この間もエルレガーデンの活動休止について書きましたけれども。
あの時はまだ「9月上旬までは活動する」という事だったので
ピンと来ないというかイマイチ実感が湧いていませんでしたが、
いよいよ本日のワンマンライブ@新木場STUDIO COASTを境に
無期限の活動休止に入ってしまいます。
ライブ、きっと今頃最高に盛り上がってるんだろうな〜。
「活動を一旦止めるのであれば、ケジメをつけないといけない」という事で、
HPの日記もラジオも終わってしまうそうです。
そうなってくると嫌でも「ホンマに何もかも一旦停止なんやなぁ」と思ってしまいますね。
活動休止でこんなにショックを受けるなんて初めてなんで自分でもビックリしてるんですが、
やっぱりそれだけ好きだったんですかねー・・・いやそれだけじゃないか。
多分”活動休止”という言葉が思い浮かばない程、4人の結束力は強いと信じてたんでしょうね。
それなのにこういう形になってしまうなんて、信じられないというか信じたくないというか。
こういう結論に至ったからと言って結束力が無くなったとは短絡的には思わないし、
「誰と誰の間にもわだかまりはないよ!」と本人達が言ってるので信じますが、
直接会って色々真相を確かめられるわけじゃないし、やっぱりなんだかチクチクします。
誰でもそうだと思いますが予想外の出来事に対してはうろたえるばかりですね。
特に、例え一時的にとはいえ、ずっと続くと信じてたものが途切れるってのは耐え難いショック。
ここ最近新しい音楽を探しまくってたのはそういうショックを軽減する為の打開策、
つまり苦し紛れの自己防衛策だったのか・・・という様な気さえしてます。
同時に、穴を別の物で埋めようとしてもそんなもんは気休めで、
代わりなんて無いんだという事も思い知らされました。
だって他のどんな音楽を聴いても全然グッとこない・・・最早病気です。
まるで心臓をえぐり取られた様な、失恋でもした様な気分。痛々しいわー。
あぁもうホントに予想GUY(−−;)
活動休止宣言後のとある雑誌の記事で、
「すーごいコレ、ホンマに話したまま載せてくれたんやなぁ」てのがあって、
それは出版社の方が「ページの都合でカットする必要のないように、
ページ数を決めずに空けておいて、交わされた会話を全て載せるという方法をとった」
というだけあって、写真を除いても十数ページにもわたるロングインタビューでした。
それを読んだからと言ってメンバーの気持ちを完全に理解出来たわけではないけど、
やっぱり色々、ホントに色々な要素が絡まってこういう結論に至ったんだなぁと思いました。
「馴れ合いでやってるわけじゃないから、ただ楽しいばっかりじゃなくて、
むしろその楽しい瞬間のために辛い事が山の様にあるバンドだから、
それと個々がちゃんと立ち向かえたりとか、また4人がひとつになってそれを
乗り越える為には、必要な経験が他にあるだろうな」
みたいな、ざっくりまとめるとそんな感じなのかなぁと思います。
「自分の好きな事を仕事に出来る」っていう典型例が”音楽”だと私はずっと思ってて
すごい羨ましかったけど、きっと楽しい事ばっかりじゃないんですよね。難しいな。
作詞作曲をする時点で産みの苦しみを味わわないといけないしスランプもあるだろうし、
そのうえ名前が売れればそれに伴って関わる人が増えてくるだろうし、
ということは戦う対象も増えるだろうし、それで心が疲れることもあるでしょうね。
そういうのが多少なりともバンド存続に関わってくるのかなーと思ったり・・・
いやいや、そんなことは結局本人達にしか分からない、
憶測でモノを言うのは良くないですね、もう止めときます。
それにしてもアレですね、何か大切な物を失った時、どうしてもヒトは、
「こんなに辛い思いをするなら最初から好きにならなければ良かった」とか
「揺るがない物なんてあるわけないのに期待した私がバカだった」的思考に走りがち。
でも、傷付いた挙句の果てにそう考える事自体はごく自然な流れだと思うんですよね。
だって誰でも痛い思いはしたくないわけで、だったら自分の身は自分で守ろうとするわけです。
それが動物的本能というか、さっき言った”自己防衛”って事だと思うんですけど。
だからと言って信じる事を止めたら、それはそれで味気無い人生よなぁ〜とも思う。
いつか壊れるかもしれないと恐れつつもそうならない様に必死で守ったり、
失った時には本気で泣いたり、そういうのって人間にしかない贅沢な悩みでもある。
それにそういう経験や失敗からしか学べない事も沢山あると思うので、
「痛い痛い」と言ってのたうち回るのも、意味のある事かなぁと。
まぁでも実際に痛い思いしてるうちはきっとそんな風にはなかなか思えないし、
「あれは必要な事だったんだな」と思えるまでは只管苦しみ続けるんでしょうけどね。
でもいつか「あの失敗があったから今の自分があるんだな」と思えるようになりたいですね。
まぁでも、逆に言えば、壊れ物だからこそ大切に出来るのかなぁとも思います。
雑に扱っても壊れない物なら誰も大切に扱わないですもんね。
だから何でも壊れやすいように出来てるのかなと思ったりします(過大解釈?)。
「壊れにくくても大事にしろよ」ってツッコミたいところですけど、
多分そういうのが人間のバカなトコ(良く言えば”人間味”)なんです・・・かねー。
痛い目見て初めて自分の失敗に気付いたり壊してしまってから後悔しても、
それは後の祭りで、なかったことにはならないのにねー残念ながらねー。
