2018/6/24  21:37

【出張!オンブズマン】校長自ら警察呼んで訪問OB叩き出し?更には連続自殺に独裁体制…続・長野高専の実情  群馬高専アカハラ問題

■群馬高専に関する諸問題の調査の途上、おとなり長野県からの情報提供・告発があり、長野高専も群馬高専に負けず劣らず酷い実態であることが暴露されました。その報告を当ブログで記事にしたところ、各方面から多大な注目と反応をいただいております。以前ご報告した長野高専の実情については以下の記事をご覧ください。
○2018年4月1日:【群馬高専アカハラ・不審死問題】隣県長野からの情報A…隣県も文科省天下り校長で大迷惑?長野高専の実情
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2603.html


 また、機能不全状態にある長野県のオンブズマン団体に代わって、現在、市民オンブズマン群馬が出張活動として長野高専への追及を行っていることは別報のとおりです。(長野高専不正会計・着服問題への活動に関する最新記事⇒http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2672.html

■今回、長野高専の実情に関して、複数の関係者の方から更なる詳細な情報提供をいただけたため、報告記事第二弾として、読者の皆様にお伝えしてまいります。なお、トピックの番号は前回報告記事からの連番としてあります。

(4)石原現校長による訪問OB通報・叩き出し事件
■文部科学省天下り校長である石原氏ですが、2016年4月に着任して2か月ほどしか経っていないある日に、とんでもない事件を起こしたことがあるようです。

 2016年6月23日、とあるOBが母校の長野高専を訪れ、石原校長を尋ねました。しかし、理由や内容はわかりませんが、そのOBと石原校長でなにやら言い合いになってしまったそうです。

 すると石原校長は、そのOBに対して、なんと「退去命令」と「敷地内立入禁止命令」を出したのです。初対面の新任校長と少々口論になっただけで、なぜ母校に金輪際立入禁止にされなければならないのか、理不尽すぎてそのOBも頭を抱えたに違いありません。どう見ても常軌を逸しているというほかありません。まして長野高専に5年間、あるいは7年間通いとおしたOBに対して、たかだか当時3か月も勤務していなかった天下り校長風情がよくもまあここまで面の皮の厚い命令が出せたものだと感心せざるを得ません。

■しかし石原校長の狂気はここに留まりませんでした。当然そのOBが命令を拒否すると、なんと石原校長は自ら警察に通報してパトカーを呼んだのです。OBはあまりに理不尽な命令を拒否しただけにも関わらず、校長直々に警察を呼ばれ引きずり出されることとなったのです。

 万が一訪問者が常軌を逸した言動を行っており、強制的に退出させる必要が生じていたとしても、凶器を振り回している等でなければ、普通は事務職員や学内用務員・警備員を呼んで対処するのが普通です。石原現校長は警察を便利屋か何かと勘違いしているのでしょうか。長年通った母校にこのような仕打ちをされたOBの無念は、察するに余りあるものです。

■前回ご報告したように、学内暴行事件のニュースを見て「何でこんなことで警察を呼んだんだ?」と言い放つような極めてアナーキーな願望と感覚をもっている石原氏ですが、どうも自分に関することになるとあべこべにどんな小さな出来事でも警察を呼び出したがるようです。何でもかんでも自分のオモチャだと勘違いしている、官僚の鑑のような態度だと言えます。

 長野高専では、この事件をきっかけに、石原氏の異常性が教職員らに認知されるようになったそうで、就任2か月でここまでのトラブルメーカーになる人物もなかなか珍しいものだと感じられます。

(5)長野高専における連続自殺・不審死事件
■石原氏が長野高専に着任する前も、実は大事件が起こっていたようです。なんと、2012年の1月〜7月のたった半年間に、3件もの学生の自殺が連続して起こっていたというのです。
 
 群馬高専でも、2年間で3名もの寮生が自殺・不審死を遂げ大問題になりましたが、長野高専のこの事件は、それを遥かに上回るペースだったということになります。

■1度目の自殺は2012年1月に、2度目の自殺は2012年の4月下旬に当時の副校長(教務主事)の研究室所属の学生が自宅で、さらに3度目の自殺は2012年の7月下旬に学生寮にて発生しました。

 情報提供によれば、未だに全く理由も動機も不明な群馬高専寮生連続不審死とは少し異なり、どうやら一部では学業のストレスが動機にあったようですが、これらの自殺のうちどれほどまでがそれで説明が付けられるのかは判然としません。加えて、2012年12月には、自殺未遂事件までが発生していたようです。1年間に3件の自殺と1件の自殺未遂というのは、もはや極めて異常というほかなく、当時の長野高専がどのような原因究明と再発防止策の徹底を行ったのか、しっかりと把握されなければなりません。

