みじゅさんの小学校一週目は車で送り迎えの為、1週間の年休を取り、朝の8時半からお迎えの2時半まで学校の近所の公園で待ちます。会社の制度で本を日本から送って貰える(定価ですが消費税は無し)ので、久々に読書です。
トッカン 徴税ロワイヤル 高殿円(角川文庫)
「トッカン」シリーズ最新作の短編集。相変わらず面白い。短編だから謎解きストーリーはちょっと突然ですが、それでも面白い。
自分の頭で考える日本の論点 出口治明(幻冬舎新書)
ライフネット生命創業者の出口さん。財界きっての教養人、というあだ名は違わず、考えながら読める本。ソーシャルメディア全盛期だからこそこういう本を定期的に読んでおきたい、と思います。
SDGs 持続可能な開発目標 蟹江典史(中公新書)
仕事で環境問題とかに接することがあるので改めて読んでみました。インナーサークルの中から(少し自慢話っぽく)議論の流れの全体を解説してくれる本です。アルファベット3文字神話(CSR、ESG、ISO等々)の中でSDGが如何に広く受け入れられやすいかを書いてますが、さりとて、現時点で資源を燃やさなければ生きていけない日本と、その資源が国力の源泉であるオーストラリアでビジネスを見ている身からすると、理想論と現実論を両方考えながら、我が事として考えさせられます。
部長って何だ! 丹羽宇一郎(講談社現代新書)
モーレツサラリーマンの伊藤忠商事元社長・会長のモーレツ仕事論の最新版。もう時代には合ってないけど、誰もが言いにくい本音を言ってくれる。でも、誰もがスタートアップの起業者になる訳でもないし、過半数は会社員であるという現実論に立ち返れば、丹羽さんの極論は掛け値なしで参考になると思います。

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