2008/3/17

マウナケア登頂番外編  
実はマウナケア登頂で、マンガのようなアクシデントが発生しました。

一緒に行った友達のゲール。オニヅカ・ビジター・センターで息切れがすると言って、
山頂へ行くのを断念することになりました。
私とかおりちゃん、地元の友人のランディの3人は山頂でサンセットを見て下山。
ゲールとオニヅカセンターで再び合流し、ほの暗いセンターの休憩室で
持ってきたお弁当を食べていました。

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外ではセンターのボランティアによる、スター・ゲージ(星の観察)が行われており、
私たちは休憩室を出たり入ったりしながら、マウナケアでの夜を楽しんでいました。
UH(University Hilo)で勉強する日本人学生が、琴を弾いたり童謡を歌ったり
のどかな時間が過ぎていきます。
・・・・と突然、ゲールが立ち上がって「それ!私、私のことよ!ここに居るわよ!」と
叫びながら、休憩室中央のレセプションデスクに走っていったのです。
私とランディはあっけにとられて・・・「何?何かあったの?」
ゲールはレセプションの男性と話しをしていますが、よく聞き取れません。
彼女は身振り手振りを交えて、何か一生懸命説明してます。
男性が「いいんだよ、大丈夫、大丈夫。」と言う声が聞こえ、電話に向かって
何か説明をしています。
ゲールは「Oh My God!, I am so sorry!」と謝っています。
私はランディに「ゲール、私たちが上に行ってる間に何かやらかしたの?」と
聞くと、彼は肩をすくめて「さ〜?」って。
ゲールは顔に手を当てて、「ヤダ!もう、最悪!!!」と言いながら戻ってきました。
で、何があったかというと・・・。 [Read More]をクリック


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ゲールは1人でセンターに残っていましたが、気分が良くなったので
1キロほどハイキングしたところに、サンセットを見に行ったのだそうです。
すると友人のジェフから携帯に電話が。
ゲールは「今、マウナケアでハイキングしているの!」とお気楽に答えたそうです。
ところがジェフは「何で1人でいるの?危ないよ!すぐにセンターに戻りなさい!
戻ったら電話して。もし、電話が無かったら僕は本当に心配するから!」
ゲールは「分かったわ、ちゃんと電話するわよ。」と笑って話が終わりました。
約束どおり、ゲールはセンターに戻ってから何度かジェフに電話をしたのですが
あいにく電波が悪くてつながらずじまい。
そして私たちと合流し、そんなことはすっかり忘れていたのです。

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さて、下界のジェフ。
ゲールから電話が無いことに心配し、本当に!マジで!マウナケアの事務所に
電話したんだそうです。
「身長154センチ、小柄の地元在住の日本人、50代女性、日本人の女性2名と同行中、
車は白のスバル、1人でハイキング中に遭難!」・・・・って。
マウナケアの事務所ではゲールの身長、人種、乗ってきたらしい車などから
センターの周りを捜索、しかし見つからず。
ジェフが「日本人の友達と一緒だ。」と伝えたことから、その日、サンセットを
見に来ていた日本人ツアーのガイドにまで確認を取ったそうです。
ところが、見つかりません。
もちろん、本人は探されていることも知らず、私たちと楽しくお弁当を食べ
星を見て、流れ星にキャ〜キャ〜騒ぎ・・・。
そして、たまたま、本当にたまたま・・・彼女のことについてレセプションで
話しをしているのが聞こえて気がついたんです。

ヒロとマウナケアに近い空軍基地にも連絡が取られ、警察と軍隊のレスキュー隊が
すでにマウナケアに向かっていると聞いたゲールは「Oh! My! God!」と言うしか
ありませんでした。
もちろん、出動は取り消され・・・ベースで待機していたヘリコプターは飛び立つギリギリで
エンジンを切ったそうです。
もし、ゲールが彼らの会話に気づかずに下山してしまっていたら・・・?
きっと彼女の名前は翌日の朝刊の一面を飾っていたことでしょう。
「日本人女性、マウナケアで行方不明!」
あ〜、そうならなくて良かった。

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帰り道。ゲールは携帯の電波が通じるところまで降りると、すぐにジェフに電話しました。
「大丈夫よ、遭難なんかしてないわよ。心配してくれてありがとう。」
ジェフは「君のことが本当に心配で。でも、無事でよかった。」とほっとしていました。
しか〜し、次の一言は笑えました「レスキューの費用は誰に請求が来るんだ?僕?」。

マウナケアは簡単に行ける高山と思われています。
しかしながら、危険も沢山あるのです。ジェフがこんなに心配したには
理由がありました。昨年末、男性が1人でハイキングに出かけ、戻らなかったそうです。
遺体も、見つかっていません。
お願いです。決して個人的にレンタカーでマウナケアを目指そうと思わないように!
私たちの耳に入ってこないところで、日本人が事故に巻き込まれていることもあるのです。
どうぞ、大自然を甘く見ませんように!
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