ワタシの歯茎の中はけっこう大変な事になっているらしく、
本当はもうとっくに治療が終わっているはずなんだが、
まだ歯茎から膿が出ているらしく、
それを止めるのに薬を入れては閉じ、経過観察中…
今回はさらに強力な薬を入れたらしく、
ずーっと小康状態を保っていたが、ついにまた腫れてしまった!
次回予約は二週間後だが(それで今度こそ終わる予定)
それほど痛くはないが、
大事を思い、ともかく歯医者に電話してみた。
「こんなんなってますが〜?」と症状を説明した。
「薬が菌を殺して膿が大量に出たから腫れるんだけど、痛い?」
「患部を押すと、痛いかな?二週間後まで放っておいても平気?」
「いや、それはちょっと診てみたいな。今から来れる?」
「午後過ぎでもいいかな?」
「ごめん〜今日は午前診療なんだ。お昼ちょい過ぎくらいまでなら待てるから、
来れないかなぁ?」
そうだった、水曜日は先生、養護老人センターへ出張診療なのだ。
若いイケメンに「今から来れる?待ってるから、」などと言われたなんて、
何年ぶりじゃ?
行くよ、行くともさ!
「それじゃあ、今から行きます。」と返事して、歯磨いて、速攻出た。
本当はお昼ご飯の支度をしようと思ってたところだった。
エビとイカフライを揚げて、レトルトカレーぶっかけ飯を食べるにあたり、
揚げ物サクサクで歯茎が痛くならないか心配で電話したようなものだ。
治療次第では、このメニューはおあずけかもしれないと思うと、
食べてから行きたかったのだが、やむを得ない。
着くと、受付にちょうど先生が居た。
アイコンタクトで微笑み、
「ごめんね、ちょっと診せてね。」と小さく言った。
ふわ〜たまらん笑顔だ。ご馳走さま♪
フライカレーはまた今度でいいや。
治療は詰め物を取り除いて経過を見ようと。
膿が出てくる為の通り道をつけたらしい。
これで腫れは引くはずなんだそうだ。
でも痛くなったらすぐにまた電話してね♪と言われる。
この先生は例え夜中でも、痛くて仕様がなかったら電話してと、
携帯の番号も教えてくれている。
留守電になっていても必ず折り返し電話すると。
すぐに何か出来なくても、アドバイスが出来る場合もあるそうだ。
本当に親切丁寧な先生で嬉しいが、
だからと言って、真夜中過ぎの電話はやはり抵抗がある。
だから我慢しちゃうし、休診日には当番医へも行ってしまう。
今回、それをしたのだが、どうやら先生はそれが不満だったようだ。
よそへ行かずに電話して欲しかったような雰囲気だ。
前よりもさらに気を遣い、何かあればと念を押す。
「忙しいのにごめんね、」と言われたが、
それはこっちのセリフだ(笑)
今日も待合室はいっぱいで、飛び込みのワタシの方が気を遣う。
待合室で会計を待っている間、顔見知りが入って来た。
カラオケBOXのお客さんだ。
ちょっと雑談し、呼ばれて会計を済まし、彼女に「じゃあ、」と声を掛けた。
すると彼女に引き止められ、一緒に昼ごはんを食べる事にした。
彼女の治療が済むまで「おたんこナース」を読む。
歯医者の近くに美味しいカレーを食べさせる喫茶店があり、そこへ。
フライは無しだが、結局お昼はカレーだ(^^)
それから彼女に誘われてカラオケへ。
昼カラは久し振り、お客は私たちだけだった。
飲み物はサービスだと言われたが、さすがに真昼間、彼女は車、
タダでビール呑み放題の誘惑を振り切り、コーラで我慢。
まあ、腫れが引くまで禁酒だよね、やっぱし。
看板犬ララがお出迎え〜



二時間歌いました〜
彼女は面白い歌を聞かせてくれた。
関西TVでやっている「うんこさん」というアニメの主題歌、
「うんとこサンバ」
何でそんなの知ってるの?と聞くと、
ダンナさんが関西の方で、お盆に行って覚えたそうだ。
「うんこさん」は運の無い人に見える妖精で、
見える人に運をつけてくれるらしい。
彼女とは同じ歯医者に通う者同士、
自然にイケメン先生の話になった。
「ねえ、先生の離婚の原因はなんだろうね?」
「仕事であれだけ良い人してるとさ、家では暴君とか?」
「ストレス溜まりそうだよね、先生。」
「まさか〜ホモじゃないよね?」
「ああ、例のカミングアウトして出て行った〇△歯科の先生!?」
「ワタシ、行ってたのよ。でもソレ聞いた時、ああやっぱりって思った。」
「そんなカンジだったの!?」
「うん、そんなカンジ。もののけ姫の歌手に似た感じなんだもん。」
などと、お世話になっている歯医者の先生を肴に喋る女たち。
先生、ごめんなさい。

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