2018/9/8  10:53

【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その3)「水銀流出関連」  群馬高専アカハラ問題

■続いて、メディア報道もされた2016年の水銀流出事件の翌年、またも発生してしまった上に隠蔽された水銀流出事件に関する開示文書を見てみましょう。
 途中、なぜか文書3-3に報告書、メール、リスク管理室会議議事概要、保護者向け文書などが全部一緒くたにされており、非常に見にくいため、そこだけ小分けにしています。


【事件ファイルNo.3:2017年に発生した水銀流出事件関連】

3-1 機械工学科流体実験室における水銀発見について(平成29年4月14日付け)PDF ⇒ 20180830_301.pdf
3-2 機械工学科流体実験室における水銀発見について(第2報)(平成29年4月24日付け)PDF ⇒ 20180830_302.pdf
注:この第2報の時点では、検討事項として保護者への周知、HPへの掲載、マスコミ周知、教員会議での学内周知が検討されていたにも関わらず、下記の第3報でHPへの掲載とマスコミへの掲載が行わないことが決まっている

*****3-3-1, 2 機械工学科流体実験室における水銀発見について(第3報)(平成29年6月7日付け)*****PDF ⇒ 20180908_3312.pdf
                               H29.6.7
     機械工学科流体実験室における水銀発見について(第3報)

1.経過報告
 平成29年4月24日以降の経過について以下のとおり報告いたします。
 ・4月26日(水)
  学内において「毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査」を実施(別紙1)
 ・5月8日(月)
  業者(長野県労働基準協会)より正式報告書受領
 ・5月9日(火)
  測定結果を産業医へ回送しご意見を伺った(意見書として5月17日に受領)
  ※当初5月18日開催の安全衛生委員会へ出席予定であったが■■■■■■■書面で意見書提出
 ・5月18日(木)
  安全衛生委員会において現状報告及び業者同席の上測定結果に対する意見を伺った。
 ・5月20日(金)
  「毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査」とりまとめ完了
 ・5月22日 (月)
  リスク管理室会議を開催し、「毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査」状況、実験室立ち入り者特定状況等を説明のうえ、今後の対応について協議した。

2.測定結果最終報告(別紙2)
 ・9地点中9地点で定量下限値未満、実験室前室地点で測定した値と比較して2地点において「0.0008」の数値となっている。
  ※管理濃度基準値は「0.025」
  ※ 7地点の「0.0007」については確定数値ではなく0.0007未満ということである。
 ・排水ますの測定値は、流し「0.0005」、中央「0.0008」
  ※基準値は「0.003」
  基準値以下であるが、通常検出されるべきではないため、水又は汚泥等に残留している可能性がある。
3.産業医意見※H29.5.18開催の安全衛生委員会に併せて意見書提出(別紙参照)
 ・水銀を直接飲んでも健康障害は無い、皮膚に付着した場合には洗浄すれば心配は無いが、水銀は常温で気化しやすく、呼吸によって吸入するときわめて危険である。
  ※中毒量は1㎥中「1.2」以上、吸入無作用濃度は「0.1」以下
 ・今回については基準値以下であったので安心した。
 ・今後同様の案件を起こさないよう水銀を用いた器具等は廃棄して欲しい
4.今後の方針について(H29.5.22リスク管理室会議決定事項)
 ・調査の結果判明した「毒劇物および危険物等」についてはすべて廃棄する
 ・流体実験室ピット内の洗浄作業を実施し、完了後、水中及び空気中水銀濃度再測定
 ・水銀に濃厚接触が疑われる学生3名及び主として実験室を使用している教員1名について健康診断(通常及び特定健診)を実施する
 ・濃厚接触が疑われる学生の保護者への説明文案作成(別紙参照)
  ※保護者へは機械工学科学科長より説明の上、説明文書を渡す。
 ・機械工学科及び専攻科(機械系)学生に対して今回の案件について説明及び説明文書を掲示する【注:この掲示文書については開示文書内に見当たらないし、しかも、掲示された事実関係すら確認できない
 ・HPへの掲載、マスコミ周知は行わない
注:ここで事件の公表を行わないことが幹部によって決定されている。健康被害を受けた人物こそいなかったからよかったものの、そもそも前年に水銀流出でマスコミ報道沙汰を起こして再発防止を誓っているのに、翌年も発生してしまった同種の事件についてHPへの掲載すら行わないというのが意味不明である。前年の事件を受けての反省など皆無であり、関係者やマスコミへの言葉は空虚な出まかせでしかなかったということだろう。極め付けには、教職員への説明については検討事項に挙げられていたはずなのに勝手に俎上から消えており、実際今日に至るまで行われていない。保護者・学生への説明も、下記3-3-21、 22の文書を強い関連のあるごく一部の者に送り付けたのみである

