2017/11/24  23:15

【速報】アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示訴訟で東京地裁が原告一部勝訴判決!  群馬高専アカハラ問題

「主文1 被告が平成28年4月27日付で原告に対してした法人文書不開示決定のうち、別紙記載の各部分を不開示とした部分を取り消す。」
 本日2017年11月24日(金)午後1時25分に、東京地裁第522号法廷で判決言渡しがあり、裁判長の声が法廷に響きました。2016年10月26日に東京地裁に情報不開示決定処分の取り消しを求める訴状を提出してからちょうど1年と1ヵ月が経過しようとしていました。
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とうとうこの日を迎えた東京地裁。


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 当日は朝10時に、群馬高専でこの裁判の訴訟代理人弁護士への費用支払いに関する殆ど黒塗り同然の決議書の情報開示を受けた後、東京に向かいました。午後1時25分からの判決言渡しに臨み、判決文を入手するためです。

 午前11時2分に高崎駅発の上越新幹線に乗り、ちょうど正午に東京駅に着きました。いつものように東京メトロ丸の内線に乗り換えて、霞が関でおり、12時半に東京地裁に着きました。地下の食堂で昼食を取り、5階の第522号法廷に着いたのは午後1時でした。法廷の開廷表には次の予定が記載されてありました。

*****東京地裁開廷表*****
522号法廷(5階)開廷表
平成29年11月24日 金曜日
●開始/終了/予定 10:20/10:40/弁論
○事件番号/事件名 平成29年(行ウ)第332号/目黒区校長交際費支出損害賠償請求事件
○当事者      須藤甚一郎/目黒区長
○代理人       ―  /―
○担当       民事第3部 B2係
          裁判長 古田孝夫
          裁判官 貝阿彌亮
          裁判官 志村由貴
          書記官 佐藤春徳
●開始/終了/予定 10:45/10:55/弁論
○事件番号/事件名 平成28年(行ウ)第372号/裁決取消等請求事件
○当事者      ミランダ・ポールジョン/国
○代理人          ―     /―
○担当       民事第3部 B2係
          裁判長 古田孝夫
          裁判官 貝阿彌亮
          裁判官 志村由貴
          書記官 佐藤春徳
●開始/終了/予定 13:25/弁論(判決言渡)
○事件番号/事件名 平成25年(行ウ)第263号/法人税更正処分取消請求事件
○当事者      上村工業株式会社/国
○代理人       ―  / ― 
○担当       民事第3部 B2係
          裁判長 古田孝夫
          裁判官 貝阿彌亮
          裁判官 志村由貴
          書記官 佐藤春徳
●開始/終了/予定 13:25/弁論(判決言渡)
○事件番号/事件名 平成28年(行ウ)第499号/法人文書不開示処分取消請求事件
○当事者      市民オンブズマン群馬/独立行政法人国立高等専門学校機構
○代理人       ―  / ― 
○担当       民事第3部 B2係
          裁判長 古田孝夫
          裁判官 貝阿彌亮
          裁判官 志村由貴
          書記官 佐藤春徳

●開始/終了/予定 13:25/弁論(判決言渡)
○事件番号/事件名 平成29年(行ウ)第246号/採決取消等請求事件
○当事者      ヤガワ・ローリイター・パグラヤン/国
○代理人       ―  / ― 
○担当       民事第3部 B2係
          裁判長 古田孝夫
          裁判官 貝阿彌亮
          裁判官 志村由貴
          書記官 佐藤春徳
**********

 午後1時15分過ぎに、法廷の傍聴人席の入口ドアの施錠が外されるまで、隣の待合室にいると、高専機構の総務課職員のかたが先に待機していました。挨拶をしましたが、原告と一緒にいるのは居心地がよくないためか、職員のかたはまもなく廊下に出て行ってしまいました。傍聴席入口が開けられると、当会と機構職員を含め10数名の傍聴者が傍聴席に着席して、判決言渡しの開始時刻を待ちました。

 午後1時25分に始まった判決言渡しは、開廷表の順番に行われました。最初の事件では「原告請求を棄却する」と、いつも聞きなれたセリフが裁判長から告げられました。「やはり今回もこれと同じセリフが告げられるのだろうか」という思いが、脳裏をよぎりました。

