今日は二日目。一日目の途中リザルトで、後輩を
▲7点追い掛ける展開。下がりかけたモチベーションを高めます。
本日の種目は
白樺新コースでの小回り。
朝からチャンピオンや白樺で滑ると、身体のコンディションは良好。随分寝ましたからね。
今日も気温が高く春の陽気。練習してた場所は、かなり雪が緩くとてもオートマチックに板が回る感じ。ただ本番のバーンは硫安で固めてるので、注意は必要。
先にスタートした後輩は252点。後ろからビデ撮りしてあげたけど、割とスピードに乗ってたように思うし、板も動いてたが点数伸びず。
そして、なんと自分はこの種目、最終スタート。勝つには260点。小回り系でその点数を出すのは、自信なし。一発逆転を狙って、捨て身のハイスピードで行くのか。順番は迫り、またもや、前の上手い人もかなり直滑降を入れてのスタート。また釣られるか、一発逆転のカービングで行くか…それとも…
昨日の点数も、モチベーションの下がりも、納得感の無さも、要は雰囲気に飲まれて、背伸びをしたからだ。自分の滑りをしよう。自分の出来る小回りは何だ!?ってことで。前半で無理にスピードを出さずに、丁寧に板を回し込みつつ、後半の斜度変化からエッジングを強めていく。途中1ターンは外足浮いたけど、落ち着いてゴール。点数は
255点。
何より満足感のある一本でした。そう、俺には俺のスキーがあるのだ。それは十分に自分の目標に勝負できるレベルなのだ。
改めて大会の難しさとスキーの楽しさに気づかされた今回でした。
ホントはもっと出場したいんだけどね。浅間とか鹿沢とか赤倉とか出たい大会はいっぱいあるんだけど、土曜の朝一から開始とかだと間に合わないし、日曜の夕方までやられると帰れないし、やっぱり宿のある栂池じゃないと無理があるんだよな。まあ、また。
そして、チャンピオンに移動し、おまけの
デュアルレース。今年から順位に反映されなくなったこの種目。マジで苦手なんですよ。去年はスタート三秒でこけて、そのせいで総合順位出なかったからね。
今年はゆっくりした気持ちで参りましょう。
一本チャンピオンを滑っていた頃に我らがチーム喜多美の応援団、宿のご家族全員が到着。なつよつコンビは当然スキー。チビはソリに乗せられておりました。
またもや先にスタートの後輩を後ろからビデ撮りしてあげ、いざスタート。
栂池技選では、スタート係も整備係も勿論審判員もみんな知り合い。輝く時を過ごした仲間や昔の同僚、たくさん育ててもらった師匠や大先輩、見つけると声をかけてくれる地元の方々。
だからスタート待ちしてる時とかも、暇しなくていい。
向こうもみんな「小まめに出場してるみたいだね」って、ずっと覚えててもらえるし、元気な姿を見せられる。人生の故郷のようなところです。
前回のレースではたくさんのガンバの声を受けて、ネットにシャケり(網にかかった鮭のこと)、大爆笑。今年もナショデモ始め、たくさんのスクーラーのエールを受けてスタート。
始めは正直コケないようにかなり守り。ポールの外っ側を大回り、し過ぎて逆に直線的に次のポールを突っ込み、板を横に向けてしまう羽目に。中盤は上体の煽りで持ち直すも、後半はスピードに余裕が出る始末。ゴール後はネット際まで横滑りでフィニッシュ。今日は楽しめたかな。
終わったあとは後輩と宿の子と四人で何本か滑りつつ、みんなで滑ってるのをビデ撮りしてもらいました。お昼を前に解散。一緒に帰っても良かったんだけど、せっかくなので全ゲレンデを駆け回るべく、しばし一人でリフトへ。大会中はあんまり滑れないし、しばらく来ない(つもり)、次に来るのは三月の三連休(の予定)だしね。
しっかしホントに雪が少ないし、気温が高い。あちこちで陥没してたし、雪解け水の小川は濁流に。
一通り滑ってから、宿へ帰り、帰り支度。宿の子たちはこのしばしの別れにも素っ気ない。これだけ居着くと、『どうせ、すぐ会える』と思われている。宿のご主人も「また、来週」と言う。嬉しいんだかなんだか。いや、やっぱ嬉しいかな。
スクールの2階での閉会式に参加。
特に何も貰えなそうなので、切りの良いタイミングで、席を立ち、後輩に岩岳大会活躍の約束をし、スクールの事務所に挨拶をしてから、おいとま。
実は今回、今シーズン初の
新幹線です。だって高いんだもん。
長野駅までの直通バスはしっかり寝り、長野駅から新幹線で大宮まで。正直、白馬乗り換えのアルピコバスでも間に合ったんですが、さすがに疲れてたし、月曜から仕事だし、新幹線から見えた高速道路は赤いテールランプが連なってたしね。新幹線にして良かった。荷物は置けたし、1番後ろの席に座れたし。
少しばかり節約の為、大宮で降りて、京浜東北線へ。ずっと座れるし、乗り換えないし、東京まで行くより、正解でした。約一時間寝れました。さて、次は何処へ行こう。


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