5.今後の対応予定
 ・「毒劇物および危険物等」処分については、業者との契約が整い次第実施(7月初旬予定)
 ・学内周知及び啓発(教員会議)
 ・健康診断結果により対応が必要になる可能性がある(産業医の判断及び指示)
 ・流体実験室ピット洗浄(実施時期については業者と交渉中)
 ・流体実験室再測定
                          以上

*****3-3-3, 4 毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(依頼)*****PDF ⇒ 20180908_3334.pdf
長野工業高等専門学校メール-毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について
国立長野高専                    岩佐達也■■■■■■■■

毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(依頼)
1件のメッセージ
                          2017年4月26日14:57
平成29年4月26日
教職員各位
財務係
研究室等で保管している毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(依頼)
 平素は毒劇物および危険物等の適切な管理にご協力いただきありがとうございます。
 標記の件について、このたび各研究室等で研究に不用になったり、長期間使用せずに保管されたりしている毒劇物および危険物等の廃棄を計画的に実施していくために、下記の通り調査を実施いたします。
 各研究室等におかれましては、研究室内で該当するものが無いか、ご確認をいただきますようお願いいたします。

 記

調査対象:
 以下に該当する化学物質、実験機器等
 ・毒劇物および危険物等の試薬や廃液のうち、不用になったり、長期間使用、廃棄せず保管されているもの。
 ・水銀等の毒劇物や危険物等が含まれている実験機器や装置等のうち、不用になったり、長期間使用せず保管されているもの。
 (調査対象となる化学物質は、主に「毒物及び劇物取締法」および「消防法」の対象となる化学物質を想定していますが、それ以外でも「農薬取締法」や「薬事法」等の法律の対象となるものがございましたら、記載してください)

提出方法:対象となるものがございましたら、別紙のリストに記載し、財務係までご提出ください。

提出期限:平成29年5月20日(金)

その他:廃棄時期、方法等については、別途ご相談させていただきます。

ご不明の点がありましたら、担当までお問い合わせください。
 以 上

 本件担当
 財務係■■
 内線:7009
 Maiil:■■■■■■
*******************************
〒381-3550 長野市徳間716
長野工業高等専門学校総務課
財務係長■■■■
TEL 026-295-7009
FAX 026-295-4356
Email ■■■■■■
*******************************
添付ファイル2件
別紙.xlsx 14K
毒物・危険物調査について(依頼) 71K
**********

3-3-5〜11 作業環境測定報告書(実態調査:水銀) PDF ⇒ 20180908_335to11.pdf
3-3-12,13 計量報告書 PDF ⇒ 20180908_331213.pdf
注:文書3-3について、これだけ種別の違う文書を同一番号にまとめてくるところをみると、3-3に関しては妙に仕事に手抜きを感じる

*****3-3-14, 15 産業医の所見*****PDF ⇒ 20180908_331415.pdf
                               資料No.1-3
■■■■■■■■■安全衛生委員会に出席できそうもありませんことを大変心苦しく思っています。産業医の立場から少しでもお役に立つことがあればと下記のように印刷しました、宜しくお願い致します。 (産業医■■■■

