昨日衆院総選挙が行われ、民主党が議席300超を獲得して政権交代が確実となった。
私の念願だった自公政権の崩壊が実現したにも関わらず、私の心境は複雑である。
今回喜ばしかったのは、前回の総選挙で惜しくも涙を呑んだ郵政造反組の城内実さん、小泉龍司さんが見事無所属で小選挙区勝利を獲得し、小林興起さんが民主党から比例当選を果たしたことだ。
辛く苦しかったであろう、浪人生活の中で活動してきた彼らに賛辞を送ると共に、日本復活のため全力を尽くして頑張ってくれることを心から願っている。
残念だったのは、かんぽの宿の問題追及や郵政民営化問題について真摯に取り組んでいた国民新党の綿貫民輔代表に亀井久興幹事長、それに社民党の保坂展人さんが健闘虚しく落選してしまったことである。
本当に残念でならない。
自民党議員でも、(例え酩酊会見で恥を晒したとしても)中川昭一前財務相や島村島村宜伸元農水相など有為の人が落選し、武部勤・町村信孝・小池百合子・中川秀直・高市早苗・古屋圭司などの姦物がゾンビの如く比例復活してしまった事に選挙の恐ろしさを感じずにはいられない。
私は自公政権の崩壊は望んでいたが、だからと言って自民党の崩壊までは望んでいない。民主党にもグローバリズムを信奉する手合いがわんさかいるし、そういう連中が党内の主導権を握ると自公政権ばりの恐怖政治に走る可能性が大きい。
民主党の暴走を防ぐためにも、自民党の立て直しは急務である。
自民党を立て直すキーマンは
石橋ゲル石破茂であると私は睨んでいる。
間違っても安倍晋三なんかに自民党のイニシアチブを取らせてはいけない。
安倍は自民党本部内の掃除係で充分である。

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