■さらにそれから遡り、2009年5月にも学生の自殺が発生していたようです。この時はなんと、信じられないことに、公表しないどころか内部教職員・学生には「急病による死亡」と学校側が嘘の説明をしたようです。しかも、口頭だけでなく文書やメールでもこのように堂々と嘘を付いていたということで、本当であれば、下手をすれば虚偽公文書作成ということになります。

 仮に、群馬高専でも散々に使い古された伝家の宝刀である「ご遺族の意向」と理由付けをするにしても、公的機関に許されているのは「ぼかす」ところまでであって、「明白な嘘を付く」ことは許されていません。私企業などと違い、国民は公的機関を絶対的に信用せざるを得ないのですから、それが明確な虚偽を伝えるという事は、誇張抜きで国の根本を揺るがす事態でもあるわけです。独立行政法人たる長野高専が、そんな国家機関としてのキホンすら理解できていなかったというのであれば、これは問題であると断じざるを得ません。

■そしてなんと、この2009年の自殺と虚偽通達が起きていた当時の長野高専総務課長は、現在群馬高専でアカハラ隠蔽や諸問題の火消しに血道をあげている猿田智男だったのです。国家・国民に仕えるということの意味も理解せずに無茶苦茶な隠蔽行為を繰り返す彼の才能の萌芽は、すでにこの時から出ていたということになります。(猿田智男・現群馬高専事務部長について⇒http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2602.html

 なんにせよ、2009年に1件、2012年には半年のうちに3件の自殺事案、更に2012年の末に1件の自殺未遂という事態は、件数とペースだけ見れば群馬高専よりも凶悪なものです。なぜこんな大事件が当時報道すらなされなかったのか、まったく意味が分かりません。

■なお、この自殺事件については、16年4月に着任した現石原校長はもちろん関わっておらず、2009年と2012年1月の時は大島有史前々校長(なお、文科省からの天下り)、2012年4月と7月の自殺事件および12月の自殺未遂については黒田孝春前校長のもとで起こっています。となると、かつての校長たちが果たしてどのような学校運営を行っていたのか、改めてその責任が問われることになります。

 ただし、就任したての黒田氏が学校運営にどれほどコミットできていたのかは未知数なため、大島氏の「負の遺産」を押し付けられる形になっていたのかどうか、更なる情報収集が必要と思われます。

(6)長野高専で年々加速する強権的運営
■長野高専では年々、独裁的かつ強引な学校運営の傾向が強まっているそうです。つまり、学校に人生を預ける当事者である教職員・学生らとその保護者の意見などはどこ吹く風で、校長(ほとんどは文科省天下り)とその腰巾着のごくごく一部が学校を好き勝手放題でオモチャにしている悲惨な状況に陥っているということです。

■では、天下り校長によってどのような改悪が行われているのか、経緯を見てみましょう。

 2005年頃までは、長野高専の学校運営に関しては、学科長なども出席する比較的多人数の「運営会議」によって決められていました。しかし、2005年6月、長野高専の講師が中学生を買春してしまうという事件が起こってしまいます。
※参考URL:須坂ニュース「児童買春容疑で高専講師を逮捕」↓
https://www.suzaka.ne.jp/news/?subaction=showfull&id=1118398985&archive=1123427883&start_from=&ucat=11&

 この時の校長は文科省天下りの井上明俊氏でしたが、井上氏はキャリアに傷が付いたり批判されるのを恐れて、学校の責任者であるにも関わらず自らは表には出ず、副校長の堀内氏を矢面に立たせました。これで味を占めたのか、井上校長は「運営会議」の上に、校長とごく一部の教職員のみの「執行会議」を作り、ここで勝手に運営に関する事項を全て決められるようにしてしまいました。

 この「ごく一部の教職員」というのが、教務主事や学生主事といった「副校長」ですが、主事は校長が勝手に任命できますから、必然的に校長のお眼鏡に適った腰巾着ばかりということになります。

■さらに時は下り、文科省天下りの石原現校長は2018年度から、副校長に加えて「校長特別補佐」なる役職を設け、イエスマン体制をさらに凶悪化しました。当然お気に入りの腰巾着がその役職に就いたようです。当然、一般の教職員や学生らの意見など、そこには微塵も入ってはいません。「教育機関」というより、これではただの「満足接待・王様気分で遊び放題・天下り官僚専用快適ファーストクラス機関」です。文科省天下り官僚による学校の私物化の現状は想像以上に深刻なようです。

