アンデルセン。脚本:神保まつえ。人形:佐々木章。人形アニメーション:和田京子、武川和子、見米豊。撮影:平井寛。美術:中川涼。声:内村軍一、加藤玉枝、伊島幸子、須永宏、里見京子、他。カラー。18分。
いまぜひとも上映すべき児童虐待もの。
マッチを買わない人たちは誰も悪意はない。ただ自分のことで忙しいだけだ。
現代の児童虐待問題も、親への厳罰だとか親権剥奪しろとか貧困ビジネスに利用されているとか自己責任だとか・・・いろいろと意見はあるが、あれこれ議論しているうちに子供達は死んでいくのだと、心に訴えかけるリアルな演出になっている。少女を虐待する父親(親方?)の姿を全く見せないところが象徴的で良い。子供より、大人が見るべき作品。
オープニングの貧しい部屋の俯瞰からベッドの少女、窓から吹き込む雪・・・。まさに映画的演出で少女の境遇と心情を現して見事だ。
1967年度日本映画技術賞受賞(撮影:平井寛)。教育映画祭最高賞。青少年映画賞。芸術祭奨励賞。他受賞多数。文部省特選。
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○『みにくいあひるの子』(1968/渡辺和彦)――原作:アンデルセン。脚本:渡辺和彦。人形:佐々木章。人形アニメーション:和田京子、見米豊、尾崎良。撮影:平井寛、阿部行雄。美術:上田悌三、中村貞雄。声:中村メイ子。カラー。20分。
物語は原作通り。原作に忠実なアンデルセンものって絶対子供向けじゃないよね?
アヒルの一家に障がいを持つヒナが産まれ、兄弟や周りから「醜い」と疎まれる。最初母親は子供を庇っているが、次第に疲れてきて「いっそこの子が何処かに行ってくれたら・・・」とつぶやく。きれい事ではやっていけないリアルな表現は、やはり大人向けだろう。
とにかく見るべきところは美術。抽象的な造形の背景が素晴らしい。ネットやアクリルやガラス板を複数用いることで枯れた草原や水面の表情を描き、それはアヒルの子の内面世界の表現につながっている。コマ撮りアニメに拘らず、白鳥が飛ぶシーンは吊の技法も用いられている。
『マッチ売りの少女』に続いて日本映画技術賞(撮影:平井寛他)を受賞。毎日映画コンクール大藤賞。東京都教育映画コンクール銀賞。他多数受賞。文部省特選。
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○『雪の女王 THE SNOW QUEEN』(1978/渡辺和彦)――脚本:渡辺和彦。人形:佐々木章。アニメーション:菅原高、長崎希。撮影:阿部行雄。美術:上田悌三、箱根妙子。声:太田淑子。カラー。20分。
これはさすがに名作ソ連アニメ『雪の女王』(1957)を繰り返し見た後だけに、ダイジェスト版の感はぬぐえない。しかも登場人物の心情を描くところまで至ってない。
それに、やはり男女の愛情というものは普遍的なものではないので、教育映画にはなじまない。拒絶されているにもかかわらず少年を追う少女は“お通”レベルのストーカーで、今日では共感しにくい。女王から少年を奪い返して「愛」が勝ったなど、セリフで説明するくらいなら映像表現は何もいらない。
しかも1978年は『未来少年コナン』や『銀河鉄道999』が放映開始された年だ。二作とも少年の恋心を描きながらもSFテイストに味付けされている。
そんな時代なのに、この『雪の女王』は新しみがまったく無く、制作の意味や意図はどこにあったのか?と考えてしまう。
見るべきところは美術。雪や氷の表現。1978年度日本映画技術賞受賞(撮影:阿部行雄)。
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学研のアニメーション・アーカイブスはこちら。
http://www.gakken-eizo.com/artanime/


