今日はももとくろまめの誕生日です。
3歳になりました。
誕生日と言いましても、私が勝手に決めたものです。
ももが来たのは2002年の10月28日、くろまめはちょうどその一週間後。
そのときどちらも生後一ヶ月前後だったということで、
一ヶ月前でいいか、といたって安易に決めました。
誕生日だからと特別なことは何もしません。
いつもと同じ時間をいつものように過ごすだけです。
ただ、
「おめでとう」「生まれてきてくれてありがとう」と頭をなでるくらいです。
かつては「要らない」と人間に捨てられた猫と、
人知れず野良猫のお母さんから生まれたであろう猫。
今では私にとってかけがえのない存在になりました。
ありがとう、傍にいてくれてありがとう・・・大好きだよ!
そうだな、今日は好きなおやつでも買ってくるかな。
「おめでとう」
「生まれてくれてありがとう」
ほんとうは、この言葉をすべての子達に言いたい・・・
生まれてきても誰にも愛されることも無く殺される子達、
孤独に耐えながら、おなかをすかせながら、それでも必死に生きている子達、
生まれてくることさえ叶わなかった子達・・・
そのあまりに大きな現実の前で、あまりに無力な自分が情けない。
時には目をそむけたくなります。
忘れてしまいたくなります。
だけれども、それでは昔の私と何も変わりません。
うつむいていたって、悲しんでいたって、なんにもならないのです。
「何も出来ない」と嘆くよりも、
「何ができるか?」を模索する。
少しずつでもいいから、前を向いて進んで行きたい。
ももやくろまめや宇宙の母として、恥ずかしくない人間になりたいのです。
もも、くろまめ、そして宇宙。
この子達に私はいろんなものをもらいました。
たくさんのことを教えられました。
それは、けしてペットショップには売っていません。
カルチャースクールでは教えてくれません。
お金で手に入るものなどひとつもないのです。
そのことに気付く人がもっともっと増えてくれることを願って止みません。
うだうだと長く書きました。
想うことはたくさんあれど、今日は素直にもう一度。
もも、くろまめ、お誕生日おめでとう!ありがとう!
これからもみんなでずっとずーっと、いっしょにね☆

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