・・・もう、何の話をしてるのか分からなくなってきましたけど(^^;
「俺達はほんの少しの楽しい事の為に敢えて荒波を行くバンドだ!」
というようなことを言ってましたが、音楽家ってのはきっと船と同じなんですよね。
航海が厳しければ厳しいほど船は壊れやすいし、
真剣であればあるほど正面衝突も避けられない。
ちょっと壊れたぐらいならちょいちょい修理しながら進めるんでしょうけど、
あっちこっち壊れてボロボロでどうしようもなくなったら、それ以上旅は続けられない。
そんな時は、極めて危険な状態で強引にそのまま突き進むよりも、
一旦港に船を停めてきっちり修理するっていう選択肢を選ぶことが賢明なのかなぁと。
そういう意味ではアスリートも、ていうか何人も何事も同じかなと思いますけど。
”ボロボロ”と”完全に壊れる”のは似てるようで全然違っていて、でも紙一重で、
そのまま進んで行けばその先に待ってるのは崩壊ですよね。
船が壊れるだけならまだしも、下手すれば船員も死んでしまう。
この先も全員無事で長く航海を続けて行くつもりなら、
傷がある事に気付いた時点で見て見ぬフリをしないで一度止まって、
どこが壊れているのか、どういう風に治せばいいのか、そうやって傷と向き合うのが、
回り道なようで結局は一番の近道だし、的確な方法なんじゃないかなと。
エルレもきっとそういう時期なんじゃないですかね。
壊れかけていることに気付けたから、まだ修復作業を施す余地があるから、
だから”解散”ではなく”活動休止”という選択肢を選んでくれたのかなと。
そう考えれば、そんなに悲観的になる必要はない気がしてきました。
半ば無理矢理自分を納得させた感がありますが気のせい気のせい、きっと大丈夫だと思う。
むしろパワーアップして、最強のニューエルレになって帰って来てくれると思います。
それにニューアルバムはいつになるか分からなくても今までのCDは聴けますもんね。
そういう所が音楽の素晴らしさのひとつですよね。
果てしない長考の末に答えが出なかったらどうしようかと心配してましたが、
グルグル考えて苦しんだ価値はありましたね、スッキリしました。
これでもう他の音楽も聴けそうです。良かったー!!
最後に、音楽とは全然関係ありませんが、
さっきチラッと触れた”痛み”についてちょっと語っときます。
誰でも痛い思いはしたくないけど、でも痛みを感じることは実はすごく大切で。
・・・っていう事を、それこそ”痛いほど”考えさせられた番組があって、
いつだったかテレビで見たその内容は以下の通りです。
病名は忘れたんですけど、痛みを感じることが出来ない病気があります。
それにかかった子は例えば骨が折れてても気付かなくて、
平気で高い所から飛び降りて更に骨折を繰り返してしまったりするんです。
そもそも痛みを感じないから怪我をしていたとしても体の異変に気付かない。
そして、何をすればどれだけの怪我をするのか、加減も分からない。
だからどんどん無茶をしてボロボロになる。
そんな恐ろしい病気がこの世に存在するんだと知って、衝撃的でした。
だから”痛み”ってすーごい大事な感覚なんだなぁと思いました。
痛いってことは異常なわけで、痛いからこそ異変に気付ける。
それはきっと、人の心にも当てはまることだと思うんです。
「痛みが分かる人は他人に優しくなれる」というのもこれで証明出来ます。
鈍感だと、他人を傷つけてる事はもちろん、自分が傷付いてる事にも気付かない。
自分が痛いと感じる事は、人にもしないでおこうと思いますよね。
「自分はされたら嫌やけど、人にならしても良いや」とは普通は考えません。
だから痛みに敏感な人ほど他人にも優しくできるのかなと思うわけです。
なんか・・・エルレの話してたのに、とんでもないトコに辿り着きましたね。
脈絡無さ過ぎ・・・なんでこうなったんやっけ(・・? まぁいいや。
正直、今日はぐるぐる考え過ぎて疲れました。けど、すごい良かった。
”思考回路”のカテゴリーはいちばん時間がかかります。
書いてるうちに色々気付いてそれで凹む時もあるけど、
いちばん書き甲斐のあるカテゴリーでもあります。
エルレの活動休止の話じゃないけど、時には潔く立ち止まる勇気も大切ですよね。
身に覚えはなくても、体はすごく正直なもんで、
「なんか疲れたなぁ〜」って時は実際疲れていると思うので(体でも心でも)、
そういう時は観念して立ち止まって深呼吸して修復作業をしないとダメだよなぁと。
自分を見つめ直すという過程をすっ飛ばしたら多分そのうち倒れてしまうので、
異常を感じた時は、自分と向き合って原因を追究するようにしようと思いました。
この記事を読んでくださった方も、是非。
最後に。・・・ってさっきも言った気がしますが、今度こそ締めくくり。
「まだ休止もしてないのに”休止後はどうするか”と考えるのは
彼女と別れてもないのに次の女の人を探すみたいで嫌なのであんまり考えてないです。
でもそうなるとニートですよね〜失業保険出るのかな(笑)」
とか細美さんが言ってたので、今後の活動は具体的には決まっていない模様。
相変わらずメディア露出が少なくて何も分からないんですが(特に他のメンバー)、
「俺達4人が一気に皆の目の前から見えない所に行ったりはしないので安心してください」
との事ですし、誰かが音楽をやめてしまうことはないという事は確かなようです。
そして「4人の中で誰一人として欠けることなく、活動再開する意志がある。」と言ってました。
その言葉が聞けて良かったです。