原発廃止をドイツで初めて打ち出したのは、社民党・緑の党の連立であるシュレーダー政権の時だったが、キリスト教民主同盟のメルケル首相は、当初これを撤回し、脱原発の時期を先延ばしにしようとした。しかしながら、東電福島事故が起きてからは、自身の政策を撤回し、2022年までの脱原発に回帰した。
メルケル首相が原発廃止を先延ばしにしようとしたのは、実は、洞爺湖サミットときに日本の某閣僚が地球温暖化対策のために原発を再評価したらどうかと働きかけたからだそうです。
しかし、そのほかならぬ日本が原発事故を引き起こしたのですから、心変わりするのも当然でしょう。かくて、また日本は信用を失ったということかも。

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