先生のところでは、造影剤の針刺しは誰がやっていますか?
今、画像診断加算2を取るために放射線科医師には読影だけをやってもらおうと、針刺し業務を看護師が行っている病院が多くなってきているようです。
しかし、放射線科医と同様に看護師も不足の状況の昨今。看護師に更なる負担がかかるのが心配です。
針刺しの合併症としては、漏出問題がありますね。時にシリンジ一本を漏出してしまうこともあります。
しかし、最近はマルチ化でボーラス注入当たり前な状況もあり、ますます心配な状況であります。
注入レートをあげても漏出が増えるわけではないとういうデータがあるようですが、もれたときの状況はどう考えたってボーラス注入時の方が深刻なわけで、漏出を最小限に食い止める方策が期待されています。
そんな中、インジェクターメーカー2社、根本さんとメドラッドさんで漏出検出なるものが発売されています。
先日の学会の時に、営業の方から話を聞いてまいりました。また、実機も展示されていたので触ってきました。
インジェクター業界全体のシェアで行くとメドラッドさんが多いようですが、CTインジェクターのシェアは断然、根本杏林堂さんの方が多いです。コレは、根本さんがシリンジ製造影剤にいち早く対応したことから、マルチCT普及とあいまって増加したとのことでした。実際、うちでも使っていますが、特に不満はないです。
根本さんのインジェクターは、かっこいいという印象があります。グッドデザイン賞受賞と書いてありましたが、メドラッドさんのにくらべるとかっこいいというか、メドラッドさんのはおおきいのが特徴でしょうか?
漏出検出装置も根本さんのは小さくて、メドラッドさんのはおおきかったです。しかし、メドラッドさんのは写真で見るよりは小さかったので、実際の使用にはそれほど問題ではないかと思いました。問題は、その検出率の高さですからね。
営業さんの話だと、メドラッドさんも根本さんもまだでたばかりと言うこともあり、実績について詳しく聞けませんでしたが、メドラッドさんのものは、海外実績があるそうで期待できます。海外での実績については現在問い合わせ中ですので、またお知らせしたいと思いますが、なんせ2社ともまだそれほど日本発売間もないようなので使ってみなくちゃわからないといったところなのでしょうか? もともと、漏出自体が年中おこっているわけではないので、証明するのも難しそうですが。
怪我をさせたくない。みんな、そう思って仕事しています。
もれ検出システムに期待です。

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