2018/2/13  22:53

大同有毒スラグ問題を斬る!・・・渋川市が有害スラグにフタをする工事で4回目の入札実施!  スラグ不法投棄問題

■大同特殊鋼(株)渋川工場由来の鉄鋼スラグは、有毒であり産業廃棄物です。不法廃棄物は撤去片づけなければなりません。しかし群馬県農政部が、東吾妻町萩生川西地区において有害スラグで出来た農道を、スラグを撤去せずアスファルト舗装でフタをしてしまいました。そこで当会は「この工事は無駄な支出だ」として、無駄に出費した舗装工事費を支払わせるべく、群馬県を相手取り住民訴訟を係争中です。この訴訟については、来る2月23日(金)午後1時10分前橋地裁21号法廷でいよいよ判決が言い渡されます。
 ところが当会がわざわざ裁判に訴えてでも、有害スラグに警鐘を鳴らし続けているにもかかわらず、渋川市建設部も群馬県農政部の真似をして、市内の農道に敷かれた有害スラグにフタをしようと躍起になっています。そして、アスファルト舗装工事の入札を行ったところ、同じ工事名の入札が4回も実施されたとする、世にも珍しい情報が飛び込んできました。皆さん、大変ですよ!
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群馬県や市町村が共同で運営する入札情報公開システム。渋川市を選択し、年度「2017年」、工事場所「上郷」などを入力して入札結果を検索してみよう。四つの同じ工事名が検索されます。アドレスはこちらです。↓↓
https://portal.g-cals.e-gunma.lg.jp/ebia/servlet/p?job=AcDantaiZIndex

 3回も入札して工事業者が決まらない異常事態についてはこちらをご覧ください↓↓
〇2017年12月17日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・渋川市で有害スラグにフタをする工事が落札されない!?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2503.html#readmore


■大同特殊鋼(株)渋川工場のお膝元の渋川市で、なんと!驚いたことに「市道1-4265号線舗装被覆工事」という同じ工事が4回も入札が実施されました。4回目にして、やっと工事業者が決まったようです。詳しく見ていきましょう。

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工事名 市道1-4265号線舗装被覆工事
入札方式 指名競争入札
入札種別 電子案件
案件番号 2017274
調達案件番号 201702080006197
工事場所 渋川市渋川(上郷)地内
開札日 2018年01月12日 09時31分
予定価格 4,350,000円

入札経過
第1回 業者名(株)津久井工務店 金額 4,300,000

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 3回も入札して、落札者がいなかったこの異常事態の工事を受注した、(株)津久井工務店とはどのような企業なのでしょうか?ホームページを見ることができます。↓↓
※参考URL:(株)津久井工務店ホームページ
http://www.tsukuikoumuten.jp/

 そこには、実績が紹介されていますが、ほとんどが建築工事ですので、どうやら専門は住宅や施設の建築工事のようです。これは想像ですが、渋川市建設部が、入札が決まらないことに業を煮やして意地になり、建築専門でも何でもいいから建設会社を指名して「決まるまで、入札を繰り返してやる!」と威張り散らしている?ように思われます。

■どの役所にも訳の分からないことをしでかす幹部様がいるものなのでしょうか?

 渋川市建設部が、意地になって入札を繰り返した「市道1-4265号線舗装被覆工事」ですが、建物建築が専門の業者が応札しました。なぜ土木舗装工事が専門の建設業者は、工事を落札しようとしなかったのでしょうか?

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渋川市の畑の中を走る農道が今回の「市道1-4265号線」なんだそうな。注意喚起のカラーコーンが年月共に朽ち果て、横になっている。いったい何年ものあいだ、有害スラグを畑の隣に雨ざらしにしたのか?

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「お知らせ この場所に使用されているスラグ砕石に、基準値を超える『フッ素』が含まれていることが分かりました」とする注意書きが市道1-4265号線には立てられている。

 この有害スラグにフタをする「市道1-4265号線舗装被覆工事」とは一体どんな種類の工事なのでしょうか?道路工事なのでしょうか?それとも土壌汚染対策法による被覆工事なのでしょうか?あれこれ想像を巡らせてみましょう。

■そもそも、この市道1-4265号線は、土壌汚染対策法の要措置地域に指定されているのでしょうか?

