"Cherry The Horizonntal Cat"
「地平線の猫チェリー」
何とも意味深なネームだ。
日本語で言う「高嶺の花」みたいな意味なのかなと思っていたが
あの平和公園の式典の際、三沢から来ていた米軍関係者にそのことを聞いたら、別に意味はないとの事。
大戦中のノーズアート機にしては、不思議なニュアンスを感じるネームだ。
314BWのノーズアートはシティー・サンフランシスコの様な都市名の面白くないものばかりにあって”Cherry The Horizonntal Cat”は異色の存在なのだが・・・・
サイパン・テニアンに展開したB-29ノーズアートはいいものが多いが、グアムには良いアーティストがいなかったのか・・・
それともクルーが急いで描いてしまったのか・・
”Cherry"のガールアート、はっきり言って、あまりお上手ではありません。
もし数あるノーズアートに順位をつけるなら、下から数えた方がいいかも
それも当時の最新兵器のB-29に、今だったらF22ラプターにこんな絵描いてるようなもんだ。
でも、じっくり見てみると
ネームの"Cherryの部分だけバンブー文字になってるのを見ると、モデルの女性は東洋系なのか・・
お腹の部分が囲われてるのを見ると、水着を着てるのか・・・
アウトラインだけで、髪の毛以外は色は塗ってはいないのか・・・
それともノーズアート完成前の姿なのか・・・
いろいろと考えられる、謎、謎、謎のノーズアート・・・・う〜ん。

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