2年前に実験器具が破損して水銀の露出事故があった事が発見されたとの報告を聞きました。そしてそのことが原因で健康障害を起こした関係者はいないとのことでほっとしています。

水銀は大きく分けて金属水銀と水銀化合物に、水銀化合物は無機と有機化合物に分けられます。特に有機化合物は微量でも猛毒です。大型魚類、深海魚には食物連鎖の結果体内に高い濃度に濃縮されていて、その結果マグロの刺身は週に1回以上は食べないほうが良いと言われています。また幼少児と妊婦には水銀は特に要注意です。
金属水銀は皮膚や特に粘膜からの吸収は極めて少なく、危険ですから絶対してはいけませんが、極端の話水銀を飲んで健康障害を起こしたという報告は聞いていません。水銀が皮膚に付着した場合は石鹸で十分に洗っておけば心配ありません。
金属水銀は常温でも気化しやすく、呼吸によって吸入されると微量でも極めて危険です。日本の環境基準は空気1㎥メートル中に40ng以下です。
金属水銀は極めて蒸発しやすく極端な話ですが完全に密閉した部屋で室温20度の環境では空気1㎥メートル中に18mgにもなり極めて危険です。人吸入中毒量は空気1㎥メートル中1.2mg以上、人吸入無作用濃度は0.1mg以下ともいわれています。水銀事故の報告例は多数ありますが極端な例を除き通常換気された部屋では健康障害を起こしたという報告は聞いていません。
下水中や土壌に廃棄された水銀はやがて無機水銀、有機水銀に変化して何らかの形で人体に取り入れられれば危険ですが報告によれば下水中の濃度は基準値以下であったとのことですので安心しました。

問題は今後こう言った問題が起きないようにしていくことです。再発防止の為以下のような事を考えて頂きたい。
1. 水銀を用いた実験器具等に、水銀を用いていない器具等が代替できれば交換してほしい。
2. 不要になった水銀を用いた器具等は廃棄してほしい。
3. 責任者を決めて水銀を用いた実験器具等を使用するときは、換気が行われていることを確認すること。また使用前後に必ず器具に破損がないか、水銀漏れがないか点検すること。
4. もしも器具の破損や水銀漏れか認められれば、更に室内の換気を十分にする。
  次に器具から水銀が濾出または気化しないための処置をする。漏れた水銀が発見されたら、例えば箒と塵取りでも結構ですので、飛び散らないように注意して収集する、その後掃除機で更に吸い取る。室内の換気は続けること
5. 密閉できる丈夫なプラスチックの容器(500ml位)、密閉できるゴミ袋、ビニール製の手袋、集塵袋のついた掃除機を常備しておき、収集した水銀は空気に触れないように、水を入れた上記の容器に入れ密閉しておく。集塵袋や水銀に汚染された手袋等々は、ゴミ袋に入れて密封する。後日業者に処分を依頼する。
  また破損した器具は、可能な限り早く補修すること。
6. 関係部署に可能な限り早く報告して、安全対策を講じること。

*****3-3-16, 17 リスク管理室会議議事概要(平成29年4月17日開催分)*****PDF ⇒ 20180908_331617.pdf
注:4月13日の流出水銀発見のたった4日後、しかも土日を挟んでいるから実質的に2日後の時点であるが、すでにこの時点で経緯の大半が判明している。権限や情報を一手に握る上層部の間での情報共有はきわめて早いのに、保護者(ごく一部)への報告は2か月以上後であり、どうもここでも肝心の保護者や学生はおいてけぼりであることが伺える

                          平成29年4月17日
          リスク管理室会議議事概要
日 時  平成29年4月17日(月)  17:10〜 17:45
場 所  校長室
出席者  石原校長、副校長:大沢、押田、奥村、鈴木、楡井、古本
     事務部長、総務課長、学生課長

