またまた、尼崎が困ったことで有名になってますねぇ〜
怖い怖い・・・
今日は、別の怖さでビビったことを書きます。
最近、フィギュアに凝ってることは先日書きましたが、現場の作業員と、その話を
していると・・・
「この近くにもフィギュアを沢山置いてるリサイクルショップあるで〜」
それは早速行かなければと思い、仕事が割りと早く終わった日のこと・・・
そのショップは、三田よりも神戸寄りの駅の近くにあるらしく、それなら帰りもすぐ
に帰れるなぁと思い、ショップまで連れて行ってもらいました。
そのショップは、「マンガ倉庫北神戸店」
住所的には神戸市北区ですが、裏六甲の三田寄りにあり西宮北インターの近くです。
ショップは、結構な数のフィギュアが置いてあり、それなりに楽しめましたが
残念ながらお目当ての品はありませんでした。
失意のうちに帰宅の途に着くのですが、この近辺に詳しくない私が頼りにしている
のはiphoneのmapのみ・・・
で、検索すると・・・
近くにあるのは神戸電鉄の田尾寺駅・・・
う・・・
JRちゃうやん
ちなみに、JRまでを検索してみると・・・
JR道場まで歩行距離で5.3km・1時間15分・・・
まぁ、歩けない距離でもないし、時間も早いのでたまには健康の為に歩くか〜
そう思い、てくてくと歩き始めました。
まずは、大きな県道を北上
のどかな風景が続きます。
途中で右折
かなりのどかな風景
国道176号線に着いたのがスタートして30分後・・・まだ1/3程です

176号線を越えて東北東に真っ直ぐ進みますが、目の前には小高い丘があります。
「あれを越えたら駅なんかなぁ」
まだ呑気でした。
坂道のアスファルト道路もいつしか真空コンクリート舗装に変わっています。
めげずにひたすら丘を登り続けます。
やっと山頂か
いやいや、そこはT字路でした。
mapは左に行けと差しています。
更に登ります。
ちょっと行くと、「神戸セミナーハウス」って建物が見え、それを横目に進むと
道路にチェーンがしてあります。
「ここから先は車は入られへんのや・・・」
そう思いながら歩いていると、遂に舗装が砂利道に・・・
なんかやばい・・・
しかし、引き返そうにも、既に行程の半分を消化しています。今更後戻りは・・・
日も暮れかかっています。
「行ってまえ」
勇気を出して更に登っていきます。しばらくすると、ようやく平坦に
そして、突然道が見えない・・・
よく見ると、下りの急な階段になっているではありませんか
そこはもう丘といった雰囲気ではありません。完全な山の中の尾根伝いです。
すでに日没になりました。
薄暗い下り階段を下り終えると、道っぽい雰囲気に見えるだけの獣道程度の細い
道があるだけです。
もう回りはなんにも見えません。
上には星が見えるだけ、両サイドは杉林らしき雰囲気
「カァ〜」
「ヴゥ〜」
「ガサガサ」
カラスや何かの生き物の気配が感じられます
もう後ろを振り返る勇気も無く、細い獣道を半べそかきながらひたすら走りました。
コケそうになること3回、砂利に足をとられ、葉っぱで腕を切られ、もう汗だくで
山道を登ったり下りたり、倒木を飛び越えたり・・・
ちなみに、スーツですorz
唯一の明かりはiphoneのほのかなパネルの明かりだけです。
それを頼りに走り抜けました。
こんだけ真剣に走ったのはいつ以来だろうか・・・
そして、ようやく集落が見えました。
通りがかる車・・・
当然の如く白い目で見られます。
不審者かとばかりに睨まれ、首を傾げられました。
もうそんなことを気にする余裕はありませんでした。
ただ・・・
駅に着きたい・・・
そして、着いたその駅は山の中の駅でした。
走りすぎて過呼吸状態
歩行で検索するんじゃなかった・・・
車ルートで検索すべきでした
もう二度とごめんです。
帰り着いて家族に話すと大爆笑されましたが、不思議と怒る気よりも嬉しかったです。
そして、疲れた体を娘の北海道土産が癒してくれました。

ガラナなんて久し振りです。
同じ北海道土産の「じゃがポックル」を齧りながら、どんだけ怖かったかを力説しまし
たが、余計に笑われてしまいました
3Dならもっと山の雰囲気を出せや
iphoneに八つ当たりしてもねぇ・・・
初めに最寄り駅がJRであることを確認しなかったのが、そもそもの失敗の始まり
ですねぇ〜


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