申八歌壇俳壇例会情報
花冷えの嘘つきの日に報されし新元号のきもちのわるさ みんなのプロフィールSP

2006/3/19

あぶない女  新作吟味

短歌とは創作である虚と実と交錯させつ背徳を詠む

嘘つきの中条ふみ子はその夫を悪者として仕返しをせり

幾度となく母を殺せる寺山の虚構の中に真実はあり

官能を短歌に詠めるゆきゑさん魅力的だと楚々とそそられ

抱き寄せてみればあなたはやはらかき子猫のやうな感触を持ち

チロチロと猫がミルクを舐めるごと君を愛するメロディがある

「ゆきゑさんはあぶないひとです逢はないで」さういふあなたはもつとあぶない

休呆とふ三流歌人の不倫歌もてぬもてぬ男の願望ぎらり

自嘲せる休呆の歌のみじめさを休呆自ら詠ふをかしさ

※『短歌研究』3月号の特集は「素敵に騙されて…」であった。多くの歌人がエッセイを寄せているが、『乳房喪失』の中条ふみ子が別れた夫について詠んだ嘘や寺山修司が短歌の中で虚構の母親を死なせていたことなどが書かれていておもしろい。短歌で虚構を描いてはいけない、と先日歌友に批判されたが、僕としては短歌は創作であるという見解に与する。
 んで、Yuki-eさんのことを思いだし、あぶない女に仕立ててみた。うひょひょ。
0



2006/3/22  23:23

投稿者:とんぼ

この問題は、なかなか面白いですね。こまかくいうと、フィクションは短歌のなかにもたくさんありますよね。日暮れでもないのに、歌心が、どうしても日暮れを感じてしまって、できた歌とか。フィクションの性質を分類して、要素を分析したら面白そう。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