クレイマー、それはワタシざんす

何にケチをつけるのかと言うと...オリンピック〜
見ててイラつくのでここで発散!(笑)
まづは試合後のTV局のインタビュー!
勝った選手にするのは全然かまわないし、選手にとってもよろしかろう。
けれども負けた選手に試合直後にすぐインタビューすると言うのは如何か?
ショックで口もきけない、泣き出しそうな選手に突きつけるマイク、
あれは暴力にしか見えない!
「TV放映してるんだから当然、選手なら応えるべきでしょ」みたいな、
れっきとしたパワーハラスメントじゃないのか?
もしかしたら選手にはその義務が課せられているのだろうか?
日本のみんなが応援しているのだから応えるが当然、かもしれない。
しかし、それは勝って喜びを伝えたい選手にとってはだろう。
負けて一番辛い衝撃を受けているばかりの選手は何とも痛々しい。
だいたい、
「どうでしたか?」みたいな質問ってなんだ〜!?
負けに色々と理由をつけるのは勝った者に失礼ではないか。
選手もそれは重々承知、
だからこの失礼なインタビューにも何とか言葉を選んで答えようとする。
哀れを通り越し、悲しくなってくる。
負けてもメダルを取れた選手ならまた気持ちも違おうが、
そうでない選手の心情を思うと激しい怒りさえ感じる。
インタビューはもっと時間を置いてから落ち着いてからでもいいじゃないか。
「この瞬間が大事!」みたいな理屈は醜いとしか思えない。
それから残念だったのが柔道男子66キロ級の準々決勝、
日本の海老沼と韓国のチョ・ジュンホ戦。
判定で審判が韓国の青旗を三本揚げたのにそれを覆しての白三本!?
なんだそりゃ!?
ぜんっぜん、意味分んない(−−;)
そりゃワタシも「え!?青旗三本!?」と目を疑ったが、
審判が三人ともに韓国と審判したのにそれが全部覆るってオカシイじゃないか。
納得できない海老原のすがるような目、畳からどうしても降りられない。
降りたらもう終わり、だもんね。
メダルは欲しい、そりゃ欲しい、悪魔に魂を売ってでも欲しいじゃろ。
おまけにこれは正当な抗議ですらある。あるのだが、
しかし、柔道はそれでいいのか?
世界が認めた日本の柔道の美しさはそこに存在するのだろうか。
もちろん、悪いのは審判である。
オリンピックに出場するような選手は誰もが立派な柔道家である。
その彼等に汚点をつけるような真似をした。
海老原に立ち往生させるなんて!
勝ちを手にした海老原にもアヤがついた勝利で同情するが、
一度は勝ちを手にしてそれを奪われた韓国のチョ・ジュンホに対して酷い仕打ちである。
楽しみにしていたオリンピックにとんだアヤがついた苦い試合だった。
ともかく、この覆った判定のわけをきちんと説明して欲しい。
たぶん、後日きちんと放送されるだろうがモヤモヤして気持ち悪い。
審判を審判する人が物言いをつけたのだが、それが、
「正当な判定をするように」
いや、オカシイって!
正当な判定をするのが審判なのだ。そこに立っているのは何なんだって。
海老沼は決勝で一本勝ちすることを祈る。
それで少しはこの試合についた染みも薄くなるだろう。

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