私は数学はダメだ。既に算数の引き算からしてヤバかったのに由来してると思う。今でもかなり仕事上キツイ時がある。群舞のFORMATIONを作る時、物凄くトロいし武器用だ。きっと数字に強いともっと短時間で上げられるのにとイライラするのだ。「博士の愛した公式」を見る。貴方と私との「友愛数」を嬉々として博士は家政婦に説明する。私の高校2,3年の担任は数学の先生でそのヒトも数学は美しいものですよ、と言った。やはりとっても楽しく誇らしげに話してたのを覚えてる。私は高校生にもなるとあまりにも理解不可能と、数学は自分には今後全く無関係に生きていこうと決意してたのではあったが、というかそのせいでなおさらにか先生をとてもうらやましくも思えたのを覚えている。
Eのπi乗+1=0 オイラーの公式
訳がわからないほど果てしの無いもの、事、ヒト、そんなものが相まった所にに1が加わる。その1は一人、ひとつ、一事、何かしら1。そしたら調和する、ということがオイラーの公式?と解釈した。博士は家政婦親子が来るまで、仲良しになるまでは失った我が子のことを思いこの先ずっと永遠にEのπi乗=−1だと思ってた。それがひょんな事から出遭った一組の親子で0になれた。あるよなー、なんとなくあったかくなる。しかし博士の記憶が80分しか持たないって?!DVD返しに行きがてらどうなんだろー?と考えた。80分で切れる記憶なら20分おきに反復してはどうか?そんなこといちいち全てにできるのか?それにしても寝て起きたらナッシングじゃねーか。メモしたってそれ自体のどこまでが有効か?たまたま午前中に読んだ岡本太郎の「強く生きる言葉」に「忘れる事は素晴らしい、負け惜しみでなく忘れるからこそ常に新鮮でいられる」と言う言葉があったのを思い出すも意味違うかー。DVD見る前まではそうなんだよ、と思ってた。忘れたい事が多すぎる、縛られてる自分を開放したい、と思ってたけど。そしたらこんな太郎ちゃんもあった「自分と言う人間をその瞬間瞬間にぶつけていく。そしてしょっちゅう生まれ変わってエネルギーを燃やせばぜんぜん別の世界が出来てくる。」しのごのいわずにこっちだな。

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