
今日は、午前に小回り規制と小回り整地、午後に大回り整地の3本です。
上級者クラスは100人ちょいなので、割りと早く終わりそうです。
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小回り規制の、「規制」の内容は、開会式で「
カービング小回り」と発表されました。バーンも、正面バーンの真ん中くらいからスタートで、中緩斜くらいでした。
まぁやったことないもんは、無理に他の人の真似をしてもしょうがないし、楽しむことが一番なので、自分の滑りをテーマに滑りました。
カービング要素にこだわることなく、いつものエッジを立てた小回りを気持ち縦目にして、身体が遅れないようにだけしました。
結果は
251点・61位。もっともっと攻めて良かった感じです。全然スピードに乗れませんでした。

←チャンピオン北側斜面の栂池ペアリフト脇の緩斜面でカービングの練習をした跡。
技術的には、内傾の支点が低いことが、高得点の人との違いと思います。
谷側への重心移動が大きく、板をたわませられる人は、肩くらいから深い内傾を作れるのに対して、自分は腰、良くてもおへそらへんからしか内傾していない感じです。
内傾すれば、それだけ板を戻さなければならず、大回りのようにスピードがあればできますが、小回りの中で行うのは、かなり難しく、滑りのキャパが、そのまま内傾のキャパとして現れる感じです。
でも、出来たら楽しいだろうなぁ。

A
小回り整地は、南斜の急斜面です。
←南斜で待つ選手たち。熱気が伝わります。
今日はよく晴れて、日光の当たるところの気温が上昇しました。この種目はほぼ最後の方の順番での滑走だったため、斜面はもう春の雪でした。
実は、初めから狙っていたシチュエーションでした。
一番左側の、後半の落ち込みによる斜面変化の少ないコースを選び、横に走らせつつ、身体と外足が浮かないように前傾を保ちつつ、滑りました。
自分としては、何ターンか、やられはしましたが、大きな破綻もなく、ゴール。
259点・23位。破綻はなかったものの、最初にグサ雪に詰まったまま、今一つ攻めに転じられずに終わっちゃいました。

B
大回り・整地は、正面バーン。
午前は暑かったものの、お昼にはどんどん寒くなり、締まったバーンとなりました。
昨日の練習から、改めてイメージを作り上げた新大回りです。
今までの、体面でフォールラインを押すような谷回りだと、スキー板が離れる前に回り出して、ターンマクスが消化不良になってしまい、山回りで身体が置いてかれる感じだったので、脚の伸縮を積極的に使うイメージで、ただベンディング的な切り換えではなく、ストレッチング的な舵取りをイメージしました。
脚を伸ばしたターンマクスから、両足に乗り込みながら、板に近づいてエッジを外し、そこから、一気に脚を伸ばしながら、内向・内傾を作る感じ。正直、スピードの出た緩斜くらいでやると、走った(ような)感じがします。
走るというよりは、走らせるという、今までのを自然的と表現するなら、今のは能動的な操作ですね。
バーンの起伏に合わせられなく、ターンの抜けで詰まったターンもありましたが、小さめなターンを描きました。
258点・31位。何よりも、気持ち良い一本でした。
ここで、お昼ご飯にして、いったん使わないスピットファイアをスクールの前に置き、明日の大回り規制のコースオープンに行きましたが、あまりにもアイスバーンで、一本目でコースアウトし、早々に退散しました。
再び下山してスピットファイアに履き替え、小一時間くらい居候の一年生を教え、スクールでリザルトを見て、帰りました。
中間リザルトの3種目で40位と、真ん中以上には入りました。技術レベル(級とプライズ)を見れば、順当な位置には付けれたかとも思いますし、今日の整地二種目は大満足でした。明日は、大回り規制と、不整地小回りです。とにかく完走を目標に、何より安全第一に滑ります。

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