次の事項について、情報共有及び意見交換が行われた。

1.機械工学科棟1階流体実験室における水銀発見について
〇4月14日(金)に発生した事案について、総務課長より概要及び現状について報告するとともに、今後の対応について検討した。
(1)概要
  平成29年4月13日16時頃、機械工学科棟1階流体実験室において、学生がホワイトボードの裏に置かれた寄木細工を発見した。
  学生が箱を開けたところ、ティッシュにくるまれたカメラフィルムケースが入っており、ケースの蓋部分に数ミリの灰色の球状液体が付着していた。
  学生と■■■■が水銀ではないかと判断し、ビニール袋に二重にくるみ、取り扱った者は、実験室内の手洗い場において手を洗浄した。(学生2名)
  20時■■■■より岡田学科長へ報告。
  平成29年4月14日12時頃学生課長へ報告(ロボコン説明会に出張中)
  15時頃機械工学科岡田学科長及び■■■■により総務課に報告。
(2)状況確認
  総務課において現場及び現物確認
  ビニール袋に入ったティッシュペーパーに付着した1〜2ミリ程度の現物2粒及びフィルムケースに入った20ml程度の現物を確認。
  ■■■■が、■■■■学生に事情確認したところ、「以前実験機器が壊れて水銀が漏れたことがあるという噂を聞いたことがある」との話を受け、■■■■■■■■■■に対して総務課において聞き取りを行ったところ以下のとおりである。
  (聞き取り内容)
  2年前(平成27年春頃)流体実験室内において壊れた水銀気圧計と床に水銀らしき物体を発見、手にビニール袋をはめて、ティッシュで床にこぼれていた灰色の物体を集めてフィルムケースに入れ、ティッシュとともに寄木細工の箱に入れ実験室内に放置した。
発見された場所と状態から2年間そのままであったと思われる。
  当時発見された際に室内にいた学生は5名、うち収集した学生は2名。
  今回聞き取りをした学生ともう1名で収集したが、もう1名が誰であったかは記憶していない。
(3)現状対応
 ・機械工学科棟流体実験室の閉鎖を指示。
 ・「社団法人長野県労働基準協会連絡会」に実験室空気中の水銀濃度測定依頼連絡中。(出先のため本日中の対応は不可能)
 ・聞き取りをした学生を含めて健康被害の自覚はないことを確認。
 ・昨年度まで実験室を主として使用していた■■■■に連絡(明日土曜日に来校予定)【注:この「昨年度まで実験室を主として使用していた」人物が、名前は黒塗りされているものの、校長候補として高専機構に栄転した戸谷順信氏とみられる
 ・現場にて、目視で残存している水銀は無いことを確認。
 ・2年前の発見時の学生5名について、岡田学科長により現在特定中。
(4)今後の予定
  危機管理室の設置(現状、校長及び事務部長へは報告済)
  実験室内の空気中水銀濃度の測定(速報は測定後2〜3日、詳細結果は3週間 程度)
  濃厚接触が想定される者(実験室で2年間実験・卒業研究等を行った者)の特定
  濃厚接触が想定される者の健康調査(尿検査等)
  長野市下水道施設課へ連絡し検査実施

○意見等
 ・どこから水銀が出たのかは特定できているか?
  ―実験室内に保管されているマノメーターから流出していることを確認している。
   マノメーターは緩衝剤で梱包されており、現在は流出していない。
 ・昨年環境都市工学科で発生した同様時案対応で学内調査した時には今回どのような報告になっていたのか。
  ―昨年まで管理者であった■■■■はマノメーターが破損していることを認識していなかった。【注:この「管理者」も戸谷順信氏を指すのだろうか
 ・汚染状況によっては浄化作業が必要になると思われるので、環境都市工学科も協力する。
 ・水銀を含んだ実験機器等について今回を機に全て廃棄する方針で進めていく。
  ―昨年の調査結果を含めて早急に調査を実施する。
                               以上

