「頭部CT、うちではコンベンショナルで撮っていますが・・・」
以前、ある研究会で「頭部CTはコンベカかヘリカルか」という話がありました。そこの施設ではヘリカルで撮っているという話で被曝量はコンベのほうが大きいという事だったのですが。しかし、他の施設では被曝量も画質もコンベの方が少ないし、綺麗だという話が出てきて・・・結局良くわからずに終わってしまったことがありました。
同一SDでとかファントムとかいろいろと合わせないとわかんない問題であると思うのですが、結局のところ、被曝量も画質もそれほど大きな差が生じているわけではないと思われました。
それでうちではどうしているのかというと
そもそもの頭部CTの画質の基準と言うのは白質と灰白質のコントラストがついているかどうかというとこでしょうから、そこを見てみると大きくは変わりません。ヘリカルだと若干、べたっとしている程度ですね。それほど画質に差は見られません。これは、列数にもよってくると思いますが・・
しかし、ヘリカルで走らせると、ガントリーを振れないのでOM垂直でポジショニングできていない場合はMPRで切り出さなくてはならないですね。これが、時間がかかります。
それでうちでは、MPRが必要なこともそれほどない・・ということでコンベで撮っています。
さて、コンベvsヘリカルどうなるのかというと・・
解決策はもうすぐ出ます。というかでてるかもしれません。
最近64列CTについて勉強していたのですが最近の装置のスライス厚については、GEこそ0.625mmですが東芝も0.5mm、シーメンスに関しては0.33mmといったスライス厚が使用できます。このレベルで撮れればおそらくヘリカルスキャンしなくてもコンベデータでMPRを作成しても十分に見えるのではないかと思うわけです。実際、うちの16列でも0.75mmスライスでありながら結構みれます。
最近東芝さんから128スライスCTというのが発売されていて、64列で撮って128枚画像がでてくる。(オーバーラップリコンをやっているのかな?もっと細かい事してるかもしれませんが・・) そういう装置なんですが、たとえばコレなら頭部のコンベで撮ったデータもつなぎ目なく観察できるということになるのでしょうね。なるほど、なるほど。

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