総選挙の投票日も近づき、民主党への政権交代が現実に近づきつつある。
ここに来て、自公政権の元で我が世の春を謳歌してきた連中が半狂乱で民主党へのネガティブキャンペーンを張ってきた。
女流作家として知られる林真理子も、そんな連中の一人である。
林真理子といえば大の小泉純一郎信者として知られ、「過労死は自己責任」の迷台詞で知られる派遣業者の奥谷禮子とは大の仲良しである。
その林が、漫画家の西原理恵子や経済評論家の勝間和代らとこんな
噴飯物の座談会を行っている。
好き嫌いはともかく西原と勝間のコメントには同意出来る部分が無くもないが、林のは酷い。
林が世襲を擁護しようとして、他の二人に瞬時に否定されたのには笑ったが、林はこんな噴飯物な発言をしている。
林 「この国で誰がいいですか?」と聞いたら「ビートたけし」なんてことになってしまうかも。4年前の郵政選挙で、小泉(純一郎)さんがテレビに向かって「やる」と言ったら、みんな魂が吸い寄せられたようにしびれてしまった。今回は小泉さんの代わりをマスコミがしている気がしてなりません。政権代えましょう、と。
「小泉人気」こそが、まさにマスコミが作り出した虚像に過ぎないことを林は知らない、というより知らない振りをしている。
4年前の郵政選挙の時には、アメリカの大手保険会社(現在は政府の管理下に入ったが)から、日本の大手広告代理店を通じて宣伝費用の名目で各マスコミに大金が流れたのは、知ってる人なら皆知っている話である。
そして、今回の民主党への追い風はマスコミが作り出した物とは言えない。
マスコミはむしろ、民主党への追い風を沈静化させるべく動いており(なぜならマスコミもまた自公政権によって既得権益を享受してきた層だから)、今回の民主党への追い風は民主党への積極的な支持によるものではなく、自公政権への有権者の怒りが原因である。
まー投票日まで、自公政権の既得権益享受者による民主党へのネガティブキャンペーンは猖獗を極めるであろうが、イタチの最期っぺのようなものだと思って、怒らずに生暖かい目を見守るべきなのだろう。

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