 指定されていなければこの工事は、土壌汚染対策法所定の被覆対策ではないハズです。

 であるとすれば、この工事は一般の道路工事ということになります。この「市道1-4265号線舗装被覆工事」では、有害スラグを平らに削り、その上に天然石を補足してアスファルト舗装を施すことになるでしょう。そうでなければ、平らなアスファルト道路は造れないからです。

■この工事の有害スラグの取扱いは次の二つであると考えられます。

その1
 スラグを平らに削り、削りカスをこの工事から排出される産業廃棄物として廃棄物処理施設に運搬して処理する。

その2
 平らになったスラグも、建設工事現場から外に出せば廃棄物であるが、現場内でそのまま利用することが認められているので、そのまま利用し、舗装の路盤として構成させる。

■以上のように取り扱うことが、群馬県内の建設工事のマニュアルである群馬建設工事必携に規定されています。しかし廃棄物を現場内利用するには、土壌に影響を及ぼす性質のものは利用できないことになっています。

 市道1-4265号線のスラグには、渋川市が基準値を超えてフッ素が含まれていると、注意書きが立てられています。

 どうやら、渋川市建設部の幹部様は群馬建設工事必携を読んだことが無いのかもしれません。

■渋川市で「市道1-4265号線舗装被覆工事」という同じ名前の入札が4回もくりひろげられました。そのうち3回も工事受注業者が決まらなかったのは、この工事が建設工事のマニュアルに違反する工事であったからだということが分かってまいりました。

 建設マニュアルを熟知した建設業者が「市道1-4265号線舗装被覆工事」をボイコットするなか、建設マニュアルすら読まない“渋川市建設部”+“受注した業者”というおバカな迷コンビで「舗装被覆工事」という謎の工事が進められようとしています。

 建設マニュアルに違反した工事をどの様に検査して、おカネがこの業者に支払われるのか?渋川市のルール無視の行政手法に、業界関係者の注目が集まることでしょう。なにしろ建設マニュアルがただの紙切れ扱いとされてしまうのですから・・・。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考資料1「市道1−4265号線」の施工時期と有毒調査
 渋川市市民部環境課環境保全係が、市道1−4265号線の使用状況を調査しています。
施工年月日は平成19年度・フッ素が環境基準を超えて含まれていることが、渋川市により公表されています。
※参考URL:平成26年6月16日鉄鋼スラグを含む砕石の使用状況調査結果について↓↓↓
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p001605.html
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p001605_d/fil/t_suragu.pdf

※参考資料2「フッ素の環境基準設定時期」
 フッ素の土壌環境基準が設定されたのは、平成13年です。平成19年度に施工された市道1−4265号線に敷設されたスラグは、群馬県廃棄物リサイクル課が廃棄物に認定しています。
不法に敷設された有害産業廃棄物である大同スラグは、許可を受けた廃棄物処理施設に運搬・適正に処理されなければなりません。渋川市建設部はこのことを誤認識しているのでしょうか?
※参照URL:群馬県環境森林部廃棄物・リサイクル課産業廃棄物係「大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について」↓↓↓
www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm

※参考資料3「渋川市の市長交代」
 渋川市長は昨年交代劇がありましたが、大同有害スラグの対応はどうやら、変わらないようです。
 新市長は、就任記者会見で「空振り三振は評価します」と述べていますが、終身雇用が保証され、時間もふんだんに与えられたお役人様が、そもそも「空振り三振」できるのでしょうか?
 この「空振り三振」は市民のためになっていません。市民が求めるのは、廃棄物処理法に基づいた適正な処理です。誰に忖度した三振なのでしょうか?
〇2017年9月15日: 大同有毒スラグを斬る!…鉄鋼スラグ連絡会議のメンバーの渋川市長が交代!スラグ撤去はどうなる?↓ 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2418.html#readmore
**********2017年9月14日毎日新聞地方版
高木・市長 初登庁/群馬
 渋川市長選で初当選した高木勉市長(65)が13日、初登庁した。市役所本庁舎駐車場であった式典で、高木市長は、集まった職員と支持者ら約500人に「市民に開かれ、奉仕する市役所にしたい。職員の皆さんは市民のために思い切りバットを振ってください。空振り三振は評価します。失敗したら全て私が責任を取ります」と決意を語った。
 高木市長は初登庁後、記者会見で「人口減少危機突破が当面、最大の仕事。対策本部を庁内に設置して、企業誘致を中心に解決策を模索したい」との考えを述べた。公約に掲げた保育料の完全無料化については「財源を精査して来年度当初予算に向けて検討したい」とした。
 このほか「市長選などを通じて身近な生活環境に対する市民の不満が強いと感じた」として、出先機関の各行政センターに権限と財源を与えて、要望に迅速に応える体制に変えていきたいとした。【吉田勝】
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