2017/12/21  23:06

公立碓氷病院で不正行為?・・・調査の中間報告を安中市が12月20日に記者発表  茂木市政

■安中市原市の公立碓氷病院で職員が診療報酬の請求文書に虚偽記載した疑いと、同じく有給休暇の不正取得の疑いで、当会がブログで今年7月31日に公表以降、市役所内部で調査が進められてきたようですが、直後の新聞記事による報道の後、安中市からは全く発表が有りません。これまでのところ、当会では独自の調査で碓氷病院における不正行為の実態があることを認識していますが、実際に事実関係を把握するには、やはり病院側の資料のチェックが不可欠です。先日、安中市役所で碓氷病院を所管する総務部長に電話をしたところ、12月市議会の全員協議会で議員の皆さんに報告をする予定であることがわかりました。先週末に定例議会が終わったので、12月20日の午前8時40分に安中市役所を訪れて、総務部長からこの不正事件についてヒヤリングしました。なお、この事件のこれまでの概要と経緯については次のブログを参照ください。
○2017年7月31日:安中市の公立碓氷病院で不正行為?・・・有給休暇の不正取得や診療報酬の不正受給に疑念
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2370.html#readmore
○2017年8月7日:公立碓氷病院で不正行為?・・・実際の損害額の有無と規模を確認すべく安中市長に情報開示請求書を提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2378.html#readmore
○2017年8月9日:公立碓氷病院で不正行為?・・・当会が安中市長に提出した要請書で安中市が碓氷病院の調査開始を発表
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2380.html#readmore
●2017年11月23日:公立碓氷病院で不正行為?・・・その後の状況推移と開示資料の分析結果
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2473.html#readmore

 粟野部長から聴取した内容は次の通りです。

 「例の診療報酬不正の件は、継続して審査中。(関東厚生局は)これを何年もさかのぼって調べている。一人だけじゃなくて全員分を調べている。従って、まだ相当(時間が)係る見通しらしい。年休の不正取得問題は、これはなんというか、タイムカードがあるわけではないし、結局休暇を出した・出さないということについて、本人がその日を本当に休んだかどうか、そういうことの調査ではっきりぴたりと、もう間違いなく、物理的にぴたりと分かったわけではないが、およそ間違いないというところが結果として出たので、その報告を全協で(説明)した。とにかく不正取得が54時間になったみたいだ。延べ日数は13日。時間で出されていたから。それで懲戒相当ということで昨日の夕方、処分をした。今日記者発表する。この話が終わったらこれからすぐ議長に報告する、したがって貴殿には市民第1号としてこの話をしたことになる。」

■ということで、総務部著には、どのような文書が経過報告として安中市議会の全員協議会の場で、説明されたのか、その場で、報告資料の開示を要請しましたが、結局、許してもらえず、所定の手続き、すなわち、行政文書開示請求書をその場で書いて提出しました。
<開示を請求する行政文書の内容又は件名>
 平成29年第4回市議会定例会の12月15日開催の全員協議会に示された碓氷病院に係る事案の説明資料一式

クリックすると元のサイズで表示します
↑行政文書開示請求書: PDF ⇒ j.pdf

 その後、用事があって前橋に移動しなければならないため、安中市役所を出て前橋に向かいました。

 そして、本日12月21日の朝刊各紙を見ると、本件に関して次の記事が掲載されていました。

**********読売新聞2017年12月21日群馬版
有休届け出ず欠勤 30歳女性戒告処分 安中市
 安中市は20日、有給休暇の届け出を出さずに欠勤したとして、公立碓氷病院に勤務する理学療法士の女性(30)を戒告処分にしたと発表した。
 発表によると、女性は2016年7月1日から17年2月からのうち13日間で、計54時間分、有給休暇届を出さずに休んで約10万円の給与を受け取っていた。
 市や病院によると、有給休暇の取得には、「休暇簿」への記入と上司の決裁が必要となる。だが、女性は、リハビリ室のホワイトボードに記入しただけで休暇を取っていたという。
 女性は同病院などに対し、「休暇簿に書き忘れてしまった。反省している」などと話しており、受け取った給与を返還するという。

**********上毛新聞2017年12月21日社会面19ページ
有給休暇の取得未届けで戒告 安中市が病院女性職員処分
 安中市は20日、有給休暇を取ったにも関わらず届け出なかったとして、公立碓氷病院(安中市原市、唐沢正光院長)の理学療法士の女性職員(30)を戒告の懲戒処分としたと発表した。19日付。
 女性職員は診療技術部リハビリ室に所属していた昨年7月1日から今年2月6日、計54時間休んだが有給休暇届を出していなかった。当時の上司ら3人も厳重注意とした。
 女性職員が実施していないリハビリをしたかのように患者の電子カルテに記載した疑いがあるとの情報が寄せられ調査したところ、架空記載は確認できなかったという。

**********毎日新聞2017年12月21日
戒告処分 碓氷病院療法士、年休を不正取得 安中市 /群馬
 安中市は20日、公立碓氷病院(安中市)の理学療法士の女性(30)が年次有給休暇を不正取得したとして戒告処分にしたと発表した。19日付。
 市によると、女性は2016〜17年、所定の手続きをせずに計13日(54時間)の年休を取得した。この問題では、市民オンブズマン群馬がリハビリの実施記録通りに施療されていない疑いがあると指摘。市が診療報酬の虚偽記載の疑いがあるとして、調査を進めている。【増田勝彦】

**********東京新聞2017年12月21日
有休休暇を不正取得 安中・碓氷病院職員照会処分 診療報酬は調査継続
 安中市の公立碓氷病院が診療報酬の請求文書への虚偽記載や有給休暇の不正取得について疑いのある職員について調査していた問題で、安中市は二十日、有給休暇の不正取得が確認できたとして女性理学療法士(三〇)を地方公務員法に基づき戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は十九日付。
 同病院によると、所属長と服務担当の二人の計三人が懲戒処分でない厳重注意を受けた。
 八月の本誌報道の際、病院側は、診療時間の虚偽記載についても調査していることを明らかにしていた。神宮潔事務部長は二十日の取材に「(この職員の)新郎時間の虚偽記載とそれに伴う診療報酬の不正請求が確認されている。調査は継続中で本年度中にまとめたい。関係機関へ診療報酬を返すことになるだろう」と話した。
 今回の処分は昨年一月から今年二月までの間、計五十四時間について年次有給休暇を不正取得したことが確認できたため。休暇の取得は事前に休暇簿に希望する日時を記入して上司の承認を得ることになっていたが、事後に休暇簿を提出する慣行があり、実際には休んだのに勤務した形となっていたケースがあった。女性理学療法士は理由について体調不良や職場の人間関係名地をあげているという。 (竹島勇)
**********

■本来、こうした全員協議会での執行部からの提供情報は、市会議員から発信されるべきですが、機能不全の状況なので、議員の皆さんに代わって、安中市から来年1月中頃に開示されたら、当会で報告させていただきます。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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