広場に着くと、そこには露店が所狭しと並んでいて
まるで、縁日のようであった。
どの店も、普通の店には置いてないような
武器や防具、それとアイテムなどが並んでいて
見ていて楽しくなってくる。
wktkしながら露店を見て周ってると
お腹が「グゥ〜ッ」と最後の抵抗を見せた
「はいはい、わかったわよ。」
私は自分のお腹をあやしながら
広場の向こうに見える”食堂”の看板を目指した。
食堂には、いかにも『食堂のおばちゃん』といった感じの
女の人が、大きな声で周りに呼びかけている。
「おじょうちゃん、いらっしゃい!うちは早い!安い!うまい!の
3拍子揃ってるから、どれでも好きなのを選んでおくれよ!」
今はお腹が空いてるせいもあってか、どれも美味しそうに見える。
私は適当に2〜3品注文してみることにした。
と言っても、これでも体型維持には気を使っているので
なるべく太らないものを選んで注文した。
お腹はT−ボーンステーキを要求したのだが・・・
さすが3拍子を売りにしているだけあって
早くて、値段の割りに美味しかった。
「ごちそうさまー」
「また来ておくれよ!」
おばちゃんの元気な声を後に、また露店を見ようと
広場に戻ることにした。
「武器屋においてあったネギはともかく
露店に置いてある装備品は、どれも強そうなものばかりだなぁ」
まさに目移りしっぱなしの状態で、露店を巡っていると
向こうの方が騒がしくなってきた。
見に来て見ると、エルフとジャイアントが
喧嘩をしているようだった。
元々エルフとジャイアントは、敵対関係にある。
ティルコネイルのような小さな村だと
村全体が、家族のような関係になっているので
争ったりすることはないが、こういう大きな町だと
街中であろうと、血の気が多い者たちが出会ってしまうと
争いが始まってしまうのだろう・・・
しかし見ていると、どうやらその2人は知り合いらしく
お互いの技を競い合ってるようだった。
「なぁ〜んだ」
私は一気に興味がなくなったので、修理を頼んでおいた
武器屋に、装備を取りに行くことにした。

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