*****3-3-18 リスク管理室会議議事概要(平成29年4月24日開催分)*****PDF ⇒ 20180908_3318.pdf                         平成29年4月24日
          リスク管理室会議議事概要
日 時  平成29年4月24日(月)  17:00〜17:30
場 所  校長室
出席者  石原校長、副校長:大沢、押田、奥村、鈴木、楡井、古本
     事務部長、総務課長、学生課長

次の事項について、情報共有及び意見交換が行われた。

1.機械工学科棟1階流体実験室における水銀発見について
〇4月14日(金)に発生した事案について、総務課長より経過及び現状について報告するとともに、今後の対応について検討した。
(1)経過報告
 ・4月20日(木)11:30〜
 一般社団法人長野県労働基準協会連合会による測定が実施された。
 ・4月20日(木)15:30〜
 安全衛生委員会を開催し、概要及び現状について報告した。
 ・4月24日(月)8:30(メールは22日19:57に送信されていた)
 速報結果連絡が入る。
(2)速報結果(別添参照)
 ・9地点中7地点で定量下限値未満、2地点で定量下限値を若干超える値となっているが、基準濃度の約35分の1なので問題がない。
 ・マノメーター本体の値が管理濃度の約45%となっているのでただちに撤去することが必
(3)3.対応状況
 ・実験室ピット内に残留水銀がないかについて24日(月)採水予定。
  ※ピット内の残量水位が低かったため通常の方法で20日に採水が出来なかった。
 ・マノメータの処分について業者と日程調整中
 ※水銀処分は北海道1処分場のみで実施されていること、及び、運搬については専用業者が必要なことから、3社契約となるため6月末が最短処分契約となる。
○今後の方針について
 ・ピット内の調査結果をもつて、保護者等への通知内容を決定する。
 ・健康被害について、当該学生及び教員の健康診断を実施する。(保護者説明が必要)
 ・前回検討したとおり、水銀等有害物質が含まれた実験機器については原則廃棄。
  合わせて不要な毒劇物についても廃棄する。
 ・調査結果に基づき産業医から意見をいただく。
                             以上

*****3-3-19, 20 リスク管理室会議議事概要(平成29年5月22日開催分)*****PDF ⇒ 20180908_331920.pdf                          平成29年5月22日
          リスク管理室会議議事概要
日 時  平成29年5月22日(月) 17:00〜17:30
場 所  校長室
出席者  石原校長、副校長:大沢、押田、鈴木、古本、(欠席)奥村、楡井
     事務部長、総務課長、学生課長

次の事項について、情報共有及び意見交換が行われた。

1.機械工学科棟1階流体実験室における水銀発見について
〇4月14日(金)に発生した事案について、総務課長より経過及び現状について報告するとともに、今後の対応について検討した。
(1)経過報告
 ・4月20日(木)11:30〜
 一般社団法人長野県労働基準協会連合会による測定が実施された。
 ・4月20日(木)15:30〜
 安全衛生委員会を開催し、概要及び現状について報告した。
 ・4月24日(月)8:30(メールは22日19:57に送信されていた)
速報結果連絡が入る。
 ・5月8日 (月)
 業者(長野県労働基準協会)より正式報告書受領
(2)測定結果最終報告(別添参照)
 ・9地点中9地点で定量下限値未満、実験室前室地点で測定した値と比較して2地点において「0.0008」の数値となっている。
 ※管理濃度基準値は「0.025」
 ※7地点の「0.0007」については確定数値ではなく0.0007未満ということである。
 ・排水ますの測定値は、流し「0.0005」、中央「0.0008」
 ※基準値は「0.0033」
 基準値以下であるが、通常検出されるべきではないため、水又は汚泥等に残留している可能性がある。
(3)産業医意見
 ・水銀を直接飲んでも健康障害は無い、皮膚に付着した場合には洗浄すれば心配は無いが、水銀は常温で気化しやすく、呼吸によって吸入するときわめて危険である。
 ※中毒量は1㎥中「1.2」以上、吸入無作用濃度は「0.1」以下
 ・今回については基準値以下であったので安心した。
 ・今後同様の案件を起こさないよう水銀を用いた器具等は廃棄して欲しい
(4)今後の方針について
 ・排水ます(ピット等)については、汚泥等除去を実施する。
  方法・時期については業者と調整のうえ実施し、その後再度採水調査及び実験室内の空気濃度測定を行い、調査結果をもって実験室を開放するかどうかの判断を行う。
  水銀は気化しやすいこと、現在の空気中濃度が低いことから判断して、実験室内の洗浄は行わない。
  前期中に処理を完了し実験室を開放することを目標とする。
 ・保護者等への通知内容を決定し、学科長より関係の保護者への説明をお願いする。
 ※昨年の環境都市工学科案件は学科長が対応
 ・健康被害について、当該学生及び教員の健康診断を実施する。(保護者説明が必要)
 検診対象者は2年前に濃厚接触したと思われる2名、今回の濃厚接触者2名及び■■■■
 ・2年前から実験室を外部に開放した経歴について再度調査する。
 ・水銀等有害物質が含まれた実験機器については原則廃棄。合わせて不要な毒劇物についても廃棄する。
                            以上

