申八歌壇俳壇例会情報
花冷えの嘘つきの日に報されし新元号のきもちのわるさ みんなのプロフィールSP

2006/6/11

赤煉瓦短歌会6月歌会  赤煉瓦歌会

本日のお題は「夢」でした。
今回はカッコつけて二首ずつ出しました。

  題詠 夢

微睡みの中で妖しき人の言う目が覚めたなら街に出ようよ

政権の夢を持てない政治家が反対ばかりの見解を述ぶ


  自由詠

逢ひたいといふ君のためやりかけの仕事を一つ明日にまはせり

居酒屋の隅で小さないさかいを年の離れた男女が始む


いかがなものでしょうか。自由詠二首目は先般のもつ鍋屋での出来事です。

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2006/5/7

赤煉瓦5月歌会  赤煉瓦歌会

 本日は赤煉瓦歌会の5月例会でした。連休だったせいか参加者は4名。でも、今日はA田さんがなんと和装で来ました。すごくすてきでした。4人だったけど、投稿は七首。たっぷり意見交換できました。殊にこういう日は欠席するとたいへん…。
 僕の作品はこんなもの。

  題詠 包

三越の包装紙にこそ価値あると社会主義者が礼状に書き


  自由詠

それぞれの苦悩が一行で記された退学理由の書類一片

 自由詠はちょっと説明が足りなかったかな、という感じ。題詠のほうはけっこう皮肉が効いているでしょう。

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2006/4/16

赤煉瓦4月歌会  赤煉瓦歌会

 16日は恒例の赤煉瓦歌会であった。今回から、当番はSさん。お題は「刺」であった。

僕の作品は

  題詠 刺

 風刺するほどの思想は持たざれど不平ぐらいは言いたくもあり

  自由詠

 冷酷なホラー映画を見るように蛍の光四番を聴く

 蛍の光というのは卒業式で歌う「ほた〜るのひぃかぁ〜り まどのゆううきぃ」と歌う曲である。今では歌わなくなった歌詞だけど、四番はこういうものだ。

  千島のおくも おきなはも            
  やしまのうちの まもりなり           
  いたらんくにに いさをしく           
  つとめよわがせ つつがなく 

 琉球処分の二年後に作られたこの曲は、まさに後の沖縄戦を予測していたような内容の歌詞であり、ゾッとしてくる。       
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 会のあと有志で昼食に行ったのはベスト電器裏の「あんざ」。入口は小さいけど中は広い。ひつまぶしがうまかった。夜は居酒屋らしく、よさそう。
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2006/2/19

赤煉瓦2月歌会  赤煉瓦歌会

本日久しぶりに赤煉瓦館を会場に赤煉瓦歌会がありました。新メンバーも加わっての盛会でした。お題は雪。僕の出詠はこんなもの。

  題詠 雪

眠れなくなるほどの音さしすせそ雪は降る降る夜の明くるまで

  自由詠

母と子が同じ顔して自転車の前後に乗れり子は舌を出し


 「雪は降る降る」は遊びすぎ。「雪は降りたり」くらいにしけば、というご指摘を受けました。
 でも「さしすせそ」はお気に入り。なかなかいいでしょう。

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2005/9/12

赤煉瓦歌会  赤煉瓦歌会

 11日は赤煉瓦歌会であった。9時28分に博多駅に着いたので、歩いて赤煉瓦文化館に向かう。途中キャナルシティを通るのだが、その中に保育園があった。泥んこと縁なきビルの一角にどろんこを名乗る保育園あり
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 で、着いたのはちょうど10時。本日のお題は「椅子」と「休む」。

   題詠  休む
台風がふぅーっとくれた休みゆえ部屋にこもって個を楽しめり

   題詠  椅子
父用の上がり下がりのする椅子を動かしてみる父逝きし夜

   自由詠
愚痴ばかり「なのよなのよ」と言いまくるあいつのリズムに胃が痒くなり


 「椅子」の歌は妻の父が亡くなったときのことを詠った。亡くなって葬儀までのバタバタしたときでもちょっとした時間ができる。その時に義父が立ち上がるときに電動で高さを調整できる介護用の椅子に乗って父のように椅子を動かしてみたときことを詠った。
 自由詠は「胃が痒くなり」という表現が気に入っている。みんなで昼食をしようということになり、天神コアのレストラン街に行ったが7人の席がなかなか取れず、14時半くらいにようやく食事。その後紀伊国屋、ジュンク堂と廻った。今、セレクション歌人というシリーズで若手の歌集のいいとこ取りのようなのが出ている。で、同じ塔の吉川宏志さんと江戸雪さんのの歌集を買った。それぞれ二人の第一歌集が載っているのでお買い得。

