私の朝は、たいがいくろまめの「ごはーん!ごっはーん!」の声で始まります。
枕もとで私が起きるまで延々と、恐ろしく甲高い声でそれは続くのです。
時間どおりだと有難いのですけれど、
だいたいが20分前とか40分前・・・なんとも中途半端でぜんぜん有難くない。
こーぢが目を覚ますといけないので、
結局くろさんの言うなりです、私。
しかも「ごめんね」なんて、謝ってるしっ。
よほどおなかが空いているのかと思えば、
ぽりぽりと2〜3粒食べたら満足してまた寝るくろまめ・・・何なんだっ。
そして時々、朝から夜までごはんを食べないことがあります。
起きていても食べません。
体調が悪い、とかではなく、
どうも『食べることを忘れている』といったかんじなのです。
ま「くろちゃーん、ごはんよーん」
く「ごはん?ごはんって・・・・・・・・・・・」
く「・・・・・・・・・・・なんだったっけ?」
こちらはももさん。
この方は『食べたことを忘れる』達人(達猫?)のようです。
ここで待ってればごはんが勝手に現われる、とも思っているらしい。
も「おかあちゃん、ごはん、まだ?」
ま「いや、ついさっき食べたやん。食べてグビグビお水飲んでたやん」
も「・・・・・・・・・・・そう・・・やったかな?んー??」
『食べることを忘れる』と、
『食べたことを忘れる』。
『る』と『た』の小さな違い。
その小さな違いが、現在の彼女達の大きな体重差を生んだとか、生まないとか。
避妊手術まではまったく同じ体重だったももとくろまめ。
今や1.2キロの大きな違い・・・あぁ、ここでなんとか食い止めなければ。
そんなわけで、ももの「くれくれビーム」に耐える日々は続きます・・・・・

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