 続いて群馬高専のアカハラ問題に関して当会が提起した事件の判決言渡しです。裁判長の口を注視していると、裁判長は淡々と冒頭のセリフを読み上げたのでした。

 3件の判決言渡しを終えると裁判長は陪席裁判官2名を連れて、一礼をすると法廷を退出しました。

 傍聴席には3件の当事者らしき傍聴人が当会も含めて10数名着席して、3件の判決を静かに聞いていましたが、言渡しが終わるや否や、全員ゾロゾロと外に出ました。当会は、法廷内で後片付けをしている書記官に声をかけて「判決文はどこで受領できますか?」と訊ねました。

 すると佐藤書記官は「10階にある書記官室で判決文が交付されます」と教えてくれました。

■低層階のエレベータで9階に上がり、高層階のエレベータに乗り換えて10階にある書記官室に行きました。さっそく入ろうとすると携帯電話に当会会員からの電話が入ったため、話していると、目の前を藍澤弁護士と機構職員がちょうど書記官室から出てくるところでした。

 見ると手に判決文を持っていました。表情が二人とも硬いように見えたのは、完全勝訴ではなかったためでしょうか。被告の当事者の二人は足早にエレベータで下に降りてしまいました。早速、善後策でも打ち合わせるのかもしれません。

 当会会員からの電話が終わると当会も書記官室の窓口で、受領用紙に署名と押印をして、判決文を受け取りました。全部で23ページの判決文は次に示す通りです。
※判決文: PDF ⇒ 20171124niqnajnsjij.pdf

■内容の詳細は吟味中ですが、判決文3の「訴訟費用はこれを3分し、その2を原告の負担として、その余を被告の負担とする」と記されているように、原告としては大体3割程度部分勝訴した感じがいたします。

 アカハラの被害者が開示してもよいと認めた文書について、開示すべきという判断は判決文では示されておらず、かなり不満な内容ではありますが、すべて個人のプライバシーだとして不開示にしてきた群馬高専にとっては、思いもよらない結果だと推察されます。

 群馬高専=機構側が控訴するかどうかは、14日以内の動静を見極めないと何とも言えません。なぜなら、裁判所が今回示したのは原告と被告の双方の主張の間にひかれた線引きの位置なので、控訴しても大きく変動するとは思えないと判断するのか、あるいはオンブズマンに対して毅然たる態度を徹底してとる必要があると判断するのか、予断を許さないからです。

■引き続き、本件裁判の行方についてご注目ください。

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東京はヒートアイランド現象の為か、群馬県より紅葉が遅い。
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↑裁判所の前の歩道には大勢の人だかりが。
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リニア訴訟で集まった方々だ。
※リニア訴訟第7回口頭弁論(2017年11月24日午後2時30分から東京地裁第103号法廷)
http://blog.goo.ne.jp/ictkofu/e/aa8904ff92301fb9d75b5d9480e16eaa
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【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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2017/11/26  8:34

投稿者:ひらく会情報部

>>「応援者」さんへ
 当会の活動にご支援くださり厚く御礼申し上げます。国の高等教育機関でりながら、これほど情報秘匿体質だとは当初は思いもよりませんでした。
 昨今、世間を騒がせている森友、加計問題を巡る一連の文科省官僚や政府の対応を見るにつけ、22年前に地元群馬県でオンブズマン活動を立ち上げたころから、行政の情報開示に関する姿勢は進歩どころか、あきらかに退歩している実情を痛感いたします。
 今回の「成果」を弾みにして、引き続き、群馬高専の開かれたキャンパス実現に一歩でも近づけるよう、微力ではありますが、全力を傾注してゆく所存ですので、引き続きご支援くださるようお願いいたします。
  市民オンブズマン群馬事務局より

2017/11/25  10:43

投稿者:応援者

お疲れ様です。
機構の飼い犬の銀座の弁護士を使って、国側絶対有利と言われる行政事件で、ホームとアウェーで、それでも処分取り消しが避けられなかったのですから、群馬高専の元々の主張がどれほど常軌を逸していたかという話だと思います。

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