本日のラストは川本喜八郎でトドメ。これは学研映画ではない。
○『火宅』(1979/川本喜八郎)―――脚本、人形、アニメーション:川本喜八郎。音楽:武満徹。声:観世静夫。カラー。19分。
持永只仁のもとで『ちびくろ・さんぼのとらたいじ』(1956)の人形制作をしていた川本喜八郎は世界的な人形アニメーション作家となった。 
彼は人形アニメを子供向けには作らなかった。『道成寺』(1976)にしても女のドロドロの愛憎を描き、この『火宅』では、二人の男性の愛を選べずに自死した女性が地獄に落ちて責め苦を受け続けるという・・・まことに理不尽な物語。
追っても地獄、逃げても地獄だ。まったく「愛」は身体に良くない。
芸術祭優秀賞ヴァルナ国際アニメーション映画祭グランプリ。オタワ国際アニメーション映画祭審査員特別賞。第31回メルボルン映画祭特別賞。シカゴ国際映画祭佳作。第33回日本映画技術賞。他内外の受賞多数。
子供向けでは全くない。アニメだからというので会場に子供もいたのに・・・。
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見ごたえ充分すぎて、満足して帰路に就く。

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2017/5/21 | 投稿者: 中田雅喜

夫と娘と三人でフィルムセンターへ。
半年間のリニューアルを終えたようだが別に何も変わっていない。
とりあえず先に席を取って7階の展示室に行き「持永只仁展」を見る。
持永只仁は日本の人形アニメーションの創始者で、川本喜八郎や岡本忠成もその教えを請い、スタッフとして参加している。

小学校の映画鑑賞会か、夏休みの子供会か、それともTVだったか? 『ちびくろ・さんぼのとらたいじ』(1956)は何度か見た記憶がある。
何十年ぶりに見られるかと期待したが、残念ながら会場では上映されてなかった。『王さまになったきつね』『瓜子姫とあまのじゃく』やビールのCMなどのサワリだけ、モニターで数分見ることが出来る。また中国時代のセルアニメなど珍しいものもあった。

コンテ等の資料や人形の保存状態は良く、川本喜八郎製作の愛らしい「ちびくろ・さんぼ」や、持永夫人製作の「瓜子姫」など展示多し。
夫も娘も持永作品はほとんど見たことがないとのこと。映像はモノクロなので、カラーTVの時代になってからは放映されなかったのかも知れない。
子供向けの人形アニメはいま『ひつじのショーン』くらいしかないので、持永作品もカラーでリメイクでもして放映して貰いたい。

展示を見た後は、2階の大ホールで今度は学研の人形アニメを見る。(続く)

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川本喜八郎の「ちびくろ・さんぼ」はとても可愛い。
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2017/5/20 | 投稿者: 中田雅喜

娘は映像の編集も習うそうだ。これで給料が出るのだから、本当に天国だ。

娘はうちで昔の作品群をあれこれ引っ張り出して勉強している。
まずは基本の『戦艦ポチョムキン』(1925)でズームやパンの一切無い表現を。
宮川一夫×稲垣浩の『出世太閤記』(1938)『宮本武蔵』(1940)のサワリ部分。
市川崑の『東京オリンピック』(1965)など見ながら、キャメラアングル、カットの切り替え、ライト、スローモーション、アフレコ、人間表現の面白さ等々・・・
解説しながら娘と一緒に見る。

こんな日がやってこようとは! うちに山ほどあるVHSとDVDは無駄じゃなかった!

ついでに娘が『嵐を呼ぶ男』(1957)の♪おいらはドラマー♪が見たいというので(これだけは余計だが)それも。

暑い日。部屋の外も中も熱い。

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2017/5/19 | 投稿者: 中田雅喜

娘が帰ってきた。
「母の日」のプレゼントはガラスの花留め。さっそくバラを飾る。

娘は写真班に配属になり、写真を撮り映像を編集し、それで給料をもらえるという夢のような生活に突入した。
一日中お菓子食べながらパソコン作業しているので漫画家体形のように太ってきた。(ヤバイぞ!)