セレクション歌人
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2005/7/19

7月歌会  赤煉瓦歌会

 7月17日は月例の歌会だった。工事中のためほとんど赤煉瓦館の情緒はない。今回は山口歌会からUさん、Kさん、それといつものOさんが見え、10人の大盛会であった。
 投稿歌3首。

 題詠 上
雨上がり蝉はおずおず鳴き始め弔辞のごとく人を黙らす

 題詠 泳ぐ
しがらみの海を泳いで辿り着く苦闘の果てのこの孤独感

 自由詠
ヒロシマもアウシュビッツも静かなり犬鳴峠の怨霊諭す

 今回のお題は「上」、しかし、Iさんが「夏は泳ぐに限る」と主張したのでどっちでもいいことに。
 1首目。今年は空梅雨で夏との境目がないヘンな気候であった。梅雨の終盤に豪雨が来たが、激しい雨がやむと蝉が雨を振り払うようにおずおずと鳴き始める。それがなんか弔辞みたいだったのだ。「弔辞が人を黙らすか」という意見は出てきた。
 2首目。何とか「泳ぐ」で作った。作るために作った歌。
 3首目。
 「不謹慎」との顰蹙を承知で出してみた。顰蹙はややあったかな。解釈が難しい。どういうふうに解釈されるか、が気になっての提出であった。意図として、あちこちで心霊スポットのことが話題になる。犬鳴峠は全国的に言っても有名なスポット。確かにそこで死んだ人もいたようだけど、そういうところに幽霊やら怨霊やらが出るというのはどうもおかしい。ヒロシマとかアウシュビッツとか多くの人間が怨みをいっぱい抱いて死んでいった場所がある。なのにそこが心霊スポットになったという話は聞かない。つまりそれはそうした場所で心霊話をすることが不謹慎だからなのである。見る人が不謹慎と思えば幽霊は出ない。犬鳴峠に出る怨霊も見る人の心に宿るもの、人の心に宿るこうしたまぼろしは元はと言えば見えないものをあたかも見えるように噂として語り継いでいく。これが流言飛語のたぐいとなるので、幽霊話はたいがいにしなさい、というお説教をしていたときに思いついた歌。
 やっぱり不謹慎かな。
 それにしてもいいのができない。



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2005/6/20

赤煉瓦6月歌会  赤煉瓦歌会

 19日は赤煉瓦歌会だった。出席は6名。「自然詠」がテーマであった。私の作品はこれ。ここに出てくる「あなた」とは既に別れた人ではないか、等という意見もあった。歌謡曲っぽいという印象である。

 アルバムにあなたの撮りし初夏の花われの知らざるわが庭の花

 しかし、元はこのようなものだった。

 ブログにはあなたの撮りし初夏の花われの知らざるわが庭の花

 つまり、アルバムではなくブログだったのだ。ブログと書けば僕の作品だとばれてしまうので歌会用に「アルバム」に置きかえていたのだ。同居人が自分のブログに庭の花を撮って載せていたのだが、私はそんな花があることすら気づいていなかったのをうたった。まさに自然詠には向かないタイプだ。自由詠は以下の通り。

 三人の男が並び三箇所のボルト緩めるくるくるくると

 貝塚の交差点で停まったところ、鉄パイプでくんだやぐらの上で大の男が三人同じ調子でボルトを緩めている姿が妙におかしかったのを歌った作品。午後は天神コアの上の「ばん」でドリアを食べながら茂吉談義をした。次回は7月17日、この日は終日やります。お題は「上」または「泳ぐ」。それと近・現代のお気に入り10首持ちよりです。
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2005/5/24

やっぱりできない  赤煉瓦歌会

 赤煉瓦歌会の日が近づいている。早く作品を出さないとと思いながらできない。んんんん苦しい。

 苦しいとただ呟きて怠けをり才能の無き歌人もどきは

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