デュアルエナジーについて、先日シーメンスのdefinition flashのところで話しました。
現在、デュアルエナジーは3方式考えられていて、シーメンスの2管球、GEの高速スイッチング、Philipsの検出器を二層構造にしたスペクトル解析であります。
シーメンスのデュアルエナジーに関しては先日お話しました。
今回は、先日の岡山の学会でGEのデュアルエナジーの絵が出てたので報告します。
GEの日本の臨床機でのデュアルの絵を始めて拝見しました。
下肢動脈の画像でしたが石灰化の分離がされていました。スライドの画像ではなぜか画像の端が切れていたのでdifitionと同様にFOVの制限があるのかと思いましたが、後日GEに確認したところ、FOVに規制はないということでした。
原理的に関係なさそうですからね。しかし、s/nがちょっと悪そうな印象を受けました。(これもスライドの問題かな?)
しかし、よくよく考えてみるとスイッチングでは当然dualに比べてs/nは落ちる可能性が高そうですね。
そのために検出器にガーネットを使用して感度を上げたわけですがそこにさらに逐次近似法を利用した再構成法(ASIRという)を用いることによって、ノイズの少ない画像を作れるようにしているようです。
750HDの下にVCTvisionという機種があって、こちらはその逐次近似の再構成が乗っていて、それを先日拝見してきたのですが、
両腕を下ろして撮影した画像のASIR比率0~100%の画像を見てみましたが、ノイズはかなり減少できていましたし、再構成時間もそんなにかかっていないことからおそらく標準になっていくと思われました。
ちなみにvisionはガーネットは乗ってきてないので、750のガーネットだけではs/nに問題があったためにASIRが出てきたのかと勝手思っているわけであります。
もともと、低コンに定評があるGEさんの装置。
今後はさらに綺麗な絵が出てきそうな予感がしました。

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