映像の勉強のために、うちで宮川一夫やヒッチコックのドキュメンタリーなど、あれこれ見ている。
笑い声が家中に響き、娘がいると忙しいが生活に張りが出る。

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ガラスの花留め。コップや器でも花が活けられる。
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2017/5/17 | 投稿者: 中田雅喜

ベランダのシャポー・ド・ナポレオン。今年は40以上の蕾を付けた。
完全無農薬なので、いまの時期は手作業で虫を捕殺するのが毎朝の日課。

咲いたら、午前中に摘み取って、冷凍する。
30輪くらいでもジャムにしたら小瓶一つ分にもならない。

冷凍したパックを開けるだけでダマスクス・ローズの香りが漂う。

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洗うと香りが飛んでしまうので冷凍する。
凍らせるとアザミウマなど細かい虫が死んでしまうので一石二鳥。
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2017/5/16 | 投稿者: 中田雅喜

今年もやってきました。20,21日の毎年恒例「中野区 花と緑の祭典」
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/472000/d024044.html

「植木交換会」に参加するため、午前中から植え替え。
コスモスとローズマリーと木苺とシソとレモンバームとアイビーと、合計10鉢くらい。

ラナンキュラスとアネモネを掘り出す。これは乾かして秋の祭典に持っていく。
泥だらけになって午後になっても全然終わらない。続きは明日だ。

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2017/5/15 | 投稿者: 中田雅喜

暑くなったり寒くなったり。何着ていいのか分からない。身体中ズキズキする。

天候不順のせいかピラカンサスの花付きが良くない。
ピラカンサスもキンカンも今年は若葉が出るのが遅い。

ともかく、ピラカンサス盆栽風。
夫がユキノシタの天ぷらを拒否したので一輪挿しにした。
もはやラッキョウの季節。せかされるなあ・・・。甘酢付けにした。

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2017/5/8 | 投稿者: 中田雅喜

杉並公会堂へ。
アニドウ創立50周年記念企画「よみがえれ、PAF!Part2」・・・もう半世紀も経ったのか。
70年代からの自主製作アニメを一気に鑑賞する。
もちろんすべてフィルムの時代で。まだアニメをどうやって作っていくのか試行錯誤だった時代。教えてくれる学校などあるわけもなく、繰り返し見ることの出来るデッキなども貴重品だった。
そんななか手探りで、完成度よりも作ることに意義があった時代のプライベート・アニメ群だ。

ご高齢のアニメーターのお歴々が来ているのだが、例によって“なみき時間”で、開始時間が遅れたり、映写機のゴミが全く掃除してなかったり、瀬尾光世の息子さんがわざわざ来たのに予定時間より早く『王様のしっぽ』を上映してしまったりだった。
見終わって帰ろうとしたら、出入り口でばったり夢野一子と遭遇した。もう20年ぶりくらいだ。
一子さんは招待状を貰っていて、このあとまだ招待客限定の上映があるという。私は知らなかった。
なみきさんに、「私には招待状が来なかったんだけど・・・」と言うと、
「そんなわけない!絶対に出してるって!」と入れてくれた。
限定上映会は、まさにナイショの上映会で、何が上映されたかはここには書けない。

終映後、一子さんとお茶。アニメの話、家族の話、等々。
楽しかったが公会堂の固い椅子に7時間座っていたので、お尻が痛いのなんの・・・


○『王様のしっぽ』(1949/瀬尾光世)――原作:いわさき・たろ。脚本:いわさき・たろ、瀬尾光世。作曲:高木東六。白黒。33分。
今回の目玉商品、特別上映。幻の日本漫画映画。
「日本アニメーション映画史」に載っているのだが、私はまったくの未見だった。
物語は―――、
【狐の国で王子様がお生まれになった。しかし王子様は生まれつき尻尾がなかった。そこで「王子様の前では尻尾を隠せ」との命令が出された。
命令は厳守され、王子様は王様になっても自分に尻尾がないことを知らなかった。
誕生日のパレードで王様は街に出た。庶民達は右往左往して尻尾を隠そうとする。
しかし王様は、耳の聞こえない老婆の尻尾を見つけ、また乞食の子が「王様は尻尾がない!」と叫ぶのを聞き、失神してしまう・・・。】

