未曾有の震災から間もなく4カ月。
少しずつではありますが復興への足音が聞こえてきた感がありますが、その道のりは遠く
険しいものがあります。
花巻市は岩手県の真ん中に位置し今回の震災地のいわば『入口』になっています。
ボランティアの方、復興支援業者は花巻市を『ベースキャンプ』としています。
今私達に出来ること…『何となく元通りになってきたよね』ではなく、私達は通常業務と平行して被災地への後方支援を行っています。
私達はこの震災を決して風化させないよう想いを込めて特別の夏の制服を作りました

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『甦れ岩手!』これがわが社の復興スローガンです。
私達は、隣の社員の背を見て復興への想いを鼓舞し、御来店のお客様には復興への勇気と決意を伝える。そんな思いを込めたユニフォームです。
作成を依頼したのは、市内の福祉施設
『ワークまほろば』当社の多田支配人の奥様が書道の師範であり福祉施設に勤めていた関係で執筆をお願いしたところ快くご快諾頂き、ユニフォーム作成が実現しました。
施設関係者も被災地の為に何かお役に立ちたいとの想いがこのような形で実現し一枚一枚心をこめて作ってくれています。
先日、甚大な被害を受けた大槌の議会議長さまが御来店の折、社員のユニフォームを見て
『感激して涙が出ました』と。仮設の事務所に飾りたいからと仰っていただきプレゼントさせて頂きました。
購入したいという声があまりに多く、売上の一割を義援金にさせて頂くことで販売も始めました。
私達は被災地の為に出来ることは何かを日々模索しつつ岩手の復興のために頑張ります。


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