日中は暑いけどようやく30度を切り、27・8度くらい?
陽射しは強くてジリジリするけど、日陰は涼しいです。
んで、夜は〜寒い!!!
ひや〜っとする冷気にとても窓なんか開けてられません。
ようやく秋の気配が漂い始めた気がします。
でもこれって普通の北海道の夏くらいかも?
ともかく、生イクラも出回り、今年もイクラ丼に舌鼓を打ってます♪
食欲の秋〜そして読書の秋?
久し振りに図書館で本を借りました。
借りたいと思ってた本はことごとく貸し出し中!?
んで、取りあえず、もう誰も借りてなかったから村上春樹をチョイス。
大騒ぎされてた「1Q84」を全三巻(だよね?)
ちなみにタイトルは年号と言う事がようやく分かりました(笑)
若い頃は村上春樹が好きだったんだよね。
でも最初の三作くらいまで?
「ノルウェーの森」を読んでからは読まなくなってました。
さて、久し振りの村上春樹ですが、あまり期待はしてなかったの。
それでもベストセラーですからね、期待を裏切ってくれたらいいな〜と。
んで、
読み始めはまったくつまらん!
冒頭からつまらんと読むのがおっくうになります。
でも三冊借りちゃったんだから、そのうち面白くなるかもと読み進めてます。
一巻目の中ほどまで読んでの感想は…クドイ!
どうでもいい余計な描写が多過ぎるし、それがまた、巧くない。
昔はもっとサラっと巧い描写があって良かったんだけどなぁ。
おまけに内容には人の小説を書き直す、と言う件があるんだけど、
そこでは「余分なものを省き、足りないものを足す」とあるんだよね(笑)
お前の小説を書き直せと言いたくなるくらい余分なものが多過ぎるわ。
なので半分くらいは飛ばして読んでます(−−;)
要らないところを省くと、内容はまぁまぁ面白いかも?
女殺し屋と他人の小説を書き直す作家志望と編集者の話みたいですね。
これがどんな風に繋がるのかはまだ分かってません。
別々の場所で起こるふたつの話しが繋がるのは海外文学には多いけど、
これはやはり「先を知りたい!」気持ちが湧くんですよね。
なのでつまらなくても、その気持ちだけで読めちゃうのかな?
彼は昔からキャラクターに何とか個性を持たそうとこねくり回してるけど、
今回のは酷いわ。
明るい変態なら面白いだけど、根暗な変態ばかりなんだもん。
登場人物にはまともな人間が少なくて、気持ち悪いやつばかり。
なんでかな〜と考えてみる。
ともかく、女性心理がかなりおかしいんだよね。
どうしても共感なんか出来ないどころか嫌悪感さえ覚える。
余りの出来の悪さにちょっと疑問が湧いてくる。
これは編集の責任かと。
売る為に悪趣味要素を入れさせたのではと思うくらいだ。
でも村上春樹は決して悪趣味な描写で読ませる作家ではないはずだ。
どこからおかしくなったんだろうねぇ?
よく分からないが、かなり残念な試みにしか思えない。
話しの筋は今のところ、まぁまぁ読ませてくれる流れだ。
彼のスタイルとも言える異質な世界というか、異次元的な世界と言うか、
あまり興味の持てない世界を無理くりねじ込んでくる。
設定に無理があるが、それは小説だからと目をつむって読んでいる。
作り話の揚げ足を取るのは無粋だもんね。
村上春樹はもともと、登場人物に魅力がないのだが、
(なのでエピソードがつまらん!こんなに要らん!)
情景描写やクールな話しの流れに好感が持てた作家だった。
「海辺のカフカ」にすれば良かったかなぁとも思うが、
(ノーベル賞候補に選ばれた作品だよね?)
ともかくは全部読んでからまた感想を述べたいと思う。
「1Q84」が売れたのはノーベル賞騒動があったからなのか?
まぁ、本は何かしら興味を惹く要素があれば売れるもんね。
水嶋ヒロくんの本を思い出したわ(^^;)
それからこれは1980年代の話なんだけど、
どうしてもその時代に読み手を引き込まないのよね。
そこんところの描写は足すべきだったかも?
どうしても現代の情景しか思い浮かばないんです。そこも残念。
まぁ、グダグダとグダをまいてますが、
もともとは大好きな作家だったので、悔しい気持ちが大きいんですね。
昔は日本のヘミングウエィかとも思ってたんだもん♪
「面倒くさい男」と付き合うつもりで先を読んでみます〜
もしかしたら、これから
すっごく!面白くなるかもしれないしね〜♪

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