日本郵政の西川社長続投問題に関して、マスコミの多くは西川社長(小泉・竹中一派)に与する論調をとってきた。
産経新聞が、そんな御用メディアの一つであることは言うまでもない。
銀座、新橋で聞いた鳩山VS西川 政局混乱うんざり
総務相辞任に発展した、鳩山邦夫氏と西川善文日本郵政社長の「かんぽの宿」売却をめぐる対立。本紙は今週、東京都内で、鳩山氏と西川氏のどちらを支持するかを街頭で聞いた。
調査は銀座、新橋の2カ所で行い、回答者は計50人。西川社長の続投を支持するのは約40%の22人、鳩山氏を支持するのは約35%の18人で、「どちらでもない」は10人だった。
このうち、銀座では西川支持が15人で、鳩山支持の7人に倍以上の大差。一方、新橋では鳩山支持11人、西川支持7人で逆転し、“庶民派”に鳩山支持が多い構図もうかがえた。
(太字強調は筆者)
要するに産経は、鳩山邦夫氏を支持するのは貧乏人であり、お金持ちの西川社長に嫉妬していると言いたいのだろう。
こういう所にマスコミ関係者の傲慢さがにじみ出ている。
50人の回答者というのも、どういう手順で集めたのか集計方法の不透明さが気になるところだ。
まさに権力の御用メディアの面目躍如といった観のある記事であった。

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