朝4時ごろに江田駅の駅前のベンチでお目覚め…一気に酔いが覚めました!
そう、今日は奥多摩登山なのです。とりあえず間に合いそうなことにちょっと安心し、近所のローソンでお弁当を買い、家でお風呂に浸かって、必死に体調を戻します。
そのままの勢いで、溝の口・立川・青梅と電車を乗り継ぎ、奥多摩駅に到着。凄い人だかりです。
奥多摩の駅で落ち合ったのは、スキーチームの後輩、大阪から私・隊長と、名古屋から1コ下、あとは東京から2コ下、3コ下×2人、そして、大学時代は重なっていませんが喜多美そして何より会社と、今は大森寮の後輩でもある4コ下の、計6人。
なんと、というか必然的な、全員『チーム栂池』メンバーです。

駅から路線バスに乗り、奥多摩湖へ移動。この時点でだいぶ酒臭かったようです…。これまでで一番のローテンションです。
9時半頃に奥多摩湖の湖畔を歩き、ぼちぼち登り始めました。今回のコースは奥多摩湖から御前山に登り、そのまま尾根を鋸山まで縦走し、奥多摩駅に戻ってくるというコース。つまり、最初の御前山までが一気に斜面を上がる山場です。
このコースの逆(奥多摩駅→奥多摩湖)を大学4年の時の登山部初期に行っていますが、その時も二日酔い明けだった記憶があります。今回はその時よりもひどいです。

それでも、奮起してただひたすら登り続けましたが、今日は暑さが堪えました。
上の奥多摩湖の写真でも分かりますが、とっても天気が良いのです。山中なので日差しはあまり気になりませんが、山の中は風が通らないため、じっとりと汗が吹き出ます。
見上げると果てしない斜面とその長さに完全に会話がなくなりましたが、昔から無言の背中で引っ張る隊長の小休憩後の「行くぞ」の静かな一言で歩き出す完全な統率で、12時ジャストに
御前山(ごぜんやま)に到着しました。

山頂でお昼ご飯を食べ、ゆっくりしてから出発。この時点ですっかり酒が抜けて隊長のみ元気になって、お弁当をお腹いっぱい食べてました。大学の頃から「きついトレの後に、先輩だけよく食べてましたよね」とか懐かしい話をしながら。
ここからがきつかったです。初めの登りで完全に体力を持っていかれたのと、2リットルは持ってきた水がなくなり、尾根伝いのわずかな登りにも足が止まります。


次の山の分岐を「まだかなぁ」「間違えたかなぁ」と思いましたが、単純にペースが落ちまくっていただけ。
途中、鎖場と呼ばれる(要は鎖がないと行けないコースのこと)場所もあったり。見下ろすと「いや、まさか行かないよね」って皆が思いましたが、2、3分ばかり考えて行ってみると、まぁ5mもないくらいなので面白かったです。
奥多摩駅直前の絶壁の階段では隊長を先頭に全員でダッシュ。ゆっくり降りているおばちゃんグループに「凄いねぇ」って笑いかけられました。
山を降りてから、恒例の温泉へ。近くのバーベキュー場・キャンプ場からのお客さんと登山客でしばし入場制限を待ちましたが、その分、ゆっくりと浸かれました。
せっかくなので、と大学のある国立に行き、国立名物ザイカレーの
ロージナ茶房に行って、夜ご飯を食べて解散しました。

2