文科省は「キレる子」への対策を考える有識者審議会を始めるらしい。(毎日新聞4月23日)
「キレる子ども」やいじめ、学級崩壊など「子どもの心の問題」が社会的に注目されるなか、文科省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」が05年にまとめた報告書では、子どもの情動について「生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成される」と指摘し、「乳幼児期の適切な環境とコミュニケーション、愛情、教育が大切」としている。
この報告を踏まえて、審議会には保育園関係者らも参加し、来年3月までに報告書をまとめ、保育現場に対する指針作りなどに活用したい、とのこと。
子どもの心の問題を巡っては、従来の経験則に基づいた指導では「効果が上がらない」という声が教育現場から上がっている。
05年の検討会では、子どもの情動と脳の働きに関する科学的研究の進み具合についても議論されており、文科省としては「子どもの脳に関する研究成果を現場で応用できるようにしたい」(児童生徒課)のだそうです。
しかし、ワタクシとしては「キレる子ども」の対策も大切だけど、「キレる大人」、「キレやすい老人」の対策も必要じゃないの?・・・なんて思ったりしてね。

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