Tオケの本番でした。第100回記念定期演奏会。

曲目
−前半−
♪東京オリンピックのファンファーレ
♪團伊久磨/祝典行進曲
♪スメタナ/「売られた花嫁」序曲
♪映画音楽「ライムライト」より
♪宮川泰/「宇宙戦艦ヤマト」より「誕生」
♪チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
−後半−
♪ブラームス/交響曲第1番より第1楽章
♪レスピーギ/交響詩「ローマの松」
アンコール:ラフマニノフ/ヴォカリーズ
プログラムだけ見たら「なんてバラバラな選曲・・・」って印象ですが、
今回は、今までの歴史で節目となった曲や、思い出の曲を取り上げ、
オケ歴史を映像と音楽で振り返るという、
趣向を凝らしたコンサートでした。
満員御礼どころか、立ち見で通路の階段まで
お客さんで埋め尽くされてました。
ローマの松で金管バンダが吹く場所(客席の端っこの通路階段)まで埋まってて
直前に移動もらうというハプニングもありました^^;
私は、祝典行進曲の2ndトップ、
ライムライト,ヤマト,チャイコのロメジュリの1stトップを吹きました。
売られた花嫁は1stアシ、後半は全部2ndアシだったので、
プレッシャーも無く、
舞台の上で観客と化して楽しんで吹きながら聴いていました(笑)
私の中でのメイン曲、チャイコのロメジュリは
冒頭のCl&Fgの四重奏が心配でしたが
(なかなか正メンバーが揃わない⇒セクション練が出来ない
⇒合奏で音程も縦の線も合わない、という魔のループで
合奏のたびに音楽監督に怒鳴られていたので・・・

)
少ない時間で集中してセクション練をしたおかげか、
本番が一番、会心の出来でした。(安心したぁ・・・

)
かなりアンサンブルに気を遣う曲で、
緊張と怒鳴られるかもしれないストレスで、朝からお腹下してたけど、
全体的に良い演奏になって本当に良かったです。
この演奏会で、特に感動したのが『ローマの松』。
その中でも、「ジャニコロの松」の楽章クラリネットの大ソロ。
尊敬しているM田女史が吹いたのですが、
美しく、儚く、やわらかく優しい、完璧で素晴らしいソロに感動して、
舞台の上で泣きそうになっちゃいました。
あのソロをあんなふうに吹ける人ってそうそう巡り会えるものじゃない!
みんなに聴かせたい!!って思うくらいでした。
このソロ、譜面は簡単に見えるけど
クラ吹きにしか分からない技術的な難しさはもちろん、
何よりもとてつもないプレッシャーに耐えられなければ吹けない、大きい山です。
私もあんな風に吹けるようになりたいな。
また目標の演奏に巡り会えたひとときでした。
『ローマの松』の最終楽章、「アッピア街道の松」は
舞台のオケも、客席で吹いた金管のバンダも吠えまくりで
照明も凝っていて、会場一体となってすごく盛り上がりました。
感動のひととき。。(´ー`)
私はまだ新参者気分なので(おい)、
歴史を振り返って「感慨深い」って感情は無けど、
どちらかというと歴史を習って「へぇ〜すごいなぁ」という感じで
楽しい演奏会でした♪
それにしても100回・・・改めてすごいなぁ。
全部の演奏会に関わってきた音楽監督にとって、
感慨深いものがあっただろうなと思いました。
私は、第84回目の定期演奏会から入団して、
かれこれもうすぐ6年が経ちます。
まだまだ新参者な気分が抜けないけど、
もう15回(1回だけ出なかった回がある)も定期演奏会に出てるんだなぁ、
ってことに気づきました。
巡回コンサートなどを入れたら20回近く。
古巣のオケで出た演奏会回数が3年半のうち13回・・・
もう軽く超えてますね。
でも不思議なもので、古巣オケで出た演奏会のほうが印象は濃いです。
当時はオケ経験浅かったし、その上 人数少ないから
1stトップのパートがいっぱい回ってきて毎回大変だった、
ってのが大きいのかもしれないですが。。
かと言って、Tオケが印象薄いわけではなく。。
パートの人数多いから1回の演奏会で吹く曲が少ないし、
若手に大きい曲が回ってこないことが多いけど
レベル高い奏者が多くてすごく勉強になるので、
そういう意味で毎回とても刺激を受けています。
たまたまパンダ氏の転勤でこの土地に来て、
たまたま近所のTオケに飛び込んで、
たまたま100回目の演奏会に居合わせた、
偶然の積み重ねのような感じもしますが・・・
今ではこのオケに入ったのも必然だったのかなぁ、、
と思うようになりました。
実際、私がレッスン付いてまで練習するようになったのは
Tオケに入ってから。
初めて練習を見学した日と
そして初めて練習に参加した日、
練習の厳しさ、難しい曲でも初見である程度曲になってしまうレベルの高さ、
そして個々人のレベルの高さに本気でひっくり返って
絶望的な危機感を感じたことを、昨日のことのように覚えています。
古巣のオケでは、みんなにすごく温かく見守ってもらえていたけど、
見守ってもらえて、吹かせてもらえるのが当たり前じゃないってことを知り、
『もう守ってくれる人はいない。
自分がもっとしっかりしなきゃ、ここでは吹かせてもらえない。』
初めて練習参加した日、本気でそう思いました。
入団してから、辞めたいと思うことがあったりしたけど、
今ではこのオケに入って色んな出会いと気づきがあったこと、
ありがたいと思っています。
「100回は、1+0+0=1回。またここから新たなスタートです。」
と、音楽監督が言っていました。(名言だわ)
また気持ち新たに、楽しみながら
このオケに関わって行こうと思った演奏会でした。