つい先ほど、ダンナからメールが来た。
「来月から宮城県へ仮設住宅建てに行きます〜」
おぉ!ついにダンナも被災地復興のお手伝いを!

詳しく聞きたくてすぐに電話した。
どうやら国からの要請で、東京の多くの大工さんが行くようだ。
もちろん、断ってもいいのだが(うちは断らないよ〜)
どのみち東京に居ても仕事がほとんど出来ないようなのだ。
すでに資材が入っている現場は出来るが、
これからは
建築資材がほとんど被災地に回ると言う。
つまり東京近郊の建築資材は後回しと言う事だ。
そう言えば、去年の秋以降から、
ただでさえ建築資材が不足気味で現場が滞っていたのだ。
特に断熱材が入らなくて工期が間に合わない事も多かったらしい。
それに電気屋さんも電気ケーブル等が足りなくて、
色々と間に合わせで何とか凌いだところもあると言う。
ともかく!まづは被災地を!
そりゃそうだ、住む所があって建てるところは後回しでいいよね。
住む所が無くなってしまった人たちに、
一日でも早く落ち着ける場所を提供しなけりゃならん。
「仮設住宅ってプレハブなの?」と聞いてみた。
「違うよ〜木造の二階建てアパートみたいなの。」
でも詳しい事はこれから決まるらしい。
日にちがせまっているが、来月の5日くらいには決まるそうだ。
4月5日頃に、大工さんの会議があるらしい。
でも…?
「会費が三千円なんだって〜」
会議に三千円?
なんだそりゃ?
国からの要請で会議するのに有料なのか!?
そんな金を払うなら募金した方がいいじゃないか!
公民館みたいなところで無償で会議をやらせてくれないのか?
まぁ、ともかく、行くからには気をつけて頑張って欲しい。
仮設住宅と言えども手抜きなどせずに、ちゃんと建てないとね!
そう言えば、ダンナはどこに住むのだろうと思った。
宮城じゃ通うの不可能だもんね。
「もうね、先に大工さんたちの住む仮設住宅を作っているんだよ〜」
なるほどね、多分プレハブだと思うんだけど、
宮城はまだ寒いだろうから、厚手の物を持ち込まなけりゃだわ。
きっと快適な暖房とはいかない筈だ。
カイロもたくさん持ち込まなきゃね。
用意した方が良さそうな物をリストアップしてメールしよう。
ダンナの事だ何でも「だいじょぶ〜♪」と呑気にしてしまうだろう。
いつもいつも、
一体、どんな基準の「大丈夫」なのかと思う奴なのだ。

1