2005/4/28

母の言葉  

病院の消灯時間は早い。
9時なんだけど、そんな早い時間に寝ると必ず夜中に目が覚めてしまう。
個室だから、こっそりテレビとかつければいいのだが病院の静まりかえった夜は恐い。
シャンソンの鼻歌を歌ってみたりするものの、だんだん、いろんな事を考え出して結局眠れず。

母が祖母の世話をしている為、なかなか上京してこれないので、毎日報告の電話を入れている。
私が落ち着いてきて嬉しそうなのを喜んでくれる反面、JRの事故の話、出産だったので隠していたが親戚が最近首吊り自殺をした事を聞かされた。

事故は手術後からずっとテレビでやっていたので私の記憶からは消えないであろう大事件だ。

親戚の叔母の自殺については、もう久しく会ってなかったので全く状況を知らなかったのだが、旦那に先立たれ、一人で鬱病と戦っていたらしい。
小さい頃は、よく可愛がってもらっていたのでショックだった。

「いろんな人がいるんだから」と言って電話を切った母の言葉が妙に重く、考えさせられた。

夜中目が覚めて、それぞれのいろんな夜がある、叔母は首を吊ってラクになりたかったのか、旦那さんのところにいきたかったのかは分からないが、沢山悩んで考えて死を選んだんだろう。

毎日無事で幸せに暮らせることを当たり前に感じないで、もっと感謝しないといけないという事を母は言いたかったのだと思う。

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