お昼過ぎ、隣の部屋に行くとタンスの上でももがちびちゃんを舐めている。
カメラを手にそっと近づく私。
まだ気付かないもも、一心不乱にちびちゃんをペロペロペロペロ・・・・・
微かなシャッター音に振り向く猫たち。
なぜだかももの顔はうっとりしているようにも見える。
一瞬の間を置き、我に返るもも。
以下、ももの心の中のつぶやき。
(見られてしもた。恥ずかしいやんか。別にな、やさしいしてたんとちゃうねん。
ただ目の前におったからサービスしてやっただけやねん。
そや、ちょっとサービスや。かわいいなんて思てるんとちゃうねん。
お母ちゃん誤解してるんとちゃうやろな、困ったやっちゃで)
ちびちゃんから離れるもも。不貞寝の態勢。
ちびちゃん「ももねえちゃん、もう終わりでしゅかー?もっとペロペロしてくだしゃーい」
もも「・・・・・・・・」
ちびちゃん「もーっ!まさやん、じゃまっ!」
ちびちゃんの抗議のまなざしに耐えられず、すごすごと退散するまさやんであった・・・

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