当時は左翼的な内容だと上映禁止の憂き目を見たそうだ。
戦前に作られたのではなく戦後なのだが。それでも瀬尾監督は息苦しさを感じていたのだろう。理不尽な強権政治、もしくは真の民主主義とは何か?というテーマだったらしい。
しかし今改めて見ると、そんなテーマには感じない。
むしろ昨今の“声が大きいマイノリティー”の理不尽な要求に翻弄される世の中の苦悩を感じる。
いつの時代にも通用する普遍的な名作。動画も音楽も楽しい。

『桃太郎の海鷲』(1943)『桃太郎海の神兵』(1945)を生み出した瀬尾光世の最後のアニメ作品。
ともかくやっと見ることが出来た。手塚治虫はこの作品に感銘を受けて、尻尾のある「0マン」や「ビス・ビス・ビス星物語」を描いたそうだ。
アニドウ創立50周年記念企画にふさわしい作品だった。

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2017/5/5 | 投稿者: 中田雅喜

娘は居ないけど、夫は男の子なのでちょっとだけ飾る。

君子蘭も今年は見事に咲いて、二番花が出てきたので早めに切り花。


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2017/5/3 | 投稿者: 中田雅喜

娘と新橋へ。
『ルパン三世 パート3』の濃い濃いファンの集いに参加。

新橋に来るのは久しぶりだ。外見は綺麗になっているが、お洒落な銀座とは違ってサラリーマンの飲み屋街だ。昔と変わらないアーチ形の煉瓦のガード下に店が並んでいる。
たしか高校生の夏休みだった。バイト代を貯めてみなもとさん家に遊びに来たとき、みなもと夫人が「試写会の券があるから一緒に行きましょ」と、この新橋に連れてきた。
ガード下の暗く汚い地下に試写室があって、そこで見た映画が『ベッド飾りとほうき』というディズニーのファンタジー映画だった。試写以降一回も見ていない。
歩きながらそんな話を娘にしてたら、早速スマホで検索して、
「あった。これ? よくタイトル覚えてたね。DVDになってる」と見せてくれた。1971年なら私は高校生だった。記憶通りだ。


娘に古い話をしながら新橋の居酒屋へ。
パースリのデータ本を自費出版したスタッフの打ち上げ会にお邪魔。
濃い参加者6名ほど。皆さん業界人ではなく一般の純粋なパースリ・ファン。みなさん今日のために遠くから上京されている。
私と同世代が多いのかと思ったら、私が一番年上。リアルタイムで『旧ル』の第一話に間に合ったのは私だけだった。やはり高校生の時だ。あの日は万難を排して(笑)カラーTVのある友達の家に押しかけて見た。
娘が一番年下で、すべてDVDで見た子。
私はパースリを一年半前に初めて見た“パースリ初心者”なのだが、ついおしゃべりしてしまった。古いアニメの話、古い声優の話、漫画業界の話、等々・・・。
スミマセンでした。一足早く退散した。

データ本は、スタッフ、キャスト、物語、元ネタ、その他が一話毎にとても詳しく書かれている。
パースリは関東では再放送されていないので、未見のルパンファンが多い。
DVDもブルーレイも出たことだし、このデータ本を片手に、青木悠三の軽快でお洒落なパースリの世界を満喫していただきたい。

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分厚い資料本制作お疲れ様でした。
通販サイトはこちら!https://part3love.booth.pm/
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