ツイッターはホントは誰が読んでいるとも限らないのに、見ているのは仲間内だけだと思い込み、トモダチの間で目立とう、受けようとする人がいます。
8月に入り、飲食店チェーンストアやコンビニなどで、悪質な悪ふざけを行い、ネット上に投稿するという行為がたくさん報道されています。
これを甘やかされて、しつけなどもきちんとされずに育った子たちが、親に構ってもらいたいといった用地な心理で行っているという見方もあります。
勉強もスポーツもこれといって目立たない若者たちがいます。むしろそういう人たちが多数派でしょう。にもかかわらず、テストの点数や、スポーツの能力だけが人間を評価する方法だと考える親が多いようです。
まあ平凡な人間でも、生きているだけでそれはそれで価値があるし、できる範囲で頑張ること、それはそれでいいんだという、そういう自己肯定感が低い子供が多くなる。そうすると、友達に受けたい、褒められたいということに対する「飢え」の気持ちがまんえんします。
そういうことが、顔面にピザ生地を張り付けたり、調理場の大型冷蔵庫に寝そべったりする写真を撮って、ネットに流すことで友達に受けたいという行動の背景にあるのでしょう。
まあそもそも、給料を支払っている時間にプライベートで携帯をいじれるような環境を与えてきた会社の側もどうかしてるということがあるんでしょう。これはそもそも一人の正社員である店長の大きな仕事が、アルバイトのスケジュール管理をすることになってしまっているような経営の仕方がおかしいのです。
仕事はきびしいんだ、働く場の倫理観を教育するんだという気持ちがなかなか育ちにくい環境があるんでしょう。
不祥事があれば本部は社員教育を徹底しますと口先では言うけれど、実際の店の現場では、そんな厳しいこと言うならやめるとか言われたら、自分がアルバイターの穴を埋めなければならないわけで、店長がそんなしっかりした教育をするとは思えない。
そんなうるせえこというなら、正社員並みの給与を払いなよということになってしまうでしょう。
まあこういう世の中でもし子供を育てなければならないとすれば、せめて自分だけは娘や息子は自己肯定感が育つように育てなければならないでしょう。
せめて、アルバイトに行っている自分の子供には、何も言わなくても就業中は携帯をじぶんの荷物をしまっておくロッカーに置いておきなさいよと教えておくべきなんでしょうが、現実は自分の同僚は仕事中も携帯をいじっているなんていうことを当たり前にやっている職場ではたらくことになるかもしれません。
そういうときは、人は人、自分は自分だと教育すべきなのでしょうか。子供のいないワタクシにはよくわかりません。

0