おかしゃん、今日は当たったからマグロ買ってくれたにゃ♪
でも安い配当だったにゃ〜
元金よりちょい浮きくらいじゃにゃい?
働けど、働けど我暮らし楽にならず、
じっと手を見る…だにゃ

まあ、来週、また頑張るわ
ところで昨日の事なのだが、
朝、猫にごはんをあげて、野良くーちゃんにもあげて、
でもまだ眠いから寝たのだ。
くーちゃんは玄関の中で食事させているので、
外ドアはつっかえをして少し開けて置いた。
そして内ドアには鍵を掛けた。
これで安心して二度寝出来るのだ。
それから一時間も眠った頃、すごい悲鳴で目が覚めた!
猫の悲鳴だ。悲鳴…?いや、喧嘩しているのだ!
起きてすぐに思ったのは、確かに内ドアに鍵を掛けた筈だが、
寝ぼけてて実はかけておらず、家の猫とのバトルに!?
ベッドから飛び降り、居間へ行くと、家猫たちはのんび〜りしてる。
気にならないのか?
こんなにスゴイ猫の声がするのに!?
ともかく玄関を開けると、
そこでは野良くーともう一匹の野良猫がもつれ合っていた!
ワタシに気付いた野良はすぐに玄関を出たが、
ドアの外からこちらを伺っている。
逃げないのだ。
なのでくーは自分の縄張りを守るために「フーッ!フーッ!」と威嚇する。
くーの口にはベージュの毛が付いていた。
野良猫はベージュ色のオス猫だ、くーが噛み付いたのだろう。
玄関にはくーの黒い毛と野良のベージュの毛が飛び散っていた。
ワタシはくーが怪我をしていないかどうか観察した。
どうやら大丈夫のようだ。
そして見ず知らずとは言え、もう一方の野良も気になった。
靴を履いて玄関に出ると、くーも外へ出た。
ようやくワタシの存在に気付いたのか(−−;)
ベージュの野良ちゃんの方が人馴れしていて逃げない。
「どれどれ?」と野良ちゃんの体も観察。
大丈夫のようだ。
くーはとっとと何処かへ逃げ、
ワタシと野良ちゃんだけが残された。
くーに比べてかなり汚れているし、頭にはハゲもあった。
癒えてはいたが、怪我をして毛が抜けたのだろう。
ワタシは不憫になり、ドアを開けたまま家に入り、
それから野良にごはんをあげた。
外はまた雪が積もっていた。
この子はどうやって餌を確保しているのか?
見た目があまりにもみすぼらしいこの子に、
やさしくしてくれている人はいるのだろうか?
野良はガツガツと貪り食べていた。
くーと違って側に居ても逃げないのでちょっと可愛い。
見た目のみすぼらしさに、いかにも飢えて可哀相な猫と見えたのだが、
じーっと見ていると、ようやく真実の姿が見えてきた。
太ってるじゃん!
丸々、太っている。
この子もどこかでちゃんと餌を確保出来ているのだ。
ベージュの野良なので「野良べー」と名前をつける(笑)
この子、洗ったらきっとキレイな猫ちゃんになると思えた。
目はとてもキレイな水色だ。
そして何ともご立派なタマタマだ!
野良ベーは缶詰をキレイにたいらげたがドライフードは残した。
そして食事が終わると、おもむろにくーの黄色の猫ベッドに入り、
事もあろうにお尻を上げてのウンチングスタイルに入った!
「それはダメー!」とワタシは手を叩いた。
野良べーは驚いて出て行ったが、すぐにまた戻り、
再び猫ベッドで再チャレンジ!?
ワタシはまた手を叩き、ドアを閉めた。
なんちゅー恩知らずじゃ

くーでさえ、玄関の中では一度も粗相をしないとゆうに。
でも、残したドライフードをまだ食べるかもしれないと思い、
玄関の外へ皿を置いた。
それから、ひどく散らかった玄関の掃除をしましたヨ
それにしても野良のオス同士の喧嘩はスゴイね〜
仲良く食べればいいけど、それは無理なんだろうと思った。

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