私の父は、建築学科の学校を卒業し、ゼネコンに就職して、その後に独立して設計
事務所を開いていました。今では引退して悠々自適の生活を満喫しております。
そんな父を見て育った私は、同じ道へ進む訳ですが、当時の父は何を血迷ったのか
卒業直後の若い頃にふと思いつきで自衛隊に入隊したそうなんです。
都城にある普通科連隊へ入隊したみたいですが、その後に習志野かどっかにあった
空挺団だったかな?そこで中隊長あたりのお付の無線士をしていたようです。
(詳しくは聴いていなかったのでちょっと曖昧)
そんな関係で、小さい頃から自衛隊の話とかよく聴かされていましたから、結構軍事
関係には興味がありますし、知識もある程度あります。
父が在籍していた当時のBDU「戦闘服」はアメリカに類似していたそうで、今のような
迷彩服はなく、無地のオリーブドラブ一色だったようです。
ほどなく父が除隊したあとに北海道での戦闘を想定して迷彩服(1型)が登場したらしく
更にバブル期の91年頃から、TVとかでよく見かけるようになる今の迷彩服のパターン
が出てきています。
そんな感じで、今の柄になってからは大きく2種に分けられまして・・・

上が2型で下が2型を改良した3型です。
何が違うのか

襟を立てるとよく違いが判りますね〜
ボタンの部分が面ファスナーに代わっています。
他にも、いたるところにこの面ファスナーが多用されています。
機能性が上がっていますね〜
この自衛隊のBDU、どの国の迷彩柄よりも日本の森林に対して優れた威力を発揮
します。蜂もかわせるかな?まさかね
そうそう、昨日なんですが、尼崎市内にあるミリタリー系を多く置いているリサイクル
ショップに遊びに行きましたら、こんな掘り出し物が・・・

「戦闘靴3型」と呼ばれる半長靴です。
軽量で機能的な靴なんですが、当然ながら靴屋で売っていませんし、近畿のミリタリー
ショップで置いている店は私の知る限り船場だけ(レプリカ)。また、自衛隊内のPXでも
買えません。
(戦闘服も最近はPXで買えません。迷彩雨衣とか迷彩ジャンパーは購入可能、本物は
難燃性が向上してあったり赤外線に反応しにくいとか特殊なので売らないんだと販売
の方から聞きました。犯罪に使用されるのも懸念しているようで・・・その割には
小物類とかバッグとかは売っているから、売ってもいいのになぁ〜)
そのうちネットで購入しようかと考えていたんですが、高価だし現物を見れないネット
は怖い、類似品でもいいから欲しいなぁって考えていたところに、見つけてしまった
次第で、即買いです。
このリサイクルショップは、非常に楽しいショップで、老舗ボウリング場の1階にある
んですが、他にもいろいろと楽しいものが嬉しい値段で売っていますので、特に用事が
無くても娘と定期的に出没しています。
新品かつサイズがピッタリ
もとの持ち主はどういう経緯で手放したのかなぁ〜
サイズが違ったのかなぁ?
インテリアとして購入したものの必要なくなったとかかなぁ?
まぁ、なんにしても、1/30程の値段で新品が手に入ったのですから、これは私に履かれ
るために巡り合わされたものだろうと勝手に解釈しました
ミリタリーコーナーではなく、カジュアル服コーナーのブーツが並んでいる片隅にひっ
そりと並んでいました。
そう、靴が私を呼んでいたんです(笑
今後のバスフィッシング・クワ採集に大活躍することでしょう

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