 さらに、この校長お気に入り腰巾着の「副校長」の体質が、次のトピックにも繋がってきます。

(7)機構本部に栄転した元副校長に水銀お漏らし隠蔽疑惑?
■長野高専では2016年に有毒物質である水銀の流出事故が発生し、報道もなされましたが、その際石原校長率いる幹部らが極めてずさんな対応を行っていたことは前回ご報告したとおりです。その前回の報告の末尾で少しだけ触れたとおり、実は、その翌年の2017年にも別の部屋で水銀の流出事故を起こしており、しかもこれは一切公表されず、それどころか内部の教職員・学生らへの通知もされないままに、ほぼ完全に隠ぺいされているということです。実は、この隠蔽されている水銀流出に、元副校長が関わっている可能性がある、というのです。

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水銀流出疑惑をはじめ、数々の悪評が飛び交う戸谷順信氏。長野高専HPより。なお、どうやら長野高専関係者にまた別の「戸谷」姓がいるようなので、区別の為基本フルネームとする。

■長野高専でかつて副校長(総務主事)を務めていた戸谷順信(とや よりのぶ)教授は、2017年4月に高専機構本部の国際交流センターに副センター長として異動しました。その後誰も使わなくなった、彼の使っていた部屋を検査したところ、水銀の流出が見つかったということです。

 実は、副校長から校長に上がるにあたって、校長枠の空きが出るまでの待機枠として、機構本部に異動、もとい「栄転」したという裏事情があるようです。そして、「実は戸谷順信氏は水銀流出を起こしていたかあるいは少なくとも水銀流出を知っていたが、この『栄転』、ひいては校長昇格に影響が出るのを恐れて、水銀をほっぽったまま機構本部に逃亡したのではないか」という確信に近い話が、長野高専教職員の間で語られているそうです。

 また、仮に百歩譲って故意ではなく、水銀流出を知らないまま「栄転」したにしても、彼の管理下で、あるいは彼が責任を負うべき使用によって、水銀が流出した可能性が非常に高い以上、その責任は問われてしかるべきなのですが、そういった話もなく、ろくに事実関係の調査もされないまま、一切不問となり「逃げ切り」に成功した形になっているのが、関係者らの憤りをさらに倍増させているようです。

■この戸谷順信氏の人となりについてですが、複数の関係者に聞いても、いいエピソードが皆無です。昔から主事兼副校長をやっていたそうですが、非常に秘密主義的で、傲慢で、ゴマ擦りだけは得意という悪夢のような男であったというような話だけが返ってきます。加えて、実は、上記した2012年4月に自殺した学生が所属していた研究室が、この戸谷順信氏の研究室だったのですが、自分が受け持つ学生が自殺したにも関わらず、非常に無関心かつ冷徹な態度で印象に残ったと関係者は語っています。

 戸谷順信氏の経歴を見ると、2007〜2010年度に学生主事、2011〜2014年度に教務主事、2016年度に総務主事を歴任しており、さらに2009年から2016年まで副校長を兼任していることが分かります。つまり、10年間もの「下積み」の期間があったことが、ここから読み取れるわけです。

 当会として、この「副校長」としての長年のゴマ擦りの努力が結実しかかっているという事実自体は認めるにやぶさかではありません。石原校長がこの水銀流出の一件を隠蔽し、風化させようと試みている理由のひとつも、かつて自分に尻尾を振ってくれた「副校長」の責任を万一にも追及されたくない、ということなのでしょう。

 しかし、教育者・研究者としての魂を捨て去り、「劣化版・文科官僚天下り校長」に成り下がっただけの男が校長という重職に就くのは、いかがなものかと感じざるを得ません。いくら泥水をすすって努力したといっても、それが「教育者・研究者」としての下積みではなく、単なる「犬」としての下積みなら、肝心のリーダーシップを発揮する人材としてはまったく無能のままに等しいと断じるほかありません。

■そういえば、アカハラ問題を現在絶賛隠蔽中の群馬高専校長・山崎誠氏も、もとは長岡高専副校長からの就任でした。当初は「プロパーの改革者」として期待していたのですが、やはり、長期にわたり天下り校長に媚を売り続けて副校長としての「実績」を積み、仕上げに得体の知れない「選考委員会」が校長の就任内定者をブラックボックスで決めるシステムでは、高専プロパーといえど文科省天下り校長の粗悪なコピー品のような人物が濃縮されてしまうのかもしれません。法人化を経て現場叩き上げも校長になれるようになったとはいえ、現実はまだまだ厳しいようです。

 閑話休題、こうして隠蔽下にある第二の水銀流出事故ですが、しっかりと事実関係の調査と教職員・学生らへの健康調査、そして内部への通知と公表までもをつつがなく行って、教職員・学生そして国民の福祉をまず第一に優先させてほしいものです。

■今回取り上げる長野高専の実情は以上となります。これでもかという程の酷い実態の数々には相変わらず頭を抱えますが、とはいえ、抱えてばかりでは何も変わりませんから、微力ながら長野高専の浄化にも資するような活動ができれば、と考える次第です。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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