2018/9/8  21:19

鉛・ヒ素入りスラグ問題!…猛スピードでサンパイ撤去中の群馬県が経緯と根拠の開示を先送り  スラグ不法投棄問題


■2018年7月27日に群馬県が「県道に使用された建設資材の基準値超過について(建設企画課)」と題して記者発表しましたが、その内容たるやビックリ仰天!鉛やヒ素が基準値を爆発的に超えて含まれているというものでした。しかし、群馬県の記者発表では、そのような危険有害物質がどこからどのように県道に投棄されたのか、さっぱり分かりません。そこで当会は8月1日次の内容の公文書開示請求を群馬県知事あてに提出していました。すると、8月15日に全面非開示通知が出ました。ところが、その5日後の8月20日に、今度は「県道工事に使用された建設資材の下の土壌調査結果について −『土壌への影響はありませんでした』−(建設企画課)」と題する記者発表がありました。そこで、当会はさっそく8月30日に次の内容で鉛・ヒ素入り建設資材のスピード撤去の経緯と根拠について公文書開示請求を行いました。すると9月7日付で、開示を2か月後に先送りする旨の通知が送られてきました。
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9月7日に群馬県から届いた決定先延ばし通知が同封されていた封筒。


 この件に関するこれまでの動きは次のブログをご覧ください。
○2018年7月27日:【速報】群馬県スラグ行政を象徴!…当会の告発から1年かかってようやく公表の背後に東邦亜鉛の影か
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2708.html
○2018年7月29日:【速報】高崎渋川線バイパスにスラグ汚染報道・・鉄鋼スラグに続いて非鉄スラグの不法投棄か!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2710.html
○2018年8月12日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…群馬県中にばら撒かれているかも?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2724.html
〇2018年8月17日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入りサンパイを盛り土扱いする群馬県が情報開示拒否を当会に通知
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2729.html
〇2018年8月21日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…大同スラグと異なり早くも撤去工事に着手する県土整備部の胸中は?↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2730.html
〇2018年8月21日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素だらけでも「土壌に影響なし」宣言した群馬県の重金属汚染思考マヒ
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2731.html
〇2018年8月26日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題・・・なんと早業!撤去始まる!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2734.html
〇2018年8月30日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入り資材を猛スピードで撤去中の群馬県に経緯と根拠を開示請求
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2738.html

■今回の開示請求では、群馬県がどのような対応をどの程度のスピード感で対応するのか注目しました。

 しかし、8月15日付の公文書不開示決定通知に次いで、またも、群馬県は情報秘匿体質を当会に見せつけました。

 それでは決定期間延長通知の内容を見てみましょう。

*****決定期間延長通知書*****PDF ⇒ 20180906m8.pdf
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別記様式第7号(規格A4)(第5条関係)
         決 定 期 間 延 長 通 知 書
                                   建企第215-4号
                                  平成30年9月6日
小川 賢 様
群馬県知事 大澤正明 印

平成30年8月30日付けで請求のあった公文書の開示については、群馬県情報公開条例第19条第2項の規定により、次のとおり開示決定等の期間を延長したので通知します。
<開示を請求された公文書の内容又は件名>
 8月20日付高渋バイパスに関する建設企画課扱いの報道提供資料記事について、関連する一切の情報で次のものを含む。(建設資材直下の土壌調査に係るレポート全部。8月21日から開始された当該場所の道路法に基づく承認工事の手続きと工事着手までの内部りん議、工事要領、業務指示書、工期、検査、検収、監理、撤去資材の処理、処分方法などがわかる情報)
<群馬県情報公開条例第19条第1項の規定による決定期間期間>
  平成30年8月30日から
  平成30年9月13日まで
<延長後の決定期間>
  平成30年8月30日から
  平成30年10月29日まで
<延長の理由>
 対象公文書の特定や、開示・非開示の審査など、開示決定等に係る事務に時間を要するため。
<事務担当課等>
県土整備部建設企画課技術調査係
  電話番号 027−226−3531
<備 考>
 −
**********

■前回8月15日に非開示とされた情報は次のとおりでした。

<開示を請求された公文書の内容又は件名>
 高渋バイパスで見つかった鉛、ヒ素含有建設資材の記者発表について、県民からの通報を端緒とし、調査方法・費用・スケジュール等に係る内部協議、そして、調査の実施決定、さらに調査による測定データ報告結果、及びその分析・評価を経て、記者発表に至った過程のわかる一切の情報(廃掃法、土対法、JISなど関係法の観点から、他部署との協議の過程も含む)


 そして非開示理由は次のとおりでした。

<開示しない理由>
[群馬県情報公開条例第14条第3号該当]
 公にすることにより、当該法人等権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるため
[群馬県情報公開条例第14条第6号該当]
 公にすることにより、当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため。


■今回の9月6日付の決定期間延長通知書では次の通りです。

<開示を請求された公文書の内容又は件名>
 8月20日付高渋バイパスに関する建設企画課扱いの報道提供資料記事について、関連する一切の情報で次のものを含む。(建設資材直下の土壌調査に係るレポート全部。8月21日から開始された当該場所の道路法に基づく承認工事の手続きと工事着手までの内部りん議、工事要領、業務指示書、工期、検査、検収、監理、撤去資材の処理、処分方法などがわかる情報)

<延長の理由>
 対象公文書の特定や、開示・非開示の審査など、開示決定等に係る事務に時間を要するため。


 このとおり、10月の平日の最終日になっても、果たしてどの程度開示されるのかどうか、分からない状況です。

 このままだと、住民監査請求でも「期限徒過」を理由に監査委員に却下されてしまうリスクが高まってしまうため、いたずらに時間の経過を待つより、非開示決定通知に対しては審査請求を、また県道高渋バイパスへの鉛・ヒ素入り有毒建設資材不法投棄にかかる住民監査請求を、はやめに行う必要性を痛感します。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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