セシウム問題で岩手、宮城、福島、栃木の牛が出荷停止になり、牛肉の市場に出回る量が減っているらしい。
牛肉は輸入物か、鹿児島や宮崎などの西日本産になっているが、やや高め。でも高い牛肉を買うくらいなら、敬遠する人も増えているみたいだ。
ワタクシは、そもそも牛肉は昔からあんまり食べないし、お付き合いで年一回焼肉屋で忘年会というのがあるが、そもそも日本の牛肉は口に合わない。
子どものころはそうでもなかったと思うんだが、ニュージーランドで普通に売られている牛肉は日本のもののように、脂肪が多くなかったように思う。ふーん、これがホントの草を食べている牛の肉なんであろうという気がした。
でもたぶん、多くの日本人からすれば、あの牛肉はパサパサで固くてマズイということなのかもしれない。
しかし、逆に言えば、赤い肉の部分にも脂肪の白い線が走っているような日本の牛肉を毎日のように食べると、たぶん胸焼けがしてくるに違いない。いくらすき焼きがうまいといったって、毎日すき焼きじゃたまらないだろう。
その点、あのパサパサ牛肉は、たとえ毎日食べても飽きないだろう。(まあ毎日はいずれにしろ食べないだろうが。)
オーストラリアでは日本に輸出する牛肉は特別な農場で飼育しているのだという。
まあワタクシの家の冷凍庫にはニュージーランド産のラム(子羊の肉)が置いてあることが多い。肉と言えばこれだから、世の中のセシウム騒動にはあまり影響がない。
幸いにも、ラム肉は苦手だと言う日本人がわりと多いらしいから、かの肉は値上がりするということはないみたいだ。
狂牛病の検査体制がいい加減だというアメリカ産牛肉は食べる気がしない。でも牛丼屋とか大手焼肉チェーンなんかは、たぶん今はアメリカ産だろう。
まあもしどうしても牛肉というなら、オーストラリア産がいいんじゃないかね?なにもオーストラリア政府の回し者になるつもりはないけど・・・。

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