*****3-3-21, 22 機械工学科実験室における水銀発見について*****PDF ⇒ 20180908_332122.pdf
                           平成29年○月○日
(○ ○君の保護者の氏名宛)
                    独立行政法人国立高等専門学校機構
                    長野工業高等専門学校長 石原 祐志
        “機構工学科実験室における金属水銀発見について
皆様方におかれましては, ますますご清祥のことと存じます。
 日頃より, 本校の教育研究活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
 さて、昨年夏に本校環境都市工学科棟1階実験室において金属水銀の漏えい事故があり、プレス発表を行いました。その節は、保護者の方にはご心配をかけ、申し訳ございませんでした。その後、全学的に危険物・劇物の調査を行ったところ、機械工学科の実験室において, 今までの帳簿に記載のない、金属水銀が保管されていることが発見され
ました。この文書は、本案件に関わりのある■■■■■■■■■■の学生とその保護者の方々へのご報告でございます。【注:全学的に調査を行って発見したなどとのたまっているが、経緯を見る限り、単に学生が偶然発見しただけで、長野高専の自主努力によるものでは一切ない。我田引水もいいところである。そもそも、すぐ下に記されている経緯概要との整合性が一切取れていないことをなぜ誰も気に留めなかったのか

(以上、共通部分。以下、■■■■■■に合わせて適宜修正)

 平成29年4月13日(木)に、機械工学科棟1階の流体実験室においてフィルムケースに保管された金属水銀が■■■■○○君らにより(■■■■保護者宛の場合は、■■■■■■学生2名により」)発見されました。その由来を調査する過程で、同実験室内に、破損した状態の,金属水銀を使用するタイプの圧力測定機器(マノメータ)と金属水銀が付着した紙が、厳重に密封された状態で見つかりました。
 教職員及び学生へのヒアリングの結果、2年前に当時の■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■生保護者宛の場合は、「○○君らが」)が、破損した状態のマノメータとそこから流出した金属水銀を発見し、可能な範囲で液体水銀をフィルムケースに回収し、棚に保管し紙で残りの金属水銀をふき取るなど処理をしたことが判明いたしました。
 残念ながら、当時、学生から教職員への報告の記録はなく、その事実は今回の調査まで学校は把握していませんでした。【注:水銀マノメータは、水銀を使用していることは言うまでもなく、それなりにサイズがあり高価なシロモノである。つまり紛失や破損の重大性は温度計や試験管などとはわけが違う。しかも、現在使用されているマノメータはほとんどがデジタル式に置き換えられており、水銀を使うものはそう多くはない。つまり、管理が困難になるほど多数あるわけでもない。学生から報告があったにせよなかったにせよ、こんなものが破損して使用不能や所在不明という事態に陥っていたにも関わらず、それを認知できなかったのだとすれば、物品管理があまりにも杜撰すぎるというほかない。学生に責任転嫁する前に、管理者や使用教員の責任は当然問われるべきだろう。加えて、2016年の水銀事故を受けて全学的調査を行ったはずで、この事実は物品数の照合を行えば当然明らかになっていたはずなのに、なぜ漏れてしまったのか、実態解明も必要であろう
 また、破損したマノメータと金属水銀を処理した紙を、誰が、いつ密閉保管したのか、マノメータを誰が破損したのかは、判明しておりません。

 本校は、直ちに当該実験室を密閉し、その使用・立入を直ちに禁上した上で、実験室内外の空気中の水銀濃度を専門機関に調査を依頼しました。専門機関による調査結果は、実験室内の空気中の水銀濃度は規制値より十分低く、実験室外部と有意な差がないということでした。また、2年前に金属水銀を発見し、処理した■■■■及び今回金属水銀を発見した■■■■学生2名が、金属水銀を触っておりますが、いずれも、直後に洗浄しており、これまで健康面の影響は特にない状況です。さらに、本校産業医(学校医)も、今回の状況では健康面への影響は少ないとのことでした。本校としては、念のため、○○君他3名に臨時の健康診断を受診してもらうこととしております。

 本校としては, 二度とこのような案件が発生しないために、水銀等有害物質を含んだ実験装置を全て計画的に廃棄します。また、その他の機器についても定期的な点検をさらに徹底し,実験実習を行う際は指導教員が必ず各装置や器具類の劣化や欠損のないことを確認すること, さらに異常等が発見された場合, 指導教員は各学科長等に速やかに連絡し,適正な対応を得ること等、「安全管理マニュアル」等の遵守を教職員に徹底します。

               [本件ご質問窓口]
                国立長野高専 学生課長 富岡
                TEL 026-295-7015
                (午前9時〜午後5時 土・日、祝日を除く)(内容)

*****3-4 リスク管理室会議議事概要(平成29年10月2日開催分)*****PDF ⇒ 20180830_304.pdf
                           平成29年10月3日
              リスク管理室会議議事概要
日 時  平成29年10月2日(月) 18:30〜18:45
場 所  校長室
出席者  石原校長、副校長:大沢、押田、鈴木、古本、奥村、楡井
     事務部長、総務課長、学生課長

次の事項について、情報共有及び意見交換が行われた。

1.機械工学科棟1階流体実験室における水銀発見について
〇4月14日(金)に発生した事案について、総務課長より経過及び現状について報告するとともに、今後の対応について検討した。
(1)経過報告
○保護者説明用文案について総務課長より、6月14日(水)機構本部森危機管理室長へ確認を行い、6月19日(月)執行会議懇談会にて説明し、執行部の了解が得られた。
 6月20日(火)岡田機械工学科長へ説明を行い、学科長より直ちに関係学生の保護者へ電話連絡にて説明を行うとともに文書で発送し、保護者の理解を得られた。
〇7月12日(水)関係学生3名及び当該実験室担当の■■■■の健康診断を実施し、8月7日(月)に検診結果を受領、4名とも健康被害は認められなかった。
 検診結果は8月22日(火)執行会議懇談会にて総務課長より執行部へ説明。
〇8月22日(火)業者(ミマキ)により流体実験室の洗浄を実施し、同日サンプルを採取し水銀濃度の測定を行った。※参考:分析結果一覧表及び実験室平面図
〇8月30日(水)分析結果を受領したところ、一部基準値を超える結果が出たので、再度洗浄を実施することを決定し、9月20日(水)再度洗浄作業を実施するとともにサンプルを採取した。
〇9月26日(火)再分析結果を受領し、全ての箇所において基準値以下となった。
 ※基準値は「0.003」
(2)今後の方針について
・10月3日(火)より流体実験室の開放を行う。
・水銀等有害物質が含まれた実験機器については原則廃棄。合わせて不要な毒劇物についても廃棄する。(現在契約中)
                         以上

*****3-5 研究室等で保管している毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(平成29年4月26日付け)*****PDF ⇒ 20180830_305.pdf

                        平成29年4月26日
教職員 各位
                               財務係
     研究室等で保管している毒劇物および危険物等
             の廃棄に向けた調査について(依頼)

 平素は毒劇物および危険物等の適切な管理にご協力いただきありがとうございます。

 標記の件について、このたび各研究室等で研究に不用になったり、長期間使用せずに保管されたりしている毒劇物および危険物等の廃棄を計画的に実施していくために、下記の通り調査を実施いたします。各研究室等におかれましては、研究室内で該当するものが無いか、ご確認をいただきますようお願いいたします。

                 記

調 査 対 象:以下に該当する化学物質、実験機器等
        ・毒劇物および危険物等の試薬や廃液のうち、不用になったり、長期間使用、廃棄せず保管されているもの。
        ・水銀等の毒劇物や危険物等が含まれている実験機器や装置等のうち、不用になったり、長期間使用せず保管されているもの。
        (調査対象となる化学物質は、主に「毒物及び劇物取締法」および「消防法」の対象となる化学物質を想定していますが、それ以外でも「農薬取締法」や「薬事法」等の法律の対象となるものがございましたら、記載してください)

提 出 方 法:対象となるものがございましたら、別紙のリストに記載し、財務係までご提出ください。

提 出 期 限:平成29年5月20日(金)

そ  の  他:廃棄時期、方法等については、別途ご相談させていただきます。

ご不明の点がありましたら、担当までお問い合わせください。
                               以 上

                    本件担当
                    財務係■■
                    内線:7009
                    Mail:■■■■■■

*****3-6 【補足】毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(依頼)(2017年5月2日付けメール)*****PDF ⇒ 20180830_306.pdf
【補足】青劇物および危険物等の廃棄に向けた調査について(依頼)
1件のメッセージ
■■■■■■■■■■■■■■           2017年5月2日 9:46
To:■■■■■■■■■■■
教職員各位

いつもお世話になっております。
財務係の■■です。
 標記の件、4月26日に依頼のメールをお送りした「毒劇物および危険物等の廃棄に向けた調査(依頼)」につきまして、補足させていただきます.
 すでに何名かの方から、水銀を使用した体温計や血圧計があるとご連絡を頂戴しておりますが、今回の調査では、これらの水銀を使用した体温計や血圧計も対象とさせていただきます。
 研究室や学科の共通で管理されている救急箱などにも入っている可能性があるかと思いますので、今一度ご確認をいただけますと幸いです.
 特に水銀については、今年度中に早急に廃棄を進めていきますので該当するものがございましたら、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。

****************************
〒381-8550 長野市徳間716
長野工業高等専門学校総務課
 財務係長■■■■
  TEL 026-295-7009
  FAX 026-295-4356
 Email:■■■■■■■■
****************************
**********

3-7 廃棄一覧 PDF ⇒ 20180830_307.pdf
3-8 産業廃棄物管理票(マニュフェスト)D票 PDF ⇒ 20180830_38r.pdf

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告・この項続く】

※本件関連記事は次の通りです。

■事件ファイルNo.1:不正流用事件関連記事
〇2018年9月7日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その1)「不正会計関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2745.html

■事件ファイルNo.2:自殺・自殺未遂事件関連記事
<1〜3件目>
〇2018年9月7日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その2-1)「自殺等関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2746.html
<4件目>
〇2018年9月7日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その2-2)「自殺等関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2747.html
<5〜10件目>
〇2018年9月7日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その2-3)「自殺等関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2748.html

■事件ファイルNo.3:水銀流出事件関連記事
〇2018年9月8日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その3)「水銀流出関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2749.html

■事件ファイルNo.4:校長による訪問OB叩き出し事件関連記事
〇2018年9月8日:【出張!オンブズマン】長野高専に係る諸問題に関して同校から開示された文書(その4)「OB叩出し関連」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2750.html


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