賛否両論だった「ライブドア騒動パートU フジテレビ編」も和解ということになりましたね。結局なんだったのだろうという疑問はありつつも、堀江さんへの賛否両論が面白かった。
賛:「村社会に立ち向かった」「新しい時代」「勇敢」…小泉首相が大人気だったころを思い出すのは私だけでしょうか?対立構図の作り方が上手いとは思った。
否:「コミュニケーションが取れていない」「マネーゲーム」「金の亡者」…確かにそう。ソフトバンクの孫さんが言っていたが、『買収はまずきちんとコミュニケーションを図り、相互理解をしてかた、納得して行う』のがいいだろう。買収する側、される側の両方にとって。「和を以って尊しとなす」と思うが。
気になった言葉がいくつかある。
ナインティンナインの岡村さん「リスナーのことを思うなら、経営者が誰であろうが放送に力を注ぐべき」(マネーゲームを嫌い、離反が続いたニッポン放送社員に対し)…まったくそう思う。「お客のため」を隠れ蓑にして感情で動くのは良くない。堀江が気に入らないならそう言えば良い。卑怯である。
ニッポン放送の亀渕社長「こんな形で知り合っていなければ、いい仕事ができただろうにね」(和解会見で)…そう。大買収時代だとか、M&Aの時代とか言うけど、所詮は人間同士のやること。和、コミュニケーションは大事だと思う。
話を戻す。賛否両論について、私の立場は、若干否定的。やっぱりマネーゲームは好きにはなれない。
あと、ホリエモンがもっとカッコ良かったら、世論も違っていたのかなぁって思う。ラフな格好っていうけど、俺には「親父シャツを着た太ったオタクみたいな人」…にしか見えない。スーツが似合う人ってカッコ良